ムハゴロウさんの映画レビュー・感想・評価

ムハゴロウ

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女神の継承(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

地元にも、近からず遠からずな風習?信仰?のようなものがありまして、「なんかぽいなぁ」って気持ちで見てました。

モキュメンタリーとは理解しつつ、導入のシーンがリアルでちょっと騙されそうでしたよ。ミンが
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

音と映像がめちゃくちゃ凄かった。
久しぶりに映画館で音の振動感じられて、改めて劇場っていいなと思わせてくれました。

ストーリーは正直単調だったけど、3時間近く飽きなくどっぷり浸かれました。
ただ私の
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.3

なるほど、確かに猟奇的なすれ違いコントだw
いつも胡散臭く感じてた自己啓発・自己分析がポジティブに思えたからセミナーなんかの資料として最適かも()

悪魔のいけにえ+13日の金曜日、時々ファイナルデッ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカルとは聞いてたが、まさか全編だったとは。
召集令状きっかけの、切ないすれ違いラブストーリー。招集がなくても、若すぎる2人はきっと別れてたんだろうなと心が汚れた大人(私)は思ったわけで。
メロ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ギリシャの変態監督ランティモス版「メアリーの総て」だった。
一部例外を除くほぼ全ての男性がクズなのもしっかり踏襲。

ベラの乳幼児期から始まり、イヤイヤ期・好奇心旺盛期・思春期・成人期に至る大冒険物語
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野のユリ(1963年製作の映画)

3.0

アマプラから勧められて、シドニー・ポワチェだったので視聴。

なんつーかマザーがベルリンの壁越えの荒波潜ってきてるからか、なかなかのやり手で煽り上手。それに翻弄されるスミスさんが良い人すぎて不憫になっ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

アマプラ配信されてたので嬉々として視聴。
が、字幕が残念で吹替に変えたが吹替もしっかり良かったです。

レクターとスターリングの友情とも愛情とも違う、妙な絆が育まれていく面接シーンがスリリング。資料を
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ドグラ・マグラ(2010年製作の映画)

1.5

劇中のフォントがgood。
正木教授が原作のイメージ通りでした。

現場からは以上です。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.2

奥さんが1番サイコパスだった。
欧州の過激派ヴィーガン事情は思ってた以上に過激だった。主張はわからなくないけど、自然界の弱肉強食についてはどうなんだろう?
そして神戸牛どんだけ美味いんだ…

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.6

仕事を終えたバベットの姿がめちゃくちゃカッコいい。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

血のバレンタイン、スクリーム、ファイナルデッドシリーズの栄養素が絶妙な匙加減で旨味を出してくれてます。
フェイク予告のおバカさを残しながらもしっかりホラーで美味しゅうございました。

16年待った甲斐
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.6

一般市民にも容赦ないバーホーベン節が炸裂。
ありがとうございます。大好きです。

トゥルーライズ(1994年製作の映画)

3.3

そうそう、これこれ。
週末の疲れた身体にはこういうのが良いんだよ。
ストーリーは流し見でオッケー。シュワのアクションとジェイミー・リーのダンスが見どころです。
エレベーターのお馬さん可愛い。

クライ
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ブラックブック(2006年製作の映画)

4.1

いやぁ、大好き!
事実からの着想とのことだが、こんなに膨らませられるんかってくらいスリリングで面白い!
フランケンが全体を通して悪人なんだけど、何故か憎めない。
陽キャのロニー。ギャルはいつの時代も強
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4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

3.7

主人公以外、(法を犯す人、犯さない人全て)自分のことばかりな印象。
これが独裁政治下の社会なのか。
終始ヒリヒリして目が離せない。
大好きな映画のひとつ。

草原の実験(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにすごい映画を観た。
セリフが一切なく、初めは「ハズレか?」と思っちゃったけれど、気付いたらめちゃくちゃ見入っていた。

所々で示唆させる描写が視聴者の心の片隅に「もしや」をちょっとずつ植え込
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.0

このクソガキが!
トミーリー側が悪者に描かれてるけど、終着点はスーザン側も同じ。
ただトミーリーの方は相手が子供だからって段階踏んでないから事態を複雑にしてる感は否めない。でもってスーザンがかっこいい
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2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

3.5

いやぁ陽気なスプラッタだなぁ
ミッドサマーにも影響を与えた?と思わせるシーンも垣間見えて大満足です。

時折村人たちが事を致した後に気まずそうな表情を見せるんだけど、どういう事なんだろう?
根っからの
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バーバリアン(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

