真栄田さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年製作の映画)

3.5

ラジー賞獲ってたのは知ってるけどさ
俺やっぱコレ好きなんだよな

小学校低学年の頃、金曜ロードショーで観た時、メチャクチャ楽しかったし
今さっき改めて観たけど、やっぱおもしれぇよコレ

悪趣味ギャグと
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映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン(2023年製作の映画)

3.0

TVシリーズがそろそろ最終回なので、アマプラのレンタルで観た

本編と同じく、劇場版もロジックのシッカリした丁寧な脚本で感心させられたっす
カブラギがイロキと対峙するシーンが『魔界転生』みたいで好きで
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

色々文句は有るけど
クライマックスの展開は否応無くテンション上がってしまったので
トータルでは好きな作品です
スペックで劣る筈の旧型が、新型を根性でブッ倒すのは
『サイボーグ009』「ミュートス・サイ
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.0

スゲェ面白かった

広告会社のヤリチンサラリーマンが
国際犯罪組織の陰謀に巻き込まれて、殺人犯に仕立てあげられる、巻き込まれ型のサスペンス
主人公は、自分の疑惑を晴らす為、警察から逃亡しつつ敵組織の影
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

4.0

親権を剥奪され、2歳の息子を里親に奪われたヒロインが
社会復帰促進施設に収容されている夫を無理矢理に脱獄させ、パトカーを警官ごと奪って息子を迎えに行く話

序盤は「緊張感ねぇな〜」とか思って観てたけど
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.6

『E.T.』と『プレデター』を足して2で割って劇薬をブッかけたような映画

モラル0のブラック・ユーモア満載で
時々、笑って良いのか微妙なラインのギャグも有ったけど
トータルでは超好き

敵のデザイン
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

リサイクルショップで買った、中古のビデオデッキに、呪いのビデオが入ってて
ソレを悪ふざけで再生してしまった女子大生達と
呪われた家の隣に引っ越して来た女子高生が
貞子と伽倻子の呪いにかかってしまう
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バチアタリ暴力人間(2010年製作の映画)

3.5

フェイクドキュメンタリー版
『時計じかけのオレンジ』

中盤辺りまでのストレス値が高めなので他人には勧め辛いけど
後半は思わぬ方向にストーリーがドライブしていくので超楽しい

EDのスタッフロール観て
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カリートの道(1993年製作の映画)

3.8

釈放された元麻薬王カリートが
堅気になって、元恋人と一緒に楽園を目指そうとするが
周りの全てがソレを阻害する

一度、裏の世界に足を踏み入れた人間は、死ぬ迄その業から逃れられない
みたいな話

中盤ま
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劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

3.5

https://youtu.be/FBgLdHv3mBo?si=HtRI7u_49YF87bk7

再生すると能登半島復興支援になるらしいので、YouTubeで観た!

個人的に、マジンガーよりゲッタ
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

4.0

おもしれぇ!!
序盤の30分くらいは「ふーん」とか思いながら観てたけど
途中からギアが変わった

『裏窓』みたいに、他人の生活を覗き見してたら
『めまい』みたいな事件に巻き込まれてしまった
みたいな話
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

4.5

超おもしれぇーーー!!!!!

ヒッチコックの『サイコ』を下敷きに
性病とか性同一性障害とか
SEX絡みの社会問題をブッ込んだ
ボーイ・ミーツ・ガール・サスペンス

最後まで緊張感たっぷりな、サスペン
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ディボース・ショウ(2003年製作の映画)

3.7

絶対負けないイケメン離婚弁護士と
離婚後の財産分与で私腹を肥やすセレブハンター美女が
互いのプライドを賭けてバトルする法廷コメディ

序盤から最後まで、脚本に一切無駄が無い超面白い映画

離婚弁護士総
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!!

インテリのボンボンが貧困層に"歩み寄ろう"として、手痛いシッペ返しを喰らうサスペンス・ブラック・コメディ

気弱な脚本家の青年、バートンが執筆の為に泊まった、とある安ホテルで起きる怪
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デジャヴ(2006年製作の映画)

4.0

2023〜24年、年跨ぎ1本目
高校1年の時以来、14年ぶりに観たから内容ほぼ忘れてたけど
隣で見てた親父が矢継ぎ早にネタバレしてくれたから安心して観れた

いや
何にせよ、改めて超面白い映画だなコレ
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リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)

4.2

シリーズ完結作に相応しい傑作だった

今度の敵は、中華系秘密結社!
そして筆頭幹部はジェット・リー!(若い!強い!格好良い!)
シリーズ過去作を振り返る様なセルフオマージュ・シーンが多々有って
キャラ
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リーサル・ウェポン3(1992年製作の映画)

3.8

クライマックスがシリーズ中、1番ド派手で景気が良かった

銃社会アメリカを批判しつつ
それでも、銃を持つ連中を取締まるには銃を使うしかない
そんな矛盾を抱えながら戦う男2匹と女1匹、新キャラのヒロイン
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リーサル・ウェポン2 炎の約束(1989年製作の映画)

3.7

南アフリカのアパルトヘイト問題を取り入れつつ
敵をナチみたいなアーリア人至上主義者に設定して
白人と黒人の警官+イタリア系の会計士の混成部隊が
ソイツらをブチのめす
痛快娯楽ポリス・アクションだった
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

