ブルーアイズホワイトダイスケさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブルーアイズホワイトダイスケ

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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

『透明人間』というテーマを使ったSFストーキングホラーだった。

頭のキレる奴が透明人間になると、こんなにタチが悪いんだと、痛いほど思い知らされた。

肉体的にだけでなく、精神的にも社会的にも追い詰め
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

4.0

嘘をつく主人公を見つめる松たか子の目が、とてもよかった。

全てを見透かしているようで、寂しそうで。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

真っ白な雪景色のシーンが続くんだけど、単調な感じは全くなくて、先の読めないハラハラ展開で最後までチョコたっぷり。

2人で犯人探しをする様子は、まるでコリーがジェーンに狩を教えているようだった。

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愛、アムール(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

最愛の妻が弱っていく姿を見続けることが、いかに辛いことか...
介護の日々が長回しで映し出されるため、感情移入してしまい、気分がどんよりとしてしまった。
長く愛し合ってきた2人の愛の記憶が、楽しく幸せ
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.4

優しすぎる窪塚洋介に違和感がありすぎて、いつ舌だして暴れ出すかとワクワクしてた。

キャストの演技は良かったんだけど、ストーリーにはあまり感情移入できる部分がなかったなぁ...

でも一緒に観にきたリ
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.9

邦題は謎だけど、この手のテーマを笑いあり涙ありのエンターテイメントに昇華できてるのはすごい!

パラサイトとの二本立て上映だったんだけど、見終わった後は、なぜパラサイトと同時上映なのかがよくわかった。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

はじめてのおつかい Lv.100って感じだった。

戦争版のスターツアーズに乗ってる感覚で、臨場感がとにかく凄い。

多分おれ、何発か撃たれた。

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

玉城ティナちゃんが感情的に喋るたびに笑ってしまった。
すごく可愛いんだけどね。
クライマックスのキスシーンは、展開といいセリフといい面白すぎて爆笑とうんこが同時に漏れた。
ほんと、扱いづらい女だぜ。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.4

由花子ちゃん可愛すぎて康一くんがずるい!!
伊藤潤二の富江みたいなミステリアスな色気があって、やっぱ小松菜奈最高。
僕は由花子ちゃんのネイルが綺麗になったの最初から気づいてたよ。


あと國村隼の唇の
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

最後のたたみかけで泣きそうになったのに、となりのおばちゃんがギャン泣きしてて涙引いた。

でも、最高に綺麗な涙だったぜ、おばちゃん!!

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.5

家族愛や同性愛、熟年愛など、色んな愛が見られて、すんごくラブリーやで!!
とくにジェームズコーデンの演技が御涙頂戴。


だけど、とんとん拍子で話しが進みすぎて、どこか都合の良さを感じてしまった...
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ポゼッション(1981年製作の映画)

3.9

ひたすらイザベルアジャーニが綺麗すぎる!
演技がすご過ぎてあたおか全開なんだけど、それをもってしても美しさが勝つ!!
なんといっても地下通路での絶叫コンテンポラリーダンスが最高の見どころ!!

あとア
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.7

サイコパス殺人鬼版の情熱大陸。

主人公はあくまでも精神が不安定なわけではなく、自由奔放に自分の快楽を追求しているだけであり、殺人は手段に過ぎない。
そのアナーキーな様子をイヌに投影していたのだろうね
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.7

精神病患者の写真の雰囲気が最高にバッチグーだったぜ!!
おれも混ざりたい!

モキュメンタリーなのに珍しく酔わないで済んだ。
上手くカメラの視点を切り替えてくれてたからかも。
あと雰囲気作りが上手で、
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.7

シャロンストーンに遊ばれて殺されてみたい人生だった。

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.8

学生時代の友達は一生の友達だね!

主人公を演じたシムウンギョンの表情が豊か過ぎて、笑いも涙も誘われてしまった。
邦画にもよく出ている女優さんなので、他の作品も見てみたい。

でも最後は結局お金で解決
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

合言葉は
『fuckin’ ideology !!』

ダンスシーンの数々で楽しい気分にはなれど、あくまでも戦争映画であることを忘れさせない。
収容所の明るい側面と暗い側面のコントラストがとてもシュー
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

能力者たちがかっこよ過ぎて、自分にも右肩にマークないか確認してしまった。
ちなみにありませんでした。

主人公の女の子の演技がお上手で、
普通にもサイコにも見える絶妙な表情が良かった!
家のなかでめち
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

これでもか!ってくらい『ファイトクラブ』を匂わせるシーンがあったけど、部屋に『ファイトクラブ』のポスターが飾られてるのは露骨過ぎて笑ってしまった。

さすがにミスリード誘ってるだろとは気付いてしまった
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.9

