「残穢」の原作を読んだ後に「鬼談百景」を知り、「鬼談百景」が「残穢」と繋がるという事実を知り逆打ちで読み、気づけば「残穢」が映画になり「鬼談百景」もリリースされる頃には内容をさっぱり忘れていた。>>続きを読む
一時期映画系ポッドキャスト界隈で局地的話題になったので、観てみた。
なんせ私は映画系ポッドキャスト視聴を趣味に掲げておるので、ポッドキャストを題材にしているならば食指が動かないわけない。
ただ>>続きを読む
長い長い上映時間と、「クリストファー・ノーラン」という事でずっと観るのを躊躇しておったが、見始めたらアッと言う間に最後まで観れたのは、自分でもビックリした。
そういえば一時期、相対性理論を理解した>>続きを読む
最近近場の映画館で、観たい映画が全然かからないのでしばらく足が遠のいていた。
そのせいかわからないが、「シン・ゴジラ」も行くか迷いに迷った。
言うても庵野秀明の映画なのは重々承知していたので、>>続きを読む
「セブン」が好きだとあまり人前では言えないのだが、この映画も人前では好きと言えない。
少ないセリフと情景を映す映像美が印象に残っている。
パクチャヌク作品復讐三部作の第一部。よって描かれるのは>>続きを読む
そんなに私はシャマラニストではないんで、というかよく考えたらシャマラン映画観たこと無いかもしれない。。。
ラスト何分のなんちゃら、みたいな煽り文句もあまり好きではないので、正直スルー必至だったが>>続きを読む
兎に角恐ろしく読むのに気力体力を必要とされる原作を、わかりやすく映像化しているのがありがたい。
今ではあまり感じれないフィルムの質感がドグラマグラの世界観と渾然一体となり、オドロオドロしい作品とな>>続きを読む
公開当時、一部の好事家の話題をかっさらった、まさかの食人族リブート。
私の住む片田舎では公開されず、京都で行われた「食人族オールナイトイベント」にも仕事の都合で参加出来ず、あぁ都会が羨ましい、と歯>>続きを読む
大金を払って殺し方を習い、実際拉致して殺す寸前で愛に目覚めるのは美談なのか、腐った私にはわからんが、鑑賞後は意外に悪く無い気分で終われた。
白石晃士作品の常連、宇野祥平の演技と繰り出される名言を>>続きを読む
原作がある作品は、極力読んでから映画を観たい人間なので、今回も事前に読了して劇場に足を運んだ。と言っても、この映画の原作となっている稲葉(綾野剛演じる諸星)の手記が読めなかったので、映画と同タイトル>>続きを読む
劇場で初めて観る白石晃士作品になった本作。リング、呪怨共に一作目しか観ておらず、最近の飛び出す3D貞子ちゃんや、ハリウッドでの伽椰子嬢の活躍は知らない状態で足を運んだ。
というか、白石晃士監督作品>>続きを読む
久しぶりにガッツリB級ゾンビ映画を嗜む。低予算感がプンプン。しかしゴアシーンは結構頑張る。
細かいカット割りと思考を凝らしたカメラワークで、低予算ながらもダラーっとならずテンポ良く進むのが良い。>>続きを読む
「怒らせたら怖い」系の映画は面白い。何も考えず、ニヤニヤしながら観れるのが良い。
最近だとやはり、デンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」。イカレポンチのデンゼリング・アクションには、薄ら寒さ>>続きを読む
最近幼馴染が、趣味で山登りを初めた。今はまだ近場の山を登り、キャンプを楽しんでいるようだが、ゆくゆくは県外の冬山にも挑戦したいようだ。
私はせいぜいボルダリング程度の山への興味だが、色々聞いている>>続きを読む
何かの映画の作品紹介で知った本作。なんとなく気になったので、レンタルしてみた。が、眠い。ひたすら眠い。
なぜこんなに同じ演出を繰り返し繰り返し行うのか。
お気楽エンタメ映画なので、まだメッセー>>続きを読む
アニメであれ映画であれ、所謂セカイ系的な悩む主人公悩むヒーローの、その内面の闇に疲れを感じる昨今。そろそろカラッとしたアメコミ映画もいいんじゃないかと思っていた所にデッドプールである。
よく考え>>続きを読む
アニメを劇場で観るのは、いつ以来か。まさかここにきて、ガルパンおじさんと化すとは、夢にも思わなかった。
私は所謂、「萌え」があまり理解できない。なので、アニメの「萌え要素」が理解できず、故に萌え>>続きを読む
兎にも角にも、この映画の感想は「嬉しい」の一言に尽きる。
ホラー映画やゾンビ映画を愛でる者としては、どれほど国産ホラー映画ゾンビ映画に辛酸を舐めさせられてきた事か。
いやホラー映画だけでなく、ア>>続きを読む
