あびるさんの映画レビュー・感想・評価

あびる

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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あかんおもろすぎる!
パート1正直あんまおもんないなぁとか思っててごめんなさい。パート2がエグすぎました。
IMAXで観ないといけない、前編IMAXフルサイズで観れます。これ以上のSF映画体験はないで
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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本当に当事者にしか真相が分からない、観客が裁判を追体験するような映画だった。
エンタメ映画的なカットバックとかもなく、本当に何がおきたのかは証言から想像せざるをえないモヤモヤも設計されており、めっちゃ
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Saltburn(2023年製作の映画)

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バリー・コーガンを楽しむ映画。スタートはシンプルに勉強頑張ってきた冴えない男子生徒と、オックスフォードのイケイケ超実家太王子様の恋愛模様を描くのかと思ったが、話がどんどんあらぬ方向へ転がり最終的に銭ゲ>>続きを読む

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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めちゃ良かった。
世界、現実とかよりも恋愛を優先させ、今享受しうる幸福を最大限享受する覚悟。
オタクの欲望が詰まってる。
正宗の心は私のものと娘に言い放つ睦実がハイライト。
ここへはないどこかへ、の物
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テス 4Kリマスター版(1979年製作の映画)

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テスがずっと報われなくてツラい。
一人目の男はもちろんクズだが、二人目も大概で、結婚後自分だけ秘密を告白してすっきりしたくせにテスの告白にはガチギレ。対等ではないんだよなあ。
子どもができて亡くなるま
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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最後のフォード監督の有名エピソード
地平線を真ん中にするな!というアドバイスをラストにわざとらしく実践してみせるスピルバーグお茶目でチャーミングでこれぞスピルバーグ映画って感じ。
自伝的映画であっても
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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マトリックスが転換点的な映画かはさておいて、本作はマトリックス、2001年宇宙の旅、のような転換点映画になりうるポテンシャルは感じた。つまりマルチバースという新たな概念の宇宙観を映画にしたという意味で>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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めっちゃ面白い。『ホワイトロータス』にめっちゃ似てる。いまヨーロッパは資本主義社会とか富裕層をいや~な感じ描くのが流行ってるのか?

色んな人種の人たちが寄せ集まってニッコリしてるのがH&M、むすっと
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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仕事だからと映画を頑なに観なかった主人公が、人生が彩られ映画を観る選択をする瞬間がとても良かったです。
人生は心の姿なり、という『チャンス』の映画チョイスも泣ける。

オリヴィア・コールマンはもちろん
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

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ヴァーホーベンの描く強い女性最高!

人類史上初めてのレズビアン裁判を題材にしつつもそこに、宗教や性欲やペストやらが絡み合って、ある意味強すぎるベネデッタが生まれたという感じ。
目的のためなら手段は選
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

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カニバリズム系ホラーなんすけど、ドラマ『僕らのままで』のエッセンス、つまりあの日あの時しかない青春!がめっちゃ詰まってて最高でした!

恋人という枠を越えたソウルメイトに出会えたのは、二人が普通ではな
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別れる決心(2022年製作の映画)

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『めまい』っぽくはあるんやけど、シリアスにはなりきらずあくまでもコミカルな演出で進むのは『オールドボーイ』っぽい。
不用意かとも捉えられかねないくらい多様なカメラワーク。思考のシーンで現実に触れるかの
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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フィンランドの監督ということでアキカウリスマキが引き合いに出されてた。確かに人の距離感がめっちゃカウリスマキっぽい。というかあの初対面冷たすぎるかんじは北欧特有のものなのか、時代性なのか、、
内容はビ
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バビロン(2021年製作の映画)

5.0

映画について語る映画。ってことで最高でした!
映画にまつわる歴史と愛憎の物語で、けっして懐古趣味でもなければ映画愛を表現したものでもない。執拗な汚物とか下品なパーティーはまさにどんちゃん騒ぎの「バベル
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんなに原作リスペクトあるのに、映画にしてこんなにつまんないのは悲しい。
全体的に地上波アニメ向きの展開とテンポでしたね、、
初泣き!とかいってごりごり泣かせにこさせるのもウザいかもなあ。

