タカシさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

2.0

ははあ、エンド・オブ・ザ・ワールドだからSEKAI NO OWARIだったとは。
これは一本取られたね。
まあ壁の中とはまさしく「世界の果てがそこにある」状態ですもんね 。
しかし、前後編に分けたのは
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.9

ダダリオ!

開幕直後からいきなりのの展開。そこからほぼノンストップで話が進む。
飽きさせないストーリー展開はさすが。

しかし画面上には死人が映りませんでしたね、全然。これはちょっと甘過ぎるんじゃな
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レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

3.7

まあもちろんアン・ハサウェイ目当てで観た訳ですが、とても不思議な感じの作品でした。音楽は常に「誰か」の手によって鳴らされ、流行りのふらふら揺れるカメラ、というよりは素人が撮ったビデオ。辟易するほど長い>>続きを読む

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-(2009年製作の映画)

2.2

うーん…


思ってたのと大分違う…
オリジナルは観ずに本作を観たが、ホラーというよりは、サスペンス寄りのような気がしました。
娘さんは、正直死ぬより辛い目にあったのだから、犯人たちは死ぬより辛い目に
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.4

名優、ポール・ニューマンが亡くなった時、アメリカの新聞紙上には「cool hand paul」と引用されるほど、この作品がアメリカ人にとって知られたものだったのだと改めて知ったものでした。
という割に
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座頭市物語(1962年製作の映画)

4.0

勝新太郎の代名詞、座頭市の長きにわたるシリーズの開幕作。
その後のシリーズに採り入れられた要素がほぼこの作品に盛り込まれていることに改めて驚く。
市とライバル平手造酒や、ヒロインとの交流は、その後の悲
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28週後...(2007年製作の映画)

2.9

続編「28ヶ月後」が製作される予定だと言われていたのですが、未だ製作されていないというのが、端的なこの作品の評価、という事でないでしょうか。
色々な要素だけ取り出せばもっと面白くなってもいいはずなのに
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.3

お腹が一杯になる、超弩級エンターテイメント。
第一作のリメイクみたいだが、ヒーローはよりマッチョに、ヒロインはよりセクシーに、恐竜は出し惜しみせず、恐竜同士の激突まで、あり得ないくらいのてんこ盛り。
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眼下の敵(1957年製作の映画)

3.8

「潜水艦映画の傑作」として名高い本作、確かに面白い事は間違いありません。ただ米軍独軍両方にそれぞれの理があり、両方応援したくまた両方負けてほしくなくなって来るため、自分の感情をどこに託すか、大変悩みま>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

3.0

原作にもアニメにも大した思い入れのない私にとって、原作改変などは面白くさえなればどうなっても別に構わないんだが、制作者たちの「残酷描写、頑張ったでしょ? すごいでしょ?」という考えがあまりにも透けすぎ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.6

例えばである。
シリーズ5作目でこれほど素晴らしい作品を作り出すシリーズ物が一体どれ程あるのだろう。
紛れもなくシリーズ内というだけでなく、アクション映画のジャンル内における傑作。
これだけしっかり見
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.3

最新作公開前の予習として再見。

私はこのシリーズは、パート1原理主義者なんだけど、今作は構造的にその1にかなり近い。
作戦の失敗、チームの孤立。中盤に印象的な作戦を経て、クライマックス。
1はクライ
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半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

3.6

あー阿部真央の主題歌、駄目だったー。あれで何か全てが急に冷めた。こういう事ってあるんですね。内容も良かったし、阿部真央さんの歌も別のシチュエーションで聞けばなんともないのに。
レンタルDVDにて。15
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.8

劇場で観た時には正直今いちに感じた。オートで動く(というかジャーヴィスが操る)アイアンマン軍団のせい。これなら危険をおかしてまでスタークがスーツを装着して敵に立ち向かう意味がなくなると思ったのだ。>>続きを読む

ウエスタン(1968年製作の映画)

4.0

あまりにも雄弁すぎるモリコーネの音楽。

とにかく主要登場人物の四人の造形が一筋縄ではいかないところが凄い。最後までおよそヒーローに見えないブロンソン。ただの悪役にはとても見えないフォンダ。こちらもた
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.9

私にとってはエミリア・クラークが全ての作品。という割に吹替ではない彼女の声を初めて聞いたのですが。このまま彼女がサラ・コナーで何本も作って欲しいです。
ストーリーは予告編見てなければもっと素直に驚けた
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.7

前作は、「このキャラクターたちを本当に一つの作品内にまとめられるのか」という不安を軽く吹き飛ばす内容に、必要以上に高評価になりました。本作はそういう心配はないとたかをくくっていたのですが、あまりに大量>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

これはかなり凝ってますね。一度観ただけでは作者の仕掛けに全て気付けないと思う。下手すると三回以上見ないと駄目かも。
ストーリー自体はほとんど私が想像した通りだったが、それより数段見せ方が上手くて脱帽で
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.8

コミュニケーション不全の男が世界をつなぐコミュニケーションツールを作った話。
大切なのはあくまで「限りなく事実に近いフィクション」だということ。
とにかく演技やストーリー、構成、演出のレベルが高く、今
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.8

傑作とは聞いていたが、まさか本当に傑作だったとは!
こいつに星3とかつける奴とは仲良くはなれねぇなっ!(いや、嘘ですよ)
実は旧作は2以外はそんなに好きじゃない私ですが、これはちゃんと旧作スピリッツに
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ブルベイカー(1980年製作の映画)

3.5

この作品の最初の20分は本当に必要なんだろうか?というのが一番の疑問。そこで話がブッツリ途切れてるような気がします。この一見地味な物語を引っ張るための、レッドフォードのカリスマ性じゃないでしょうか。主>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

語り口が本当に流暢で、軽やかにストーリーが進んでいくのが心地よい。しかし低音部分には常に暗く重い予感が漂っており、それが徐々に表面化していくのが辛かった。傑作。
セルBlu-rayにて。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

オーウェン・ウィルソンが良かった。タイムスリップの理屈が本当に雑だった(誉めてます)。これからどんどんウディ・アレンの映画を見ていこうと思った。
何故ポスターやジャケットがゴッホなのかは確かに不明でし
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.6

邦題に異議あり。「ウォルター・ミティ氏の秘密の生活」、と同時に「ウォルター・ミティ氏にとっての秘密の『ライフ誌』の話」という意味でもあるはずだ。単純化し過ぎでそこらが抜け落ちてるんじゃないだろうか。劇>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

2.5

本作の歴史的意義は十分理解するのですが、ゾンビ、じゃない感染者の恐怖がいまいち描けていないような気がしました。感染者あれだけ? 他の感染者たちは何やってんの? 「ウォーキングデッド」でもそうですが『最>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

1.9

終盤の逃走シークエンスは結構ハラハラしました。しかし全体的にはいまひとつはまれなかった。チェイスシーンにおける少年愚連隊の使い方が一番面白かった。
レンタルBlu-rayにて。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

「私はジャックの荒ぶる魂です」
私は、何故この作品を愛し、称賛するのか、上手く他人に説明することが出来ません。ミステリーの謎解きのように綺麗に説明出来ない(していない)からこそ、そのいびつさを愛するの
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

この手のファンタジーというかSFものではある程度理屈付けが必要だと思うとだけど、この作品では一切無視されていて、少し不満。私はずっと「その生活、早く本来のジャックに返してあげてくれ」と思っていたのでし>>続きを読む