4.2

おもしれぇ〜〜!!!!!
好きだろうなとは思ってたけど、何故か観てなかったヤツ
そして、案の定好きな作品だった

自殺願望を持つ独身の若手刑事と
大家族を抱えるパパの壮年刑事
対照的な2人が、1件の投
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人斬り(1969年製作の映画)

4.2

司馬遼太郎の短編、『人斬り以蔵』をベースに
橋本忍が脚本を書き、五社英雄が監督をした傑作時代劇

事前に勝新太郎が以蔵役と知っていて
「ちょっと太くね??」とか思ってたけど
実際に観たら「以蔵だ!!」
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.9

え、スゲェ面白いじゃん
なんでこれシリーズ化できなかったん??
ってなった

60年代、冷戦下のヨーロッパで
新型核兵器の設計者がナチの残党に攫われたので
アメリカとソ連、双方の凄腕スパイ2人が手を組
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(2023年製作の映画)

3.6

織田家臣団って言う
マッチョ系のクローズドサークルで繰り広げられる、愛憎入り混じったスプラッターBLコメディ時代劇

人の首がステータスに成る戦国時代を、シニカルに切り取る、武のドライな目線が冴えてた
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赤毛(1969年製作の映画)

3.5

倒幕・佐幕に揺れる幕末、とある宿場町で起きた
価値観の転倒による悲喜劇

相楽総三率いる赤報隊が、官軍から利用されるだけされて
用が済んだら「偽官軍」として処罰された事は、賢明な『るろ剣』読者である僕
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(1965年製作の映画)

3.5

侍と言う身分への妄執に囚われた男の
哀し過ぎる貴種流離譚

主人公が必死になって掴もうとした士分の階級も、本編の約10年後には消えて無くなってしまう
そして
その遠因になるとも知らず、桜田門外ノ変の実
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

多少詰め込み過ぎ感は有ったけど、かなり楽しめたんで好きな映画です

『墓場鬼太郎』の1話と吸血“木“のエピソードに『犬神家の一族』の要素と
『チャイナタウン』みたいなフィルム・ノワールの要素を足して
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.1

アニメ版の配信が始まるので観た

こういう話だったのか
漫画が原作ってだけあってブッ飛んでるな

好きなシーンは沢山有るけど、トータルでは、あんましピンと来なかったっす
なにより主人公がナヨナヨしてる
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『続・ALWAYS 三丁目の夕日』以来
16年ぶりに劇場を襲撃した山崎ゴジラ
とにかく最高だった

有難う山崎貴
有難うスタッフさん、キャストさん、その他の関係者の方々

小学1年生の夏、『ジュブナイ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.2

個人的にシリーズ最高傑作だと思う
僕が世界史専攻だったからって言うのも有るかもしれませんが
第一次世界大戦前後を舞台に、暗躍するスパイ組織同士のバトルって言う設定だけで
正直最高です

ラスプーチンの
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

良く出来てるとは思うんですが、個人的には1作目の方が好きっす

ハッタリの効いた演出や設定
そして味方サイドの新キャラは好きだったし
何でも有りに見えてしまう秘密兵器もアクションの見せ方が面白いから充
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

観ようと思ってたけど
なんか観てなかったヤツ
面白かった!!

イーストウッドがバリバリのドスケベ爺いなのに
キメのシーンの時は急に格好良くなるからズルいぜ

事前に予想してたよりも、かなりギャグ多め
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吶喊(とっかん)(1975年製作の映画)

3.6

幕末の動乱の中を、衝動のままに突っ走った、百姓の若者2人
1人は賊軍に、1人は官軍に付き
各々、無軌道に「面白い」と感じた事をやる

序盤は両方とも、あまり好感が持てないキャラだと思っていたが
中盤か
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次郎長三国志 第一部(1963年製作の映画)

2.8

次郎長入門者っす
正直この作品は、ちょっと合わんかったっす

後に東映ヤクザ映画で、よく観る顔ぶれの若い頃が観れたのは良かったんすけど
いまいち何処で盛り上がれば良いのかが分からなかったです

とりあ
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血と砂(1965年製作の映画)

3.5

好きなシーンは沢山有ったし、好きなキャラも沢山居たんだけど
トータルで観ると、少し散漫な印象
もうちょいキャラの人数を絞って欲しかったっす

ザックリ言うと
『独立愚連隊』シリーズをシリアス成分強めに
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どぶ鼠作戦(1962年製作の映画)

3.4

独立愚連隊シリーズ3作目
3作目と言っても
前2作同様にストーリーが連続している訳ではない

加山雄三が主人公かと思いきや
結局いつもの佐藤允が主人公で
「やっぱこうでなきゃな!」ってなった

二次大
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.5

エロい!グロい!面白い!
パッケージを見た時に期待した物が全部入ってたので満足

ラヴクラフトからインスパイアされた作品らしいけど
ラヴクラフト作品読んでないから元ネタが分からん

とりあえず
スイス
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Share the Pain(2019年製作の映画)

3.3

男女の不公平さに付いて言及した、青春ディストピアSF映画だった

小生、故有ってアナルに爆弾を抱えている身の上でありまして
正直、鑑賞中は度々、下腹部に鈍痛が走りましたが
それでも
最後までシッカリ観
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