真栄田さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エリザベス(1998年製作の映画)

2.8

キャストとか衣装とかセットとかは豪華で見応え有ったけど
全体的には正直ピンと来なくて
「どこで盛り上がれば良いん??」とか思ってしまった

ジェフェリー・ラッシュの腹黒い家臣のオッサンと
ヴァン・サン
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.2

難しいわぁ笑

偶に、殺人事件が発生する都会より
常に、植物同士が生存競争の為に殺し合っている山林の方が、よっぽど物騒だけど
ソッチの方が寧ろ生物としては正しい
みたいな感じっすかね

そう考えると、
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.6

成る程、2作目はこういう話だったんか
1,2作通して、女性蔑視へのカウンターみたいなテーマが通底している様な気がする

前作とは違う視点から、あの変態クラブを観れて
「こういうシステムだったのね」みた
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ホステル(2005年製作の映画)

3.8

19歳の時、学生寮で友人達と観て以来
約11年ぶりの再鑑賞
やっぱ面白いなコレ

終盤の、とあるシーンは流石にキツかったけど
ソレ以外は概ねハラハラドキドキ楽しめた

新仁義なき戦い 組長最後の日(1976年製作の映画)

3.5

新シリーズ3部作完結編
1,2作目より好感の持てる主人公だった

キャストの顔ぶれの変化に世代交代を感じたっす

ただ、なんかこう、主人公が本筋に絡む迄の40分位が怠くて、あんましノレなかったなぁ
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新仁義なき戦い 組長の首(1975年製作の映画)

3.4

成る程、新の方は毎回主人公が別人なのね

前作よりかは楽しめたけど
やっぱ主人公にそこまで魅力を感じられなかったっす
あと梶芽衣子を雑に使い捨ててる感じが勿体無いと思ってしまった

とりあえず終盤のカ
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呪怨2(2003年製作の映画)

3.7

ビデオ版からだと通算4作目
シリーズの集大成に当たる作品で、とにかくヤル気がバシバシ伝わった

脚本も演出も巧みで
『パルプ・フィクション』の様な伏線回収の爽快感を覚えた

車の中、コタツの中、白昼の
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呪怨(2002年製作の映画)

3.4

ビデオ版2作目の続きが観れるので、割とスッキリした

時系列は地続きだけど、劇場公開用に作られた作品としては1作目なので
ビデオ版1,2作目の怪現象を、劇場版の予算でリメイクしつつ、新たなアイデアも加
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

なるほど、確かに怖いし面白い
個人的には、前半の都市型怪談っぽいノリが凄い怖くて好きでした

後半も怖いは怖いけど、なんとなく説明過多な印象を受けてしまい
「そこまで由来とか話すと『八つ墓村』みたくな
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少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

3.3

突っ走ってんなぁ
後日譚かと思いきや、TVシリーズを換骨奪胎して85分に纏めたリブート作品だった

「大人=車」とか「キャベツ畑=性交」とか
そういう暗示的なモチーフの使い方が巧みだったっす

新仁義なき戦い(1974年製作の映画)

3.3

新の方ってこういう感じなのか

なんか普通に楽しめはしたけど、無印版5部作が偉大過ぎて、ちょっと微妙な印象だったな
主人公に対して、広能ほどには魅力を感じられなかったのが1番の要因かもしれん

とりあ
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黒い家(1999年製作の映画)

4.2

おもしれぇ〜

凄い怖いし凄い面白い映画だ....
貴志祐介さんって、この頃からバリバリ活躍してる作家さんだったんだな

大竹しのぶもヤバいし、内野聖陽さんの冴えない演技も、現在の彼を知ってる状態で観
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.8

昔、ケーブルTVで拾い観した事は有ったけど、頭からケツまでちゃんと観たのは初めて

なるほど、こういう話だったのか
おもしれぇ〜

ヘロインを巡る色んな組織の陰謀に巻き込まれた女子高生が
裏社会をフィ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

個人的には90分位でサクッと終わる作品が好きなので、多少冗長さを感じはしたものの、ストーリーがスゲェ面白かったので良し

1つの思考回路が病の様に伝染し、薬の様に流通していく、サイコサスペンスの傑作
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回路(2000年製作の映画)

3.6

難しい話だなぁ笑
とりあえず、社会派っぽいホラーだったっす

ネット回線で、何処でも誰とでも繋がれる様になったゼロ年代初頭の日本に警鐘を鳴らすべく作られたホラーみたいな?

全体的に、どんよりと90年
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.5

ビデオ版『呪怨』の2作目
最初の30分使って前作の振り返りをする辺り、『死霊のはらわた2』とか参考にしてそう

前作よか怖かった!!
家から家へ暖簾分けされてく家系ホラーで、理不尽過ぎる所が良かった

呪怨(1999年製作の映画)

3.2

これがビデオ版の方の『呪怨』か

俊雄君とか伽耶子がアイコンとして定着してる状態で観ちゃったから
そこまで怖がれなかったなぁ
伽耶子出現の演出も、割と古典的な怪奇演出でそこまでピンと来なかった

とり
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女優霊(1995年製作の映画)

3.8

うぉーこえぇー!!
フィルム・ノワールの亜種とも言えそう

シナリオ超面白いし恐怖シーンも超怖いしで二重にビビった
『リング』より事前情報少ない状態で観たので、かなりビックリ出来た

リング(1998年製作の映画)

