『すごい、とおもしろい、は違う』
昨年辺りに非常に話題になった作品。
確かにキャラクターやアクションシーンのクオリティはにわかには中国製とは信じがたい出来映え。
日本語吹替版の声優さんも豪華で、>>続きを読む
『次はゴジラvsヘドラ(嘘) 』
本当に心底ドラマパートがグダグダだと思った前作「KoM」から二年。
本編が二時間以下、開始数分でコング登場と、製作者の「人間ドラマは適当にやるぜぃ!」という宣言>>続きを読む
『ジャングル(の中を流れる川を)クルーズ(して楽しむ)だけの映画ではない』
ホントは観る予定はなかったんですが、次に観る作品の開始が夜の九時半だったんで急遽観ることに。
分かったのは、私がホント>>続きを読む
『控えめに言っても「最高傑作」』
純粋カンフー映画からは遠ざかっていた当時40才のジャッキーがあえて「カンフー映画の総決算」として製作した、カンフー映画の決定版。
ジャッキー映画らしいコメディ要>>続きを読む
『最初から観て、最後からも観て』
いやぁ、ようやく観たよテネット(邦題は「TENET テネット」らしいのだが、省略)。
いやなんか面白かったよ。
順行逆行の仕組以外はびっくりするくらい007映画>>続きを読む
『ブラック・ウィドウは永遠に』
まずは、今このタイミングでようやくブラックウィドウのソロ映画が完成したことに感慨ひとしお(まあコロナのせいで延期に延期を重ねた結果「ワンダヴィション」とかに先越され>>続きを読む
『長い、は蛇足、ではないのか?』
傑作映画「ブルース・ブラザース」の長尺版。
私の記憶が正しければ、続報の「ブルース・ブラザース2000」のソフト化時にDVDで発表されたのが初出。
そもそも劇場>>続きを読む
『袋小路の未来』
「バットマンvsスーパーマン」(のロングバージョンだけ?)には唐突にフラッシュが登場するシーンとブルース・ウェインが見る悪夢(予知夢)のシーンがあってなんじゃこりゃ、と思っていて>>続きを読む
『故郷への長い道』
原題とか予告編を見ると、相当にスタトレファンはわくわくするんだよね。
もしかしたら「ギャラクシークエスト」みたいな拾い物が見つかるんじゃないかって。
結論から言うとそこまでス>>続きを読む
『チャールズ皇太子は72歳、アキーム王子は51歳』
まあ30年も経って続編作る方もどうかしているが、それをあっさり(かどうかは知らないが)Amazon primeに売る方もどうかしている。
主人>>続きを読む
『パラマウントの山の向こうへ』
私のこの作品のぼんやりとしたイメージは、
「ビデオレンタルして観たなあ」
「ゴールデン洋画劇場で観たような」
かな。
おそらくエディ・マーフィの最大ヒット作品。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『こんなにちゃんと終わると思わなかった』
いやさあのタイトルの最後の楽譜の記号。
まことしやかに、「あれは反復記号で物語は最初にループするかたちで終わる」と言われていたが、「:」は入れない形の「終>>続きを読む
『大晦日に観る映画(嘘)』
傑作。
しかも公開当時は大ヒットし続編まで作られたという。
それが最近タランティーノ監督が声をあげるまで、完全に封殺されていた作品だという。
観れば一目瞭然。もうホ>>続きを読む
『悪役に与えられた能力で出来る事出来ない事』
ほぼ一年間、劇場には行かなかった訳です。
そこについに待望のワンダーウーマン続編の登場です。
まあさすがに重い腰も持ち上がる訳です。
これがまあ長い>>続きを読む
『「私を愛したスパイ」って誰の事?』
このムーアボンド第三作目が彼の最高傑作っていうのは、衆目の一致するところではないだろうか。
アバンタイトルの大スタントからもうハートをガッチリつかまれてしま>>続きを読む
『コロナがなければ大ヒットしたか?』
本作がDC映画シリーズの中でどういった位置付けになるのか、いまいちよく分からない。
「ジョーカー」ほど独立してはいないだろうが、「スーサイド・スクワッド」自>>続きを読む
『スペクターよ永遠に』
ボンド映画第四弾は、いきなり大作感満載!