97分間、合法的にトび続けられるドラッグムービー!!
映像が虚ろになったり、上下逆さになったりで、本当にラリっている感覚になります!
(クスリやったことないけど。笑)

何者かによってパーティのサング
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.6

映画のほとんどがS◯Xシーンでたまげる。
たぶんフェチズムなんだろうけど、主人公がひたすら舐め続けていて(どことは言わないが)、しつこ過ぎて途中から面白くなってきた。
しかも音が生々しい!笑
これを3
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8

『ボーイングを実際に一機丸ごと爆破させちゃうくらいド派手なスパイ映画』ってだけで魅力的なのに、
そこに時間概念のコンセプトをプラスして、奥行きを深めちゃうなんて...
もう、大好き!!

現実じゃあり
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殺人魚フライングキラー(1981年製作の映画)

3.6

新文芸坐の『血みどろオールナイト2020』にて鑑賞。

我らがピラニアが羽をつけて帰ってきた!!!

とれたて新鮮な魚のフライをディナーで楽しまんとするホテルの客たちが、逆にフライングキラーに堪能され
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ゾンゲリア(1981年製作の映画)

3.8

新文芸坐の『血みどろオールナイト2020』にて鑑賞。

『ゾンビ』の残酷さと『サンゲリア』の恐怖を謳ったこの作品。
題名だけ見るとよくあるパクリもんのチープなゾンビ映画ぽいけど、
実は全然違って、想像
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ドッグ・ソルジャー(2002年製作の映画)

3.7

新文芸坐の『血みどろオールナイト2020』にて鑑賞。

山奥で訓練中の軍隊の前に現れたのは、なんと人狼だった!
容赦なく襲いかかる人狼を倒して、無事に生きて帰ることはできるのか!?
っていう、ストーリ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.7

私は長らくこの映画の虜であり、今でも月1ペースで観てしまう。
だって、謎の中毒性モリモリなんですよ。
ちょいとこの映画の謎の魅力について考察してみる。

まずは独特な撮影手法について。
通常ミュージカ
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.7

ヤクブーツはやめろ〜な話。

ジョゼフゴードンのアウトローなポリ役、最高にクールだったぜ!
厨二病なので、毒を持って毒を制す!的な展開に興奮しないわけがない。

ストーリーは『96時間』で、戦い方は『
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.2

街に住むほとんどの人間が炭鉱夫を目指すなか、ロケット技術者の夢を諦めない少年たちの奮闘を描いた映画。
まだあどけなさが残るジェイクギレンホールと、強情な父親を演じきったクリスクーパーの親子愛に涙が枯れ
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フェイク(1997年製作の映画)

3.7

料亭で日本人が『つり目のクソ野郎!』とか言われてボコられるの理不尽過ぎて笑った。

アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

低予算でしっかりここまで楽しませてくれるリーワネル監督、お見事。
とくにSFってお金かかるジャンルなのに、よくやったよ。

近未来モノで、能力者が無双する映画ってだけでテンションあがるよね?
私はハイ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

ホラーなのか?って感じはするけど、最後までハラハラしながら見れた。

サクッと気軽に映画見たい人におすすめ。

【タイムループ×ミステリー×スリラー】

っていう新しい複合ジャンルで、怖い映画が苦手な
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アス(2019年製作の映画)

3.9

少しのボタンのかけ違いで、人生は大きく変わるんだね。

特にアメリカでの人種差別はまだまだ問題視されていて、本監督のような文化人もいれば、迫害されながら生きる者もいる。
そんなアメリカにおける人種、貧
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

これから働き始める新社会人からベテラン社会人まで、全ての働く人にぜひ見て欲しい一本。

世直し萬斎が、今日も会社の不正を暴いていくぜ!
っていう、メーカー版半沢直樹。

会社に従属するのではなく、保障
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68キル(2017年製作の映画)

3.4

気弱な変態男とサイコ女の純愛映画。
主人公の男がいろんなセクシーな女性の手玉にされる、かなりマゾなストーリー。

ムカデ人間2のデブに似てるドウェインがもっとサイコで出番も多かったらなお良し。

こん
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カジノ(1995年製作の映画)

4.1

時系列順の見どころシーン

・面白い映画は最初で引き付けられる。
しかもミスリード
・ハッピーバースデーソングがこんなに怖いことはない。
・『金持ちにはブロンドの美女を』っていう監督の哲学がわかる。
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.7

ある意味無骨とも言える『ブギーマン』というキャラクターに合った、あっさりしながらも粋な殺人シーンがとても印象的であった。

シリーズを見ていなくても展開にに置いてかれることはないし、ハロウィンを初見の
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