おこのみやきさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.6

ストーリー良かったけれど、最後のほうの恋愛要素はあまり好きじゃなかった。あとは主人公グレタの歌声があまりはまらず...すこし期待と違った。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

最後のほうのお父さんの話がとてもよかった。分かりやすいストーリー展開ではないけれど、美しい映像と言葉がするすると流れていって落ち着く。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.7

ハラハラ+とにかく楽しい。
100分という短い中で起承転結がしっかり作られている。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.1

とっても良質なディズニーのアトラクションに乗っている気分になった。
モノクロの世界とカラーの世界、どちらも美しい。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.9

授業で先輩がおすすめしていて鑑賞。

過去と現在を行ったり来たり。最初からなんとなく結末がわかってしまう作品ではあるが、幸せな気持ちになる素敵な作品。ただ、ノアがそこまで貧乏に見えず普通にお金持ちに見
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.9

恋愛模様が面白い。途中から終盤にかけてララ・ランドみを感じた。調べたらララ・ランドがオマージュしていたみたい。ラストは無難すぎてちょっと残念。でも最後の長尺のダンスシーンは見応えたっぷり、美しいバレエ>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.8

再上映。

前半あまり入り込めなかったけれど、後半は主人公の葛藤が描かれていてよかった。主人公のダンス愛が画面から滲み出ていた。
ダンスと音楽のマッチが最高。

旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.8

一作目が面白かったので同日に鑑賞。

面白かったけれど、やっぱり「16歳〜」の方が面白いしよく練られていたと思う。もう一歩踏み込んで欲しかった。
あと、主人公の背中を周りが(無理やり)押すストーリーは
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

4.2

アマプラで目に留まったもの。好きなタイプの映画だった。

4人の夏休みをバランスよく追っていく感じ。映像も綺麗だし、それぞれの葛藤が丁寧に描かれていて良かった。泣いた。

主人公が4人いるから最初見分
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.6

リバイバル上映。カメラワーク結構個性的。

筋の通った分かりやすいストーリーがあるわけではないけれど、社会問題を上手に絡めていたと思う。

映画館の音響で観られてよかった。もっと恋のナイトフィーバー聴
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

ネトフリに追加される日を待ってました!

群像劇。一応主人公が存在し語り手となっているけれど、登場人物ひとりひとりにかなり丁寧にスポットライトを当てている。私はニーナのストーリーが好きだった。
ちょっ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

グレタ・ガーウィグ出演作品は初めて。

最初、このストーリー最後まで観られるかなと不安になったけど、飽きずに最後までおもしろかった。

フランシスの空気を読まない性格と親友ソフィーへの執着が痛快で、意
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グリース(1978年製作の映画)

3.5

何が何だかよく分からないままストーリーが進んでいくが、手作り感があってハッピーな感情になれる。

脇役にもちゃんと歌わせていてバランスが良かった。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

主人公が少し自分と被るところがあった。

グレタ・ガーウィグ脚本やっぱり好きだなと思った。丁寧なところと移り変わりが速いところの切り替えとかテンポが良い。まったく飽きない。
登場人物に個性を持たせるの
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

2日間に分けて観た。

夏のそれも土砂降りの雨の日に観たい映画。正直好きなストーリー展開ではないけれど、群像劇と思えば面白いかも。

ティモシー・シャラメの演技がとっても好きだった。マッケイラ役の子も
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

中学生の時に初めて観て、よく分からないで終わってしまった作品。今では、少しは理解できるようになった気がする。

ミュージカル要素は案外少ない。だからこそここぞという時に歌唱が入って、そのシーンのストー
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.8

大学に入ることよりも大学に入ってからが大事だということを教えられた気がした。(そんな映画ではないのかもしれないけれど)
分かりやすいお話で爽快な気分になれるだけでなく、自信が湧いてくるストーリー。
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

とっても青い。青すぎるくらいだけど、共感性羞恥を感じさせないのがすごい。やりたいことを次々と形にしていくのがかっこいい。後味もいい。

すばらしい音楽の数々。物語が進むにつれて登場人物の腕がどんどん上
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.2

ひさしぶりにファンタジー観た。

現実と非現実の境界を超えた想像力と物語を愛する気持ちがこの映画の世界を作り出している。小さな子どもと一緒に観たくなるお話。終わり方も素敵。

映像は、華やかだけどどこ
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

3月末で配信終了してしまう作品を優先的に鑑賞。

予想していなかった展開。語りすぎない姿勢なので、少し分かりづらい部分もあったが、面白かった。ただ、ジェーンの妊娠中や子育て中の生活にもう少し踏み込んで
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.7

