「ゴジラ−1」もとい『「ジュラシック・パーク」×「ジョーズ」×「ダンケルク」÷山崎貴-1』
「嫌い」や「つまらない」と言うよりは「どうでも良い」が正しい気がする。どうでも良過ぎて無気力。
山崎貴作品>>続きを読む
決して悪い映画だとは思わないが「マリリン・モンロー」としては観られない。「とあるスターのについてのサイコホラー」として観るのが正解だろう。そして胸糞映画としては最高だ。再度言うが本作は、マリリン・モン>>続きを読む
小林正樹と言う監督の名前をZ世代の日本人のシネフィルがどれ位知っているのだろうか。
黒澤、小津辺りは知らなければトーシローだと笑われるだろう。少し日本映画史を知っていれば、衣笠、成瀬、溝口がいて、本多>>続きを読む
学校で自主的に皆で上映会を開いている。レバノン出身のクラスメイトのチョイスで観た本作、彼がいなかったら知る由もなかっただろう。感謝。
ロマン・ガヴラス「アテナ」やマッテオ・ガローネ「Io Capit>>続きを読む
名匠ビリー・ワイルダーの代表作の内のひとつ。お恥ずかしい話、彼の作品はこれで4本目。しかも内二本は小中学生の頃に観た切りでハッキリ覚えていない。印象だけで言うと、気の利いたロマンティック・コメディの名>>続きを読む
ストックホルム国際映画祭初参戦。友人に誘われ見に行ったが、前夜にロマン・ガヴラスの「アテナ」を観ていた事もあって中々にシンドい二日間。
マッテオ・ガローネ作品は初観賞。友人たち曰く、パオロ・ソレンティ>>続きを読む
以前から噂は聞いていたが、同居人に半ば強引に見せられ、最初の30分程カット数を数えながら観た。30分で20にも満た無いと言う驚異の長回しのオンパレードには度肝を抜かれる。映像的な凄さも去る事ながら、こ>>続きを読む
初めて黒澤明作品を大スクリーンで観た。それがスウェーデンとは不思議な感覚だ。
今年観たベスト映画、これで決まりで良いのでは、と言う位に良かった。これはジョージ・ルーカスも手本にするわ。
序盤、長回し>>続きを読む
作劇的によく出来てる物、笑えて最後ほろっと出来るハッピーエンド物を求めているのならお勧め。
ポール・ダノが色盲だと分かった時の、長年の夢を断たれたやり場のない怒りは凄く共感したが、あとはどうものれな>>続きを読む
新旧スコセッシの名主役が改めてスコセッシと組んだ本作、不謹慎を承知で言えば、とても面白かったし、楽しかった。パンチラインの強烈さとその裏にあるおどろおどろしさは横溝正史のそれに近い。しかしこれが現実だ>>続きを読む
一言で言えば、ルックがバチバチにキマッたバランスの可笑しな主観映画。更に言葉を足すならば、フィンチャーに寄る珍しい自分語りと社会批評。
先ず、タイトルクレジットからカッコ良過ぎ。どんな物を見せてくれ>>続きを読む
1作目はテレビでチラッと観た事しかない。それに、アメリカ産のジャッキー・チェン作品が、自身のスタントをスタント・アクターにやられる事もあった話等も知っていたので、余り興味の対象ではなかった。
そもそ>>続きを読む
多くの人が本作をウェス・アンダーソンの名作に挙げている印象があるが、個人的には数あるウェス作品の内のひとつと言う印象。
ウェスの箱庭的な映画は好きなのだが、脱物語的な発想も好きなのだが、どの映画を観>>続きを読む
ウェス・アンダーソンマラソン。近作を観慣れていると、ウェス色の薄さに戸惑う。ウェス・アンダーソン作品ではないのではないかと疑ってしまうくらいだ。
合間に挿入されるポップ・ミュージックが楽しい。ビート>>続きを読む
今は色々な意味で絶対につくられない様な馬鹿映画。
笑い転げた。
ドアが開いたりしまったりする隙間でシェフがウェイターの首を締めているくだりが大好き。
配信開始からずっとウォッチ・リストになっていたのをやっと鑑賞。
アカデミー賞にノミネートされた位なので、つまらない訳はないし、個人的にもとても楽しんだ。一方で、西部劇とは、と言う問いを改めて考えるき>>続きを読む
ルーム・メイトとエドガー・ライトマラソン3作目。
‘Shaun Of The Dead’ と’Scott Pilgrim VS. The World’ の方が好み。
グロは本作が今回のマラソンで一>>続きを読む
ルーム・メイトとエドガー・ライトマラソン2作目。
漫画的と言うかゲーム的な世界観で行われる戦いと、主人公の内面の葛藤/独り相撲がシンクロして行く。エドガー・ライトの発明。
