ムハゴロウさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ムハゴロウ

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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.4

昔見た時は全くハマらんかったけど、時を経て見返してみると、ええやん!
冒頭から主人公含めみんなギスギスしてたのが、徐々に柔らかくなっていく3次元のファンタジー。
演出のあざとさはちょいちょい鼻につくけ
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.0

登場人物誰にも共感できないストーリー。
時間かさんでも良いから、もっと掘り下げた見せ方してもよかったかなあと思った。
そしてテディがめちゃくちゃカワイイ。天使すぎる…。

室内の反響とか、いろんな細か
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麦秋(1951年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今とは価値観が全然違う時代なので、アウトだったり共感できない表現があることを踏まえつつ。

娘(妹)が嫁に行くまでの淡々とした物語なのに、すごく魅力的。
そして女性陣の所作の美しいこと!
紀子は常務さ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

地元のレンタルどこにもないし、配信は有料のみ(我課金しない人)だったのでほぼ諦めかけてたら、最近アマプラで配信されてウキウキで視聴。

ここで言う人間は高度な知能持つアリとかカブトムシみたいな存在だっ
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

潜在意識の不満を、おそらく大人の階段を登るお年頃まで育ててしまった故の悲劇。
不満だけで構成された思春期はコントロール難しい。

承認欲求の塊ママが痛キツかったです。
理想的な家族像を配信してて、実は
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.4

自己中と事なかれ主義とアホ。
自己中の行動はなんとなく共感した。きっとこうなっちゃうと思う。
ホラーのセオリー無視の展開と、全て良くない方向に行くのが良かったです!
イーライ・ロスもしっかり出演w
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.2

ジャケとタイトルからは全然想像できねえ滅入るストーリー。
チョコソース漬けのチュロスがものすごく美味しそう。

ケンタッキー・フライド・ムービー(1977年製作の映画)

3.0

コントとミニドラマとフェイク予告を組み合わせたナンセンスコメディ。
この手のジャンルは途中でお腹いっぱいになりがちだが、最後まで飽きずにゴールできたのはさすがジョン・ランディス!

70年代の4Dは斬
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

2.5

安心してみられる王道ストーリー。

王道なだけに細かいシーンにモヤモヤが残りました。
彼氏、夢追い人にそれ1番やっちゃいかんやつだし、主人公のことガキ扱いするけど、そのガキに手を出したのどなた?
ハナ
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イカボード先生のこわい森の夜/イカボードとトード氏(1949年製作の映画)

3.4

「イカボード先生の怖い森の夜」のみの感想です
小さい頃見た時は「ミッキーのハロウィン」みたいなタイトルの収録作だったような?
今回見たのは「ミッキーの王子と少年」で。
今でこそ笑ってみられるくらい耐性
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

こええええええええ!!!
過去と現在が入り混じりすぎだろ!
第1パートで主人公が頑なに名前を言わない理由や、家の中で大股で歩く理由、新入りの「あなたの事知ってる」発言などなど。意味がわかると怖い話だっ
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

解決はしないし背景がわからないけれど、じっとりな見せ方は良かったです。
ホラー慣れしててもヒエっとなりました。

看護師さんカトリックで被害に遭っちゃったし、なにしろ神父に化けられたってことはラスボス
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リベンジャー 復讐のドレス/復讐のドレスコード(2015年製作の映画)

3.2

ライトなスカッと復讐劇だと思ってたら、結構ヘビーでドロドロだった。
登場人物皆体張りすぎだよ。
認知症(?)のオカンが徐々に自我を取り戻し、娘に心を開いてくのが良かった。

ケイト・ウィンスレットがカ
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ソダーバーグ版を昔観てたんだが、”宇宙で奥さんのそっくりさんに会うお話“程度にしか記憶になかった。

哲学というには軽く、娯楽というには重い。(個人の感想です)
奥さん(のそっくりさん)の不穏な空気、
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ大好きな映画。
初見よりもリピートの方が涙腺が脆い!
堤防が何度決壊したか!