もう少し大人になって行き詰まった時に観たいと思う作品。素敵なストーリーだったけれど、ここ泣くところ!という圧力を所々で感じてしまった。
とにかく、映画RENTはまだ観ていないが、来日公演を観に行くので
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

笑えるシーンと泣けるシーンのメリハリがあるとても良い作品。
障がい者を登場人物に据えているが、これは障がい者を利用した単なる御涙頂戴映画ではないと思う。

主人公ルビーは、昨今耳にすることが増えた「ヤ
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.5

ヒア・ウィー・ゴーの方を先に観てしまうという失敗を犯したが、めげずに鑑賞。

なりゆきは何となく分かっていたものの楽しめた。でも、やっぱりABBAの楽曲ありきなので、少しこじつけ感がある。とにかくもう
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.5

ハラハラするところはアクションものとして最高だけれど、ストーリーは想像通りという感じ...期待しすぎたかもしれない。

マチルダ(ナタリー・ポートマン)が可愛さと美しさを兼ね備えていて、ファッション、
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

悲しみや憎み、喜び、愛情がつまったストーリー。まるでひとりの人生を追体験したかのような感覚。しかし、その人生は主人公ジャン・バルジャンのものだけではない。登場人物ひとりひとりが丁寧に描かれ、それぞれの>>続きを読む

シラノ(2021年製作の映画)

3.9

公開終了日に駆け込み。

思ったよりアクション多め。そして規模が大きい。シラノの紡ぐ美しい言葉、壮大なミュージカルと共にストーリーが展開。字幕なしで鑑賞してみたいと思った。

映像はとにかく綺麗。光の
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.8

ついにラストステージ。

劇中の「ここでやらかしそう」という予想を全て裏切らない爽快感。これまでのシリーズの伏線?も綺麗に回収。

ベッカを演じるアナケンどんどん好きになっていく。ベッカの自分の個性を
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.1

《ようこそ映画音響の世界へ》を観た後に鑑賞するとよりいい感じ。
ストーリーを追っていくというよりも音楽と踊り(軽やかなタップダンス)を楽しむのがこの映画の楽しみ方だと個人的には感じる。

リタ・モレノ
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.7

アマプラでレンタルした作品が一生再生エラーで観られないので、おすすめに出てきた作品を観る。

スタートレックを一度も観たことがないので分からない部分もあったが、主人公がスタートレックを好きな理由には納
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18歳の"やっちまえ"リスト(2020年製作の映画)

3.7

高校卒業前日に鑑賞。

よくある展開で、そこまでスカッとする感じではないけれど、登場人物ひとりひとりを丁寧に描いている。おもしろい。

おしゃれな音楽が流れるために、映画タイトルとは逆に上品な雰囲気に
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.1

ミュージカル。思っていたよりも好きになれなかった...

実話に基づくお話。似たような主題だったら、ネトフリの「PROM」の方が面白かったような。

きれいな歌が多かったけれど、特に耳に残る感じではな
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ステップ・シスターズ(2017年製作の映画)

3.8

逆差別を描いているのはめずらしいと思った。さまざまな立場に置かれた人々の視点があって、勉強になった。ステップダンスかっこいい。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.8

《ピッチ・パーフェクト》で、映画嫌いな主人公が泣きながら観ていた作品。

大きくストーリーが動くわけではなく、細かな感情の変化を登場人物のちょっとした表情や仕草から読み取る必要がある。要集中力。

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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.0

勢いで1作目に続いて鑑賞。

冒頭からアクセル全開。前半あまり乗れなかったけれど、それ以降は期待通り、期待以上の面白さ。本当に楽しませてくれる。

前作よりも最後のパフォーマンスが好きだった。そしてミ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.2

アガれる映画。

ひねりがあるわけではないけれど、楽しい。登場人物たちが主人公のためのモブにならず、個性が際立っていて最高に面白いし、それでいて主人公は埋もれていない。
クセになる、アカペラだとは思え
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

2.9

どうしても好きになれなかった。

どちらかと言うと台詞多め。歌と台詞の境目は曖昧な印象。舞台に近い演出も多く、その部分は楽しめる。ただ、ヘギンズ教授の台詞、態度が個人的にものすごく不快で辛かった。それ
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