観終わってから、あの編集>>続きを読む
97年デヴィッド・フィンチャー監督「ザ・ゲーム」、99年ウォシャウスキー姉妹監督の「マトリックス」そして本作、この時代は現実の嘘臭さと信じられない感じが、社会に強く蔓延していたのではないかと思えてくる>>続きを読む
よくアクション映画が、エピソードを追う毎にアクションのインフレを起こすが、ウェス・アンダーソン映画にもその気がある。勿論ウェス・アンダーソン映画の場合は、ウェス色が作品を追う毎にインフレして行く。そし>>続きを読む
最初の空撮長回しから美しい。海の青さ、ヘリコプターのプロペラ、ボートの水を叩く音、街の喧騒、車、海鳥、そして静寂。からの花火。
正しくなさの肯定と優しい慈しみ。
サントラが素晴らしい。
改めて、映画は>>続きを読む
オーディエンスが主人公の選択をする、それによって話が変わる。
とてもメタ的でその仕組み自体は新鮮かも知れないが、発明としては凄いのかも知れないが、映画としてどうなのだろうか。MCUシリーズももはや映画>>続きを読む
初期エドガー・ライト作品をきちんと観るのは今作が初めて。「ベイビー・ドライヴァー」位しか見た事がなかった。
あちこちで目にして来た、ワンカット1秒みたいなチャカチャカした編集は発明だと思う。極めて音楽>>続きを読む
はじめに、手塚治虫の漫画は私のバイブルだ。好きな漫画家を一人挙げろと言われたら、迷わず手塚治虫と答える。だが彼のアニメとなると首を捻ってしまう。勿論彼の発明や、実験の数々は今の日本アニメの礎になってい>>続きを読む
ここまでストレートにジャンプ漫画みたいな話をビッグバジェットでリッチにやられたら、それは楽しい。
ツッコミ所も多いが、それがこの手のジャンル映画と言う物だろう。色々インフレして行く感じが、どうでも良く>>続きを読む
まず、ジョナ・ヒル、マイケル・セラ、エマ・ストーン、セス・ローゲン等、登場人物が若い。内容やギャグも時代を感じる。今ならありえない。そういう意味で素直に笑えなかったりするくだりも多い。
だが、この手>>続きを読む
一回で観切るにはシンドくて3回に分けて観た。登場するほぼ全員がまともじゃないのだから、当然だが。特にメインの、擬人化された資本主義ことダニエルと言う空虚な似非紳士、擬人化されたカルト宗教ことイーライと>>続きを読む
Oppenheimer
2回以上見る前提で初見の感想。
ストックホルムの劇場で1本目にスウェーデン語字幕で鑑賞。奇しくも8月15日。イングランド人の友人ふたりと鑑賞。専門用語は多いし、英語の訛りが強い>>続きを読む
スウェーデンに行く前にアマゾンプライムのウォッチ・リストを消化しよう週間で本作を鑑賞した。
マッツ・ミケルセンが母国デンマークの作品に出ているのを観るのが初めて。「OO7 カジノ・ロワイヤル」の、血>>続きを読む
過去の名作観よう週間 a.k.a. スウェーデンに行く前にアマゾンプライムのウォッチ・リストを消化しよう週間で本作を鑑賞した。
パク・チャヌク作品は春に「別れる決心」を観て食らって以来2作目。エログ>>続きを読む
スウェーデンに行く前にアマゾンプライムのウォッチ・リストを消化しよう週間で本作を鑑賞した。
本作の方が先ではあるがNetflixでリッキー・ジャヴェイズがやっていた「アフター・ライフ」に、「ベンジャ>>続きを読む
スウェーデンに行く前にアマゾンプライムのウォッチ・リストを消化しよう週間で本作を鑑賞した。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作と言えば「メッセージ」「ブレード・ランナー2049」「DUNE」のイメージが強い>>続きを読む
スウェーデンに行く前にアマゾンプライムのウォッチ・リストを消化しよう週間で本作を鑑賞した。この手のサスペンス作品が好きな友人に勧められた一本。
主人公に記憶がなく、誰も信じられない中で謎解きをして行>>続きを読む
過去の名作観よう週間 a.k.a. スウェーデンに行く前にアマゾンプライムのウォッチ・リストを消化しよう週間で本作を鑑賞した。
最初からずっと笑い通しだった。
「ん?何の音だ?」
「車、ぶつけたか>>続きを読む
友人に「フランシス・ハ」を観てワン・オブ・マイ・フェイバリットになって以降、グレタ・ガーウィグ作品と彼女のパートナーで「フランシス・ハ」の監督でもあるノア・バームバック作品は追う様にして来たが、劇場で>>続きを読む