言葉や思いに結晶化される前の「はて?」を見える化してくれる爽快さがある。それも、ひとりが一方的に結論づけるのでなく、様々な立場の人間が「はて?」を出し合い、語り合い、推察し、否定し合うことなく、膨らま>>続きを読む
葉文潔の魅力よ! 葉文潔、ようぶんけつ、イエ・ウェンジエ…
主たる登場人物が科学者なのが何よりの魅力。想像を超える事象、悲劇に対しても考察、仮説、検証…の繰り返しで冷静に対処している姿。三体世界とは比>>続きを読む
創作者と信奉者、作品と現実、生命とアイデンティティー。その両端が入り乱れ姿を変えて輪郭が滲みおぼろになる。
中村明日美子氏の原作マンガもよかったが、概念的な世界に血を通わせ肉体のあやしさ哀しみをまと>>続きを読む
長瀬智也と西田敏行の落語が観られる、それだけで価値がある。
第9話、粗忽長屋がなんと言ってもよい。人間のアホさ、欲望、バイオレンス、愛嬌、人情、可笑しみ…。人間のすべてがあって、そのまま包み込む噺=>>続きを読む
森田剛が際立っていい。徹底的な諦め、冷酷、家族への忠誠。森田剛の存在感がこの世界のすべてを納得させる。
(話の内容としてはよくある裏?社会のアレコレで、所詮暴力が支配してダークサイド的腕力がない者>>続きを読む
-登場人物に舞台に事件にネーミングに、すべてが乱歩の作品を彷彿とされる怪しいオマージュに満ちていながら創意もあって、エンタメのワクワクまである。草刈正雄の探偵ぶりさいこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!秘密倶楽部も>>続きを読む
生意気で暗くてお利口で乙女チックな小松菜奈のキャラクター造形が素晴らしいすぎる!だいすき!しめじじゃねえし!小出恵介との掛け合いも間が絶妙で小気味よい。
言わずと知れた名作。オープニング・エンディングも含め、設定、モチーフ、台詞、構図、間合い、音楽…そのすべてが斬新かつ生きいきした魅力に溢れている。松田優作の軽妙洒脱、飄々としていながらあたたかい工藤俊>>続きを読む