『「さつじん」と書いて「殺陣」と読む』
山田風太郎の忍法帖シリーズ「おぼろ忍法帖」の映画化作品(その後、原作も「魔界転生」と改題された)
私、一時期この忍法帖シリーズにめちゃくちゃハマっていた時>>続きを読む
『彼等は「一つ目」と彼女を呼んだ』
タランティーノ作品「キル・ビル」に出てきたキャラの元ネタ。
というのが本作の最大のウリであろう。
後はクリスチーナ・リンドバーグ主演とかR-18作品とかハードコ>>続きを読む
『私達が知ってる彼らの知らない事』
ようやく公開された「オッペンハイマー」。
実は地元でIMAXシアターが出来てから一番楽しみにしていた作品。
純正IMAXカメラで撮った作品をIMAXシアターで観>>続きを読む
『何故ユニバースにしないといけないのか?』
ジェームズ・ワンの手腕に疑問の余地はないので、もうそこは信頼して身を任せればいいわけで。
思いつく限りで欠点といえば、前作とのつながりがあまりに強いた>>続きを読む
『「キャプテン・マーベル2」が観たかった…』
まず最初に言っておきたいのは、この作品が世界的に「爆死(制作費に見合う収益があげられなかった)」レベルにコケているという事実。
ただ実際に観てみて、>>続きを読む
『私たちはどう観たのか』
(以下の文章は23年11月に書かれたものです。24年4月時点で特に考えに変化のないことを表明しておきます)
なんとか上映期間中に見ることが出来ました。
世間では評価が>>続きを読む
『続編は「ゴジラ−2.0」(嘘)』
(以下の文章は公開当時に書かれたものですが、この評価が24年4月現在においても変化がない事を表明しておきます)
いきなりで申し訳ないのだが、私は「SPACE >>続きを読む
『よく分からなかった』
Blu-rayで見たはいいが、どうも一気に見通す事が出来ず、4日くらいに分けて見る始末。
まあそれこそこの物語にハマれなかった証左である訳だが、いずれ再見してちゃんと感想>>続きを読む
『(頭にさえ)当たらなければどうということはない』
前作で「これは一大発明だ」と指摘した防弾スーツ。
本作はもうこれ無しではストーリー自体成り立たないレベルにまで来ていて、少しあっけにとられました>>続きを読む
『「アニメ」→「実写」の国の「実写」→「アニメ」』
アメリカがこれをアニメで作ってしまったら、これを実写化する国はどこなのさ?!
という事で「クローン・ウォーズ」です。
いやらしい動機ではあります>>続きを読む
『ハリウッドは短い映画の作り方を忘れたのか』
コロナ禍中ずっとずっと作り続けてたような気がする、シリーズ最新作。
前作がよもやの2時間半もある大作で、なので本作は前後編にしたのかと思ったら本作だ>>続きを読む
『(お互い)齢をとっても(あなたは)ヒーロー(、私のヒーロー)』
私の中学生の頃のヒーローといえば、ルパン(アルセーヌと三世)と刑事コロンボとインディアナ・ジョーンズだった。
最初の三部作には夢中>>続きを読む
『「すべての世界を越えてゆけ」的な?』
前作ってさ。
今作を見ると想像以上に前作は『into』the spiderversだったなあと思う訳ですよ(で今作は想像した以上に『accros』the s>>続きを読む
『過去に戻ってやり直せ!』
まあ何をもって最高というかはいろんな基準があるとしても、最高レベルのヒーロー映画だということは間違いない傑作。
「スパイダーマン ノーウェイホーム」はまさしくあれ一回>>続きを読む
『エンドゲームの続き、ソー4作目の続き、何よりGOTG2の続き』
まあまず言っときたいのは、前作の邦題に「リミックス」つけた奴はクビになったの?