最初とラストでジョアンナが「ビリーは連れて行かない」って言った時のテッドの表情の違いで完全に堤防が崩壊されま
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.5

いじめっ子は虐めたこと忘れるけれど、いじめられっ子は虐められたことは絶対に忘れない。
有名なテーマ曲。そしてバリエーションの多さよ。
オープニングめっちゃオシャレ。

ブラッディピエロ 100人連続切り裂き(2007年製作の映画)

2.9

内容はないに等しいが、スプラッタ描写は大好き。監督が特殊メイク出身とのことでナルホドね〜!

吹き替えは最初見た時はナンジャコリャ?だったけど、だんだんと素人棒読みがクセになる。

撮影時の監督の楽し
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.0

中盤までは数あるホラーよりもホラーで、グロテスクだった。
土下座は直視できなかったよ。
小さいコミュニティにいるとそれが世界になってしまうんだよなぁ(経験)
青山君はヤマモトに出会えてよかった。

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幻の女(1944年製作の映画)

2.4

原作大好きなのでちょいと残念でした。
いきなり始まってさらっと巻き込まれる展開。初見さんにはあまり優しくない気がしました…。
見所は速記と地下ジャズのシーン。


欲を言えば冒頭のシーンはもっと時間か
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パラノイア 暴走祖母(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

パイはどこへ消えた?

わらの犬(1971年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

事なかれ主義の男が少しずつブチ切れていく。そして観客も彼に追従するようにブチ切れる。

一部シーンは不快感MAXだがそれがあることによって奥さんの後半の行動に繋がる。
うーーーーーん……キツイ…

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

血の繋がり云々が美徳みたいな流れがあるが、血のつながりがなくても親子になれるんだよ。
今以上に同性愛カップルへの偏見がひどかった時代、子供の幸せよりも世間体第一なのがツラかった。



監督のトラヴィ
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東京暮色(1957年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「お会いになったって、不愉快になるだけよ」
ホントに不愉快だった。あのクズ男。
セリフの対象は全然違うけど、観客に向けてのセリフだったのか?と思わずにはいられない。

小津は3作目の鑑賞。ほんわかした
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千年女優(2001年製作の映画)

3.8

現実なのか、回想なのか。
混乱するけれどそれが全く違和感がない。
監督のファンぶりがむずキュンだし、千代子さんノリよすぎw

「彼女は歳を取らないんだ」
「明日になると忘れてしまうから」
所々のセリフ
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ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

3.2

成り上がり痛快ストーリーが気持ちいい!
Queenもデヴィッド・ボウイもマッチしすぎでしょ!
ラッパでギター音奏でる冒頭の音楽班アツい!

セッション(2014年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ごめん、私はハマらなかった。
音楽にストイックすぎるが故のパワハラ指導で生徒萎縮しちゃってるし。そこからは何も生まれないと思うんだよねぇ。
主人公の努力の賜物で後半「おぉ!」ってなったけど、決してハッ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

間違えて持って帰ってしまった友達のノートを届けに行く。ただそれだけのストーリーなのに、ものすごくハラハラした。
ラストのワンカットがすごく良い。

陸軍士官学校(1927年製作の映画)

2.4

学校紹介PR映画。
学生達の努力が活かされない、平和な世だったらよかったのに…

起床合図のラッパ班は何時に起きてたんだろう。

メアリーの総て(2017年製作の映画)

2.8

時代物が見たい気分で視聴。
フランケンシュタインのストーリーはざっくりofザックリしか知らないのだけど、あの時代の18歳の女性が書き上げたってのは知らなかった。
映画としては全体的に惜しいなぁって感想
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.2

前に一回見てたのに、なんでストーリー忘れてたんだ!こんないい映画なのに!

ベルリンの壁崩壊前の東ドイツの監視社会に恐怖した。
仕事の鬼・大尉の心が静かに緩やかに変わっていく様が、観てるこっちも緊張が
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密告(1943年製作の映画)

2.2

字幕が残念すぎて理解が追いつかず、ウィキペディア読んでようやく腑に落ちた。

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

2.5

久々に頭空っぽで楽しめました。
正直恋愛要素はいらんかなと思ったけど原作あったんだ!

正直、厨二病拗らせた大人のバカアクションがもっと見たかったなーって感想。
バカ映画における、マッチョの大袈裟なバ
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