原作人気
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

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アツかった。コンビニにエロ本がなくなったこと、当時話題にはなったけど、今はもう当たり前になってたなあ。
そりゃこういうこともおこってるよな。
俺も仕事本気で取り組みたいっす

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

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ロバートエガースにエンタメっぽい映画をとってもらうにあたって、中世という時代設定は完璧だと思うし、北欧の暗くて血なまぐさい雰囲気も正解だと思うんやけど、今作に関してはイマイチはまってなかったかな、、>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

とんでもない傑作でした。

芸術で名を残すために関係を断つという動機は理解できるが、やり方がな…みたいな感じ。

ある日突然退屈という理由で絶縁されたパードリックの、絶妙な「いい人」具合が完璧でコリン
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

舞台挨拶つきで見た!
これはブレッソンや。積み重ねの映画や。
日々なにかを積み重ねる描写はボクシングと相性が良く、その日常の反復が心地よかったです。岸井ゆきのさん、まじで舞台挨拶の時と演じてるときで
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

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序盤西洋視点の、奇抜なアジアの国とおろかなアジア人の描写に冷めかけたが、中盤から溥儀そのものにスポットがあたって、その複雑なパーソナリティが明らかになるにつれ、俄然面白くなりました。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

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2023年、新文芸坐で映画初め!
ゴッドファーザーは3だけずっと見てなかったので、満を持して新文芸坐でみました!
タイトル詐欺!とまっさきに思った。
1と2に比べると、マイケルという人間の考察が甘い感
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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2022年ラストに観た映画!
ミステリ好きとしては、本当に楽しめた。
推理すること自体は無力である、という探偵につきまとう宿命への一つの回答が提示されており、かつその回答がとんでもなくて、
まさに、ス
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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グランドシネマサンシャインのアイマックスで観ました!
海洋ドキュメンタリーに、わけのわからん生物がずっと出てるみたいな不思議な感覚になります。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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トラウマをこれでもかとグロテスクに描写している、それだけっちゃそれだけの映画。A24はアリアスター以外は、意外とつまらないものが多いですが、なんかひきつけられる魅力が漂ってますよねえ。

そばかす(2022年製作の映画)

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三浦透子が良いので、良作。
ちょっと説教くさくなってしまってるのが惜しいですが

ブラックアダム(2022年製作の映画)

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マーベルが今おもんないから、DCのターンかと思ったが、これもおもんなかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

最高!
音楽かかるタイミングが神がかってる!
漫画の絵を、違和感なく。かつバスケの動きをできるだけ忠実に
という前代未聞なことを行っており、かつ原作が超面白いので、
とんでもないことになってます。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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めっちゃ変な映画だったが面白い。
ハンバーガーがすごく食べたくなる。

母性(2022年製作の映画)

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原作未読なので、よく分からないが、
湊かなえが伝えたいメッセージがぼやけてるんじゃないかな。
無理して良い話にまとめる必要ないんじゃないかな!

ある男(2022年製作の映画)

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石川監督は一個上のステージにいった感じがするね!

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

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序盤ずっと不穏で、物語の行く先をつかませない脚本に惹かれました!
前作のブックスマートが青春ど真ん中!みたいな映画だったので、びっくりしました。SFで露骨に提示する社会的メッセージ。

RRR(2022年製作の映画)

5.0


三つのR! ナートゥをご存知か?
真の友情とは、友達のために、自然な風を装って、友に花をもたせるためにナートゥ勝負降りることです。

水と火の対比と両者が交わる象徴としての血など、細かい演出もいいで
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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舞台挨拶つきでみました。練られた脚本とこだわりの撮影で、終始飽きることなく、ほどよい笑いで、日本のインディーズ映画の良いところ出てたと思います。

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