曽瀬皇帝さんの映画レビュー・感想・評価

曽瀬皇帝

曽瀬皇帝

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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.0

ミステリー映画の要素も強くあるから最後まで引き込まれる作りになっている。
ただ本題は明確で、かなり難しいテーマ。
だからこそ映画として多くの視聴者を巻き込み、少しでも考えるキッカケを与えることができる
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.1

すっげぇよこれ。
絶対ネタバレはあかん。
匂わせるようなことも書きたくないから多くは語らずにしますが、移動の飛行機の中で見てたら空港降りてからすれ違う人みんななんか怪しく感じました。くそジロジロ見てた
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アウェイデイズ(2009年製作の映画)

3.4

クローズinUK ほぼそれ。
けどやっぱファッションと音楽と役者でカッコよくなる。

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.3

パーフェクトワールドはねえって事なんかね、、
すげえよかった、、切なかった、、。

子役の子切なさや悲しみ、やるせ無さ、無力感を「んむ〜」って顔で表現するのがすごく上手かった。子供にとっては言語化して
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

自身の周りにいないと考えずらいテーマだけど、興味を持ったり理解を深めるキッカケとしてすごくいい作品だと思う。
話も演技ももちろんよかったけどシンプルにチャーリー・プラマーくんやっぱすこすぎる。
どうや
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.2

想像と違いすぎて、、
まああくまで自分の、だからハマる人はハマるんだろうけど、結構序盤であれ、そっち系かってなってましまった。
期待してただけに少し残念ぴえん侍

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.7

壮大すぎて昼間自分が勉強してた小切手振出してとか、土地売却益がどうとかクソどうでも良くなりました。危惧してた尿意も全く感じませんでした。確実にあれは3時間ないので何らかのトリックでしょう。

腰抜かし
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポスターで騙されてはいけない。
鑑賞後晴れやかな顔では劇場を出られないタイプの作品。

大昔からあるような普遍的・根本的な人間の闇が、現代社会の最新の問題を使って描かれている点がよかった。
神の如く善
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

ただキアヌがジッポでタバコ吸うとこを見せるために壮大なストーリーを作っちゃいました。みたいな映画。

いい意味です。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

この手の作品はやっぱりみんなの言うことを聞くべきだね。
前情報なしでみる、これに尽きる。
人間って本当に驚いたり絶望すると腰抜かすのかな。
結局終盤まで何ストーリーなのかよくわからないところが上手いと
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.7

映像こんな綺麗なんだって終始驚いてた。
物語と意外と入り込めたのは映像の美しささに違和感がなかったからか、エマワトソンの美しさか。いや、エマワトソンか。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.7

それぞれ環境や時代や熱を注ぐ対象は違くとも誰にでもある「あの頃」はやっぱりかけがえのないものなんだよなあ。

にしても役者達が素晴らしすぎる。
くれなずめでもそうだったけど若葉竜也は絶対友達の中に一人
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.7

ジャームッシュ作品はやっぱり素晴らしすぎる。

登場人物ほとんどみんなしょうもないんだけど、それでもなんかかっこよく撮れちゃうのがすごいんだよなあ。

いちいち台詞もかっこよかったりするから、モノクロ
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.6

下町の銭湯に行きたくなるなあ。

時代は変わっていくし少し寂しいけれど終わり方は好みだった。

太陽を掴め(2016年製作の映画)

2.0

好きな役者が出てるからというだけで映画を見てはいけないことがよくわかります、、まあそれぞれの好みで自由ではありますが。

吉村界人はやはり絵になる。
けどだからこそもうぎゅってして5分くらいのPVで終
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オマールの壁(2013年製作の映画)

3.7

当たり前に友人や仲間と話ができて、当たり前に家族や恋人と愛し合える事に感謝すべきだと感じた。
同時に、それが当たり前にできない人達が存在する事も改めて理解すべき。

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

単に悲しいとか、辛いとかそういう感情だけではなくて、簡単に形容し難いし、しちゃいけない気もする。
ただ、お母ちゃんが後悔と自責の念に苛まれるシーンは涙が溢れた。やるせない。

こういう映画はかなり昔か
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.7

ガッツリブルーですやん。
想像以上だった、誰とどう生きるか大事だなと。
ライゴズは目の色気たまらん。

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

フランス人のフランス人によるフランス人の為の映画って感じ。
嫌いじゃないなー。共感はできないけど。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