スクリーンサイズもシネマスコープに、上映時間も130分に、とパワーアップ。製作費もかかったが、その分大ヒット、貨幣価値を考慮する>>続きを読む
『全身に金箔で人は死ぬか?』
ネタバレするとそれで死ぬことはないので、あれはまず他の手段で殺害した後、名刺代わりに金箔を塗ったのではないか?とか想像するとちょっと楽しい。
という訳でコネリーボン>>続きを読む
『オリエント急行殺人事件(犯人:ジェームズ・ボンド)』
BS-TBSの連続放送で。
その昔、TBSで「月曜ロードショー」があった頃、定期的にやっていた007。
私はまだその頃子供だったので、00>>続きを読む
『ドロシーは11歳』
アメリカ映画史の、どころか世界の映画史における最重要作品の一つ。
これが1932年劇場公開作品とはいまだに信じられない。
あまりに製作費がかかりすぎて、公開されてしばらくは>>続きを読む
『バルジ…それは人名でも地名でもないという…』
バルジ(bulge)は、突端とか膨らみ、みたいな意味らしい。船でバルジっていうのはなんか聞いた事がある。
でこの作品におけるバルジっていうのはドイ>>続きを読む
『一生懸命シリーズを作る』
どんなシリーズ物でもいつかはマンネリに陥る。製作者たちはそれを回避すべく、頭をしぼる訳だが。
シリーズ第六作。
今回は座頭市が農民の上納金千両略奪の疑惑を晴らす縦糸、>>続きを読む
『藤村志保の可憐さにメロメロ』
座頭市第五作。
一作目とは別のベクトルの傑作。
多分製作者も前作まででストーリーが一段落ついたという認識があったのだろう。
ここでいろいろと面白い新しい要素がてん>>続きを読む
『死にたがりは物語の主人公だけとは限らない』
いやぁこれ劇場の、それも4Dで観たかったねえ。
中盤の長回し(風)シーン、よくある感じのかと観てたら、すっげぇ長いの。
でカメラが誰の主観に寄り添っ>>続きを読む
『志村けんだって死ぬんだ、岡江久美子だって死ぬんだ』
まずは改めてお二人のご冥福を心よりお祈りして。
この間Eテレで「100de名著」の再放映でカミュ「ベスト」をやってた訳です。
そしてこの作品>>続きを読む
『切って切って切りまくる』
久しぶりの座頭市はシリーズ第四作目。
映画座頭市シリーズはストーリー設定が基本的にすべて同じなので、なるべく続けて観ないようにしていたのだが、これほど間が空くとはね。>>続きを読む
『サマーラの叔父さんはヒューゴ』
そうマトリックスのエージェント・スミスが叔父さんなのです。
という訳で、「Ready or not」。
いまだ日本未公開の怪作です。
「Ready or no>>続きを読む
『西部劇は永遠に』
ものの本によると当時、本作とイーストウッド監督の「ペイルライダー」で、西部劇は少しだけブームになったらしい。
つまりアメリカではそこそこヒットしたということ。
まあ2020年>>続きを読む
『ジェーン・ドウの反対語はジョン・ドウ』
かつて
「世界一美しい死体」
という言葉があった。
はい、「ツイン・ピークス」のローラ・パーマーですな。
でもこれ、この作品に譲ってもいいんじゃない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『これはアジア映画の勝利じゃない、韓国映画の勝利なんだ』
1月の終わりに観て、ようやくレビューをあげる気になりました。
少し記憶も薄れつつありますが、行きます。
とったねオスカー。
まあノミネー>>続きを読む
『念のため、ユリシーズってのはオデュッセウスの事です』
昨年末から体調を崩し、いまだ復活の兆しなく、ふらふらと生きとります。
正月明け、インフルにかかり、タミフルで熱の下がった状態で観た本作であ>>続きを読む
『(複雑な心境を)すべて終わらせる』
観ましたよ、初日に。
上映が終わったその瞬間は
「マジかよ! 星五つだ! 最高だぜ!」
とか思いましたけどね。
もう早々に帰りの車の中でゆっくりと違和感が>>続きを読む
『誰もがキューブリックに挑みたいとは限らないのだ』
昔はスティーブン・キング、だいぶ読んだんですけどね。
ええ「シャイニング」も読みましたよ。
面白かったけど、あの頃の私にはちょっぴり長かった、>>続きを読む
『彼女はあの結末で満足なのか』
という訳でfilmarks登録500作にようやく到達です。
いやねMX4Dで観るほどの作品ではないと思いつつ、時間が合わずMX4Dにしたら自分も含めて観客3人でや>>続きを読む
『玉城ティナの、というよりは森七菜の作品』
玉城ティナが出演していなければ、100%観ていなかったであろう作品。
そもそも、割りと有名なんでしょこの地獄少女って作品、っていう地獄少女をまったく知>>続きを読む
『サイバーダインという会社は実在する、スカイネットという会社も実在する』
近くの劇場では吹替版押しで何とかかんとか字幕版のスクリーンを探して観ましたよ。
とにかく「アイルビーバック」はシュワの生声>>続きを読む