このレビューはネタバレを含みます
よせばいいのに、精神を病んだストーカーに付き合って浮気ごっこをする妻。それを守ろうとする夫がひたすら健気で同情してしまう。妻が自分の過ちに気付き、ストーカーが病院送りになる結末はまだ救いがあるが、果た>>続きを読む
殺人事件、戦争、男女関係などの大きい要素が連続するのでそれなりに引き込まれる。母と娘の屈折した心理の描写に少し物足りなさが残った。ひたすら頑張る父ちゃんが偉すぎる。
まさにコメディで映画館でも何度も笑い声が起きていた。その割にスコアを高くつけられないのは中身が軽すぎるせい。複数のストーリーが進むが時系列もまちまち。一つの話は一日の出来事っぽいがもう一つは何日も経過>>続きを読む
部屋に居座る幽霊を通して戦争の記憶、当時の演劇を盛り込む意欲作…なのは分かるがやや消化不良に終わる。「明日のパスタはアルデンテ」同様、ゲイが一緒に盛り込まれるのはこの監督のお約束なのか。
史実と虚構?のバランスがいい。暗くなりすぎることなく適度な緊張感が保たれ、物語に引き込まれる。救いのない結末にいくばくかの明るさを加えるラストに好感。
やや状況に不自然さを感じるのはさて置き、それを乗り越えて見せたいものが今ひとつ感じ取れなかった。
家族それぞれのエピソードが上手に描かれて終始引きつけられる。キャラクターも立っている。終わり方もいい。
ペネロペの汚れ役演技がいい。並行して語られる過去と現在がどう絡んでいくのか気になりながら見た。