3.8

幼少期に観たCMがトラウマで、ずっと観れなかったけど、遂に観た

貞子をホラーアイコンとして認識してる状態で観てもシッカリ怖かったから凄い
そして
スゲェ怖いけどストーリーがメチャ面白くてビビった
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

やっと観た
そんでもってスゲェ良いじゃんってなった

安易に『マイフェアレディ』みたいにならないのが良かったっす
ちゃんと
黒人の兄ちゃんも白人のオッサンも、双方が互いの文化に影響されてて
凄いフェア
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呪詛(2022年製作の映画)

3.4

アジア圏のホラーは怖いから避けてたけど、話題なので初挑戦
やっぱこえぇよアジア人

子役の通ってる幼稚園がチンチンって名前だったのが唯一の救いだった

序盤は時系列が掴めてなかったけど、段々分かってき
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

なるほど、こう言う話だったんか
前作の方が纏まってたし、好きだけど
挑戦的な事やってんのはコッチだと思った

厭な村来ちゃった系映画だけど、夜の暗闇でゴソゴソ何かが起きるんではなく
ずっと明るい所で、
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

やっと観たヤツ
イヤ〜な話ではあるけど、端的に面白い映画ではあると思った

問題有る人ばっか出て来るけど、個人的には
小っちゃい娘の面倒を長男に押し付けてた両親が1番悪いと思う

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.3

続編もシッカリ面白いヤツだ!!
強くてニューゲーム状態のヒロインが超格好良い

前作で掘り下げ切れていなかったキャラ達にフォーカスし
更に別の角度からの視点も加えててナイスだと思った

ループ現象の種
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カルト(2012年製作の映画)

3.5

続き気になる〜
低予算だけどシッカリ面白い

『仮面ライダーオーズ』好きなんで
アンク役の三浦涼介さんが超強い霊能者役で出て来たのは嬉しかった
余談だけど
舞台版『呪術廻戦』で、三浦さんが五条先生役に
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.6

すげぇ面白かった!!

昨今の、MeTooの風潮を取り込みつつ
ショー・ビジネスの負の側面に切り込んだ
サイコサスペンス・ホラー映画の傑作

過去(60年代)の芸能業界で起きた悲劇を悲劇のままで終わら
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

女の人が抱える、妊娠・出産への恐怖や
DV被害等の諸問題
そして誰もが抱える、振り返り難い過去(物理的な意味でも...)
更には血統主義に対する批判まで
色んなテーマをスラッシャー・ホラーのジャンルに
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スリ(2000年製作の映画)

3.5

学生時代、部活の先輩から勧められた映画
やっと観たっす

原田芳雄かっこいいし
石橋蓮司も胡散臭くて良かったし
ストーリーも面白いんだけど
体質的に、割と画面酔いする方なんで
手持ちカメラでユラユラす
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宇宙刑事ギャバン THE MOVIE(2012年製作の映画)

2.8

元ネタをザックリしか知らんから、あまりノレなかったのかも
『ファンタスティック4』みたいな感じで『宇宙刑事ギャバン』をリブートしたんかな

主演の石垣さんが、何となく若い頃の大葉健二さんにちょっと似て
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.2

好きな部分も有ったけど、トータルではピンと来なかったっす
ただ
チャドウィック・ボーズマンさんへの熱いリスペクトはバシバシ伝わってきたのでソコは良し

あとオコエさんが童貞を殺すセーターみたいなの着て
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姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)

3.5

中1以来、17年ぶりに観た
賛否分かれてるけど、やっぱオレこの映画好きなんだよな

確かに原作とはキャスティングのイメージ違うけどコレはコレで好きだし
何より実相寺監督らしい不穏でシュールな空気が全編
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明治大正昭和 猟奇女犯罪史(1969年製作の映画)

3.2

色んな時代に起きた、女性絡みの猟奇事件をオムニバス形式で観せる実録映画

チンコ狩り事件で有名な
あの阿部定さん本人が登場したのは超インパクト有った

実録モノなので
結構イヤ〜な気分にはなるけど
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白昼の死角(1979年製作の映画)

3.8

戦後混乱期から復興期にかけてのドサクサに紛れて
犯罪界を上り詰めた1人の男の、虚実内混ぜなピカレスク・ロマン

主演の夏八木勲の、知能犯っぷりもインパクト有ったし
ソレを追う天知茂の検察官もキレ者感出
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事件記者(1959年製作の映画)

2.7

尺短いのに何故か間延びしてる感を覚えてしまった
撮られた時代の所為も有るかもしれんけど
キャラが薄味な上、起きてる事件も地味で
あんまし引き込まれなかったっす

悪役の宍戸錠だけインパクト有った

陸軍中野学校 雲一号指令(1966年製作の映画)

2.9

シリーズ2作目
脚本は良く出来てるし、尺もタイトな筈なんだけど
何故か冗長に感じてしまった

序盤の爆発シーンは好きだったけど、ソレ以降が地味だったなぁ

陸軍中野学校(1966年製作の映画)

3.4

シリーズ1作目
戦時中、実在した日本軍のスパイ養成機関を題材にした
和製007的なヤツ

思ったよか地味だったけど
手堅く面白いな
そしてヒロインがエロい