前情報なしで配信で視聴。
大枠のストーリーは良かったんだけど、細かいところが詰まってなかったのが残念。

前半のザ・ホラーな進行から、突然違う映画始まったかと思うような後半の陽気なシーンの転換、めちゃ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

殺人事件の容疑者にされてしまった支配人(とロビーボーイ)の逃走劇。
ビジュアルすごく可愛い。
ストーリーは単純なのにそんなに複雑にする必要あったのかなぁ…って感想。
キャストが豪華すぎ。マダムがティル
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

一部界隈では鬱映画のカテゴリーに入っているみたいだけど、鬱ではない。
別名保存の男性と、上書き保存の女性では感じ方が違うのかもしれん。
中学生の深夜徘徊は心配しちゃった。

人物にやや粗さはあるものの
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.6

ホテルの管理人として冬の間だけ滞在することになった一家。
働いてるの奥さんやーん!
ジャック小説も書かずなにしとんねーん!

キューブリックといえば!のワンポイントビューの映像がめちゃくちゃ美しい。
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

2.8

劇場公開時に観た時はハマらんくて、最近観てもハマらんかった。ごめんなさい。
ルッキズム至上主義の世界。
こんな上司は嫌いだ。

ファッションはキラキラで素敵なのはもちろん、セリフ回しもウィットでオシャ
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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版](2009年製作の映画)

3.6

前半までは散らばってたエピソードが後半で絡み合う展開が爽快!!
そしてリスベットのメイクは彼女なりの武装だったんだなと。
主治医(善)のプロ意識がクソかっこいい。

追記
どこの国でも裏で糸引いてるの
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ミレニアム2 火と戯れる女[完全版](2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

事態は複雑になってまいりました。
登場人物の名前が馴染みなさすぎて追うので精一杯。
一言で言えば壮大な親子喧嘩なのだけれど、そこに行き着くまでがものすごくハラハラで、ヘタなサスペンスより見応えあります
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

4.0

オリジナルもハリウッド版も大好き。
どちらも名作に違いないのは踏まえつつ、オリジナルの素朴な雰囲気が事件の不穏さを際立たせる。ビジュアル(特にミカエル)はこっちがしっくりくる。
ハリウッド版はスタイリ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

趣味は合うけれど、価値観が異なる2人。
絹ちゃんは感性を大事にしたかったけれど、麦くんは「今」を大事にしたかった故のすれ違いが切ない。
特に後半はリアルでキツかった。
本棚のAKIRAの単行本が哀しさ
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ステップフォード・ワイフ(1975年製作の映画)

3.6

明るいホラー。
「ゲット・アウト」のオマージュ元の映画なんで、答え合わせとして見てもめちゃくちゃ楽しい。

妻は貞淑であり、常に夫を立て、良き母であること。
一部の過激派が推進したがっている世界がここ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

一言で言えば「そっか…」って感想。

捕食者が昔からウロウロしてたなら展開も解らなくはないけど突然現れた感じだし、お馬さんの(目を見るなって)伏線も取ってつけたような感じで腑に落ちなかった。

けど全
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

最初見た時はハナタレガキんちょの頃だった。当時はキラキラで素敵なお話だなって思ってた。
大人になって見返すと、性とドラッグについてカジュアルすぎんか?って感想。
よくスカッとシーンで取り上げられるブテ
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

確実に見る順番間違えたと思ってたら、死霊館を押さえていたのでついて行けてヨカッタヨカッタ。

ストーリー展開は王道で、安心して見られました。

十字架って思ってるほど万能アイテムじゃないんだねえ。
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

アマプラで視聴。
このタイミングの配信は、意図したのかは不明だが意義のあるものだと思う。

ミラマックス、ワインスタイン・カンパニーの映画にほぼハズレなしで、当時めちゃくちゃ見まくってただけに、こんな
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.4

昔見た時は全くハマらんかったけど、時を経て見返してみると、ええやん!
冒頭から主人公含めみんなギスギスしてたのが、徐々に柔らかくなっていく3次元のファンタジー。
演出のあざとさはちょいちょい鼻につくけ
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.0

登場人物誰にも共感できないストーリー。
時間かさんでも良いから、もっと掘り下げた見せ方してもよかったかなあと思った。
そしてテディがめちゃくちゃカワイイ。天使すぎる…。

室内の反響とか、いろんな細か
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