ばしをさんの映画レビュー・感想・評価

ばしを

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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

映画は終わった。私はこの作品の他に何を求めれば良いのだろう。

人間のある側面を描いてその本質を捉えた映画はいくつもあるが、人間の醜さと尊さ、そのほかの階級や宗教、倫理などほぼ全ての側面を描き、これほ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

"何をしたいか知っている者は幸せだ。仕事が苦にならない。彼らはすべきことを見つける。それの虜となり成功するまでとことん進む。"

フォードの商業主義的過ぎる行動が目に余るという印象。見終わったあとも胸
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人類史最重要人物の一人であろうオッペンハイマーという科学者の大きな矛盾を描いた映画。
初めて鑑賞したあと、印象的だったのはオッペンハイマーの掴みどころのなさである。
原爆を作ってしまったことに対する後
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いままでにない異色の作品。
まず徹底的に作り込まれた世界観のおかげで登場人物たちの異常さに対する抵抗が薄れ、すんなり入ってくる。
またカメラも他の映画とは異なっており、魚眼レンズを用いたり、ピンホール
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いい体験をした。
ゴジラの映画はこれとシン・ゴジラしか見たことがないが、共通しているのはゴジラを主としているようで実際に描いているのは人間だというところだろう。
それでもゴジラは脇役になるわけでなく我
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罪と罰(1983年製作の映画)

1.0

退屈な映画。原作から監督が余分だと思ったものを削ぎ落とした作品だと感じた。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

好きな映画に出会えた。知的障がい者のフォレスト・ガンプの波乱万丈の半生を描いた物語。構成がかっちり作り込まれた映画で飽きがこなかった。途中までバス停で色んな人に自らの過去を語るという形をとる事で物語に>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤は胸糞悪いシーンがずっと続いてポーランドでユダヤ人がどんな扱いをされたのかをよく知ることができたが、見てて気分が悪かった。何回も見る映画ではない。

戦争そのものはどちらにも何にも染まることのない
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

序盤はスターウォーズとかマトリックスの特訓シーンと酷似していてなんか安っぽい印象があってクリストファー・ノーラン監督映画特有の重厚感みたいなものが感じられず、不安と退屈を感じていた。
物語が動き出した
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

死刑制度だけでなく、日本の司法システムそのもの、善悪などの多くの問題が練り込まれた社会派の映画。
役所広司が演じた容疑者は映画全体を通して空っぽで、まさに"器"であり、真実を明かさないまま終わったこと
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

久しぶりに軽い映画を見た。可もなく不可もなくという感じ。原作も目つきの悪い女の子が主人公なら小松菜奈はこの上ない人選だと思った。というか配役は全員良かったように思える。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

やはり東野圭吾は期待を裏切らない。
草薙役の北村一輝の演技が上手すぎて主役ばりに目立っていた。内容的には正解だったけど。
エンドロールで過去作の映像も差し込まれていたのはこの映画を集大成にするという事
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

痛快でハラハラさせる、しかししっかりと社会問題を取り扱っているいい映画だと思った。

途中元家政婦とその夫と遭遇するシーンは芥川の羅生門が思い出された。酷く醜く思えた。あの極限状態においてはあれほど醜
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

難解。
この映画の話の進み方は通常の時系列順ではなく、結果を先に見せられるので構造上伏線回収の嵐になるという斬新で新感覚の映画体験だった。
途中から髭面メガネの言っていることが全て嘘に聞こえてきて最後
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カーズ(2006年製作の映画)

3.5

今まであまりちゃんと見てこなかったが、改めて見直してみるととても分かりやすくて笑いあり感動ありのいい映画だった。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

内容が分かりやすく、スッキリと楽しめた。主人公は初め法律の範囲内でアル・カポネを挙げたいと言っていたが、彼らの仲間を誤って殺し、仲間が殺されていくうちに口だけのヘタレだったのがどんどん一人前の財務官に>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

すっきりして面白いいい映画だと思った。
人にも勧めやすい。

誰もが凄い凄いと言うけれど、その本当の価値は彼らが活動していた時代に生まれていない物には分からない。
ビートルズの曲を誰も知らない世界でそ
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セッション(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

終わり方がすっきりしていてとても良かった。指揮者の鬼教師は中学の時の顧問を思い出して途中からあまりいい気持ちでは見られなかった。しかし主人公がドラマーとしての自分の将来を自ら取りに行く姿勢は感銘を受け>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

あんまり面白く無かった。主人公が異世界(死の世界?)に飛んだ後に出会った少女との関わりが対して描かれなかったのにも関わらず再開した時は抱き合うほど喜びあったり、主人公がその世界に入ってから出会う人や現>>続きを読む

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