良くも悪くも安定の白石晃士作品、触手有り〼。
そしてハッピーエンド。
教訓としましては、いくらオシャンティーな廃墟でも殺人鬼が待ってるかもしれないからカップルで入らない事と、ジャパニーズの貞操観念及び>>続きを読む
実話を元にしたダークコメディ。
低予算映画(本人にしては)だが、そこはマイケル・ベイ。
きっちりエンタメ作品として仕上るのは素晴らしい。
この映画で描かれるくだらない位稚拙な犯罪は、アメリカンドリー>>続きを読む
結局のところ、ラストに全てが集約されている。なぜそうなった…それに尽きる。
全体を通して、4で失われたロッキーの悲哀、どん底から這い上がるあの感じを取り戻そうと、まあ鬱々とした展開に。
周りが見えず>>続きを読む
お馴染み傑作韓国サスペンスのハリウッドリメイク。
アジア系特有のドロドロとした、粘っこい粘着質な悪夢は感じられず、アメリカらしいある意味さっぱりとした味わいになっている。
本質は本家を踏襲し丁寧に作>>続きを読む
この映画はディカプリオの好演もさる事ながら、自然の厳しさ、雄大さ、弱者が強者の血となり肉となる弱肉強食の掟が物語を大きく色付けている気がする。
観ているこちらにまで匂い立つような、狩られた獲物の血の>>続きを読む
「クリード」がぼちぼちリリース(2016/4月現在)されるので、その前にロッキーシリーズを改めて観ようと、ボックスを購入して鑑賞中。
昔々、金曜ロードショーか日曜洋画劇場かなんかで、よく放送されてた>>続きを読む
POVという、「REC」シリーズ史上最高の武器を3作目冒頭であっさり捨てて、結果ただのパンデミック物と化してしまったホラー映画というかパニック映画。
「REC」におけるPOV、という視点から見ると3>>続きを読む
前作は善と悪、本当の正義とは何か?を、一つの家族の苦悩と葛藤と恐怖を狭い空間にてコンパクトに表現していたと思いますが、今回はもう少し踏み込んだ、パージの本質をテーマにしているように感じました。
愛す>>続きを読む
元々、アメコミ映画がそれほど得意ではありません。
所謂一見さん御断り的な(作り手側はそんな事考えてないと思いますが)「過去作観てないとダメ寧ろ観てこそ正解」、という様な世相にどうも馴染めません。
勿論>>続きを読む
デヴィッド・フィンチャーを意識し出したのはこの映画からでした。
それ以来、好きな映画は?と言う質問に、デヴィッド・フィンチャーの作品が好きですね、と曖昧な答えでお茶を濁してます。
セブンが好きって、>>続きを読む
20代をバンド活動に費やしておりました。
その時分は、ベースの聞こえない(私はベーシストでした)メタルと言う音楽は嫌いでした。
時は流れ、夢破れ全てを捧げた音楽が嫌になり、ついでに心も壊してみて、ただ>>続きを読む
ホラー映画の金字塔。
いわゆる田舎怖い系とでも言いましょうか。
日本人が感じる、一時期流行った「杉沢村」のような人里離れた山深い山村に何処か恐怖を感じるように、アメリカ人も荒野のど田舎に何らかの恐怖を>>続きを読む
ゾンビ映画といえば、「走る走らない論争」がありますね。
いわゆる、「走らない」ロメロゾンビか、昨今の「走る」モダンなゾンビか。
オールドスクールな「走らない」ゾンビの方が、不気味でまさに生ける屍の雰>>続きを読む
Purge とは「浄化」という意味の他に、「追放」するという意味もあるようですね。
映画では「浄化」を強く印象付けていましたが、ネガティヴな要素を「追放」するという雰囲気も感じられます。
大義名分は「>>続きを読む
クソ野郎どもが、ただがむしゃらに突っ走る映画でした。
正直、この映画を観て私は一体何を得られたのか、自分でもよくわかりません…が、気づけば笑ってました。
バチアタリな2人の、バチアタリ上等!姿勢は、>>続きを読む
スプラッター、グロいホラー映画が昔は大嫌いでした。
ジェイソンやフレディなどホラー界のレジェンド達も好きになれず、ゾンビなど以ての外。
何が悲しくてグロい映画など観なければならんのか…と思っていました>>続きを読む
「マティーニを。ウォッカでなくジンで。ベルモットを入れず、瓶を見つめながらステアで」
007をズバッと切り捨てるこのカクテルオーダー、ニヤニヤが止まりませんでした。
究極のドライ・マティーニをオーダー>>続きを読む
この映画は、過去に音楽に携わった人及び楽器を弾いていた人と、そうでない人とで、かなり意見が別れると思います。
私は一時プロを目指してワチャワチャやっていたので、ここまでではないが近い部分のある授業に出>>続きを読む