ちょっと、思い出してたなー。

思ってたより重苦しさはなくて、どちらかというと自分も身に覚えのあるような出来事が微笑ましく、少しくすぐったいような気持ちで見てた。まあ捉え方とか見た時の心情にもよるんだ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

とても苦しかった。
しんどすぎて目を背けたくなるシーンがあるけど、冒頭の「実話に基づく」とラストの「統計データに関する事実」のお陰で目を背けてはいけない話題であることがよくわかった。

平和な世界で不
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.8

普通に生きていくのは思うよりずっと苦しかったり辛かったりするけど、逃げたり目を逸らし続けても苦しむままで、結局は自分の弱さや悩みに向き合って打ち勝っていかなきゃいけないよ。って言われてる気がしました。>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

ラジオとかで芸人や役者達がこぞって絶賛してたのは納得。
苦労して夢掴みました。って言う簡単なサクセスストーリーじゃなくて、その裏で周りの人のいろんな力や想いがあって、そこにしっかり焦点を当てて描かれて
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

上映時間は3時間あるけど作中での舞台のセリフやストーリーが登場人物の心情とリンクする作りだったり、間をたっぷり使った表情だけの演技や長いセリフのシーンとか、引き込まれる要素が多かったからさほど長くは感>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0

内容ほとんど知らずに見てたけど、最後の2人がどうなるかはなんとなくわかってた。
ラブホテルでジョゼが淡々と吐き出した言葉達はすごくリアルで切なくて美しかった。原作が小説なだけあって詩的でありつつもよく
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

学生時代によく行っていた下北の街並みと共に、20代の若者の多くが経験してきたような日常の一コマとその時の気持ちがとても自然に描かれていて気づけば入り込んでしまった。

友達と「お前だったらどの子がいい
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

アニメはそんなに見ない人でも見てほしい、クリスマスの季節には。
できれば部屋を暗くして見て欲しい。
はちゃめちゃなストーリーなようで意外と伏線は回収されてくし、人情モノでもあったりする。聖なる夜は毎年
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.0

まだまだ早いのかな、自分には。
オカルトとか好きな人、ハマる人はめちゃくちゃハマる映画だなと。
映像のかっこよさと尖りまくったストーリーは相変わらずでさすがA24でした。

Love Letter(1995年製作の映画)

3.7

寒くなってきたら絶対に見ようと決めて毎年何となく機会を逃していた本作。
実際に住んだら寒くて凍えてしまうかもしれないけど、白銀の世界がとても美しくて静かに見とれていた。

誰かを失ってしまった悲しみも
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くれなずめ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃は意味もなくただ楽しくて、中高生くらいまでは友達と笑っている時間はいつまでも続くような気がした。
だけどみんなで笑っていてもどこか別のことを考えていたり、誰かが浮かない顔してるのが気になったり
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復讐者たち(2020年製作の映画)

3.5

Never again.

エンドロールの後にも流れたこの言葉が唯一にして最大のメッセージ。
憎しみや悲しみの連鎖は何も生まないし誰も救われない事を再認識させる。
でもだからこそ自分の大切な人達が何の
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

映画であれ小説であれミステリーは人の死がスタートで容疑者が浮かび上がってくるストーリーが多いけど、本作は情報漏洩から始まるストーリーがなんとも現代的で中々おもしろかった。
設定強いな〜って思ったらまさ
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ジュゼップ 戦場の画家(2020年製作の映画)

3.3

元も子もないこと言うけど、これ、実写で見てえ〜!

と思ってしまう自分はまだまだなんでしょう。

CUBE(1997年製作の映画)

3.0

これ系の映画はあんまりなんだけどけど有名だし菅田将暉出演の日本版公開前という事で視聴。

人間の醜さ愚かさ的なものを伝えたいのはなんならみる前からわかるんだけど、、という感じ。まあ評価してる人はそれを
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.5

静かな秋の夜、部屋で1人で見るにはもってこいかなと。

良くも悪くも人は、特に10代そこらの若者は環境や周りの人に人生を左右されてしまうことが多いし、そこから逃げ出したくなったり、全て無くしてしまいた
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

A24作品やっぱ映像がいいんだよなあ。

生々しい暴力描写が多くあったりする訳ではないけど、母と息子の様子や、写し方、音響などで極力無駄を削った映像にすることで視聴者に「部屋」の閉塞感や辛さ、監禁者の
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