それともおんなじ奴が
「いまさらvol.3とかつけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『監督の仕事とは』
「シン・ウルトラマン」の時は、鑑賞後、どっちかというと『激怒』って感じだったんですけどね、今回はなんというか私が言うのもなんだが「なんか嫌いになれない」という感じでした。
そ>>続きを読む
『無限に広がる大宇宙の中のちっぽけなちっぽけな私』
SF作家、脚本家のリチャード・マシスンが1956年に発表した原作を元にしたSF作品。
マシスンといえば「激突」「地球最後の男」「ヘルハウス」とい>>続きを読む
『第七作作られるに決まってんのに完結編だってよwww』
というわけでジュラシック・ワールド三部作の完結編にしてジュラシックシリーズの総決算的作品。
もうメインの登場人物が多すぎて訳わかりません。>>続きを読む
『この作品のジャンルは教えてくれるな』
今You Tubeなんかで見られる最終予告編はもう「そのものズバリ」なんだけど、最初に劇場で見た予告編はもっと不穏で怪しくてそれだけでちょっと満足だった。>>続きを読む
『オリジナルは封印するな』
みな気になってるのは多分スターウォーズの旧三部作のオリジナル版のように、オリジナルのロッキー4が完全に封印されちゃうんじゃないか、という不安感ではないかと思う。
最近も>>続きを読む
『作画崩壊という業(ごう)』
1979年に放送れたTVアニメ「機動戦士ガンダム」の一エピソード「ククルス・ドアンの島」の長編リメイク作品。
世界的に見てもこういう例はあまりないのではないか。
し>>続きを読む
『ザがつくバットマン、つかないバットマン』
バットマンのフェイスがね、パッと見、昔のテレビシリーズのバットマンのマスクになんとなく似てるのにすごいドキッとした。
まだ2年目のルーキーバットマン、結構>>続きを読む
『この映画の主役とは?』
思えば前作「ラグナロク」から思ってたんですよ。
なんかこのソー、思ったよりあんまり面白くないかも。
相変わらずサービス精神はたっぷり。
なんと言ってもチャンベーことクリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『ケニー・ロギンスでタイムスリップ』
生徒が集まって、訓練して、作戦を行って、イェーイアメリカバンザーイ、っていう流れは同じなのに。
なぜ本作はここまで面白くなったのか?
本作が偉大なのは前作>>続きを読む
『ウィリスよさらば』
これがブルース・ウィリス最後の輝きとなるんでしょうか。
ブロンソンの「狼よさらば」のリメイク。あれはなかなか陰惨な序盤だったなあ、という記憶以外なんの印象も記憶もない、ほぼ>>続きを読む
『あまりにも長い旅路の果てに』
ランボーという人は基本的にはもう戦いたくない人なのです。
だからこのシリーズはいかにして、彼を戦場に、戦いに連れ出すか、というのが肝になるのですが。
これ、なん>>続きを読む
『ケニー・ロギンスとベルリンを楽しむ映画(極論)』
いまやfilmarksのトレンド二位(6月5日現在)に入ってるのが36年前の作品だって事に驚きですわ(特にテレビ放送された訳でもないのに)。>>続きを読む
『「かあさん、今朝のおかずはなんだったかのう」という映画(ちょっとだけ本当)』
まあツッコミどころは異常にある。
あるんだが、それを口にするより早く物語が展開していくという作品。
ワンアイディア>>続きを読む
『近道のない道行き』
ハケンアニメって聞いて皆さんはどんな映画を思い起こすだろう?
労働環境の悪いアニメの制作現場で、派遣労働者の如く、低賃金で身を粉にして働くアニメーターたちの群像劇? コメデ>>続きを読む
『来ーたぞわれらーのウルートラーマン!
…ウルトラマン?』
結論から言うと、期待外れだった。
というより上げすぎた期待には答えてはくれなかった、という感じ。
まず何よりウルトラマン。
見た目が気>>続きを読む
『マルチバースは狂気の世界ってことでOK?』
いやぁこれディズニー作品とは思えないくらいダークだったねえ。
見る人が見るとこれは紛れもなくサム・ライミのホラー映画らしいのだが、それと分かるまでラ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『真実はいつもひとつ!(声・高山みなみ)』
よく「羅生門」形式の作品、とか、三者三様の真実とか言うけどさ。
この物語における真実って妻マルグリットの視点のみが真実ということになって、男どもは自分の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『一体私たちは何を見せられているのか』
まず素直に驚いたのは、ここまできっちりと物語の秘密が厳守され続けた事。
ドク・オクが最初に、ついでエレクトロの登場が予告されマルチヴァースの導入が予告され>>続きを読む
『サーガの終わり』
最初はダニエル・クレイグは出演しないと言ってた。
監督はダニー・ボイルがやるはずだった。
新型コロナ。
そして前作から丸6年。
昨年観られていればまた感想は違っていたのかもし>>続きを読む
『「クイーンズ・ギャンビット」の前と後』
二十世紀フォックス社における「X-MEN」シリーズ最終作。
とはいえ、原作がそうであるようにあくまでもシリーズのスピンオフ的な位置付けになると思う。
度>>続きを読む
『動物パニック映画とSF映画の曖昧な境界』
ヒッチコック作品のタイトルバックデザインなどで知られるデザイナー、ソール・バスの唯一の長編映画監督作品。
60年代から盛んに作られた動物パニック映画の>>続きを読む