赤いタンバリンさんの映画レビュー・感想・評価

赤いタンバリン

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トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

4.0

トラックに跳ねられても、ヘリから飛び降りても死なないタフガイが、筋肉をぶつけ合ったら意気投合しちゃうとっても楽しいアクション映画!

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.0

左手を折られて、キャーーーーーーーーーッ‼︎‼︎と悲鳴をあげるライアンゴズリングがツボな人にはむっちゃオススメのバディ探偵ノアールコメディ。

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.2

これもアメリカのリアルなんだと、ハッとさせられたというか、『シビルウォー』や『ズートピア』、『ブルックリン』だけではすくいきれない部分をすくい取った様な。
現在Netflixのみの配信ですが、出来れば
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

数年前までは、インターネットとSNSによる発達により、この世界はどこに住んでいようとも均質的な暮らしができる様になるという幻想をどこか信じていた。
しかし、今年もあと一月余りとなった今になって振り返っ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

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この様な映画がクラウドファンディングで作られたことが先ずもって素晴らしいことだと思う。

ここ数年、『風立ちぬ』が天才の仕事の延長線上にある戦争という視点で描いたものだとすれば、『野火』は戦場そのもの
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.2

主演の二人の小松菜奈と菅田将暉の最も美しい瞬間をフィルムに残したそれだけでもこの映画には価値がある。

けれどもそれ以上にこの映画が山戸結希監督のメジャーデビュー作であり、この映画が地方のイオンの中の
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

この映画はむっちゃ泣ける作品だと思うのですが、その泣ける成分を取り除けばただただ映画製作そのものを描いたような作品だと思います。
つまりは熱の伝播。
熱を持った一人の人間がいる。
その熱が一人一人に伝
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.8

00年代前半の映画、例えば『リリイ・シュシュのすべて』や『アカルイミライ』の中に生きていた彼ら彼女らが今の時代を生きているとすればこの映画の世界の中にいるのではないのかと思わされる。
当時、悩み苦しん
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

西川美和監督にはこの世界がどの様に見えているのだろうか。
意地悪な視点なんだろうけれど、嫌な気持ちにはさせられないというか、そんな不思議な感覚を覚えさせられる。
もっくんが演じるところの主人公は容姿淡
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

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ビートルズ、ライブも最高じゃん!

やはり音楽を好きでいるとビートルズの話は少なからずしてしまう。
どのアルバムが好きか?、五人目のメンバーは誰か?、今存在していたらどうなっていたか?、等々。
そんな
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.2

素晴らしく上品で、且つ誠実な映画だった。

この映画は、やるべきことをやっただけの映画。
クリントイーストウッドもそう、トムハンクスもそう、そしてこの映画に登場する全ての人物もそう。
過剰も過不足もな
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怒り(2016年製作の映画)

4.4

目を背けたくなる現実を見て見ないフリをしてしまったり、自身の中に生まれた疑問を都合の良い様に解釈してしまったり。
日々生活の中で、自分の中の「べきこと」を擦り合わせていくことは生きていく中で重要なこと
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

傑作『ウィンターソルジャー』の続編であり、『インフィニティウォー』に向けてスケールとフィクションラインを一気に広げた感のある『エイジオブウルトロン』の続編でもある、むちゃむちゃ無茶な無理難題を針の穴を>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

13歳から14歳の間、狂った様にバンプオブチキンを聴いていたあの頃のことをフラッシュバックさせられ、とはいえ音楽も映画も時が経った分だけブラッシュアップされてるんだなあと当たり前なことを目の当たりにさ>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

この映画の制作が発表された時というと『パシフィックリム』やギャレスエドワーズ監督の『GODZILLA』の後だったわけで、しかも『進撃の巨人』の後でもあったので、正直不安の方が大きかったのですが、『ディ>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

アントンシガーとヒースレジャーのジョーカーが00年代中盤に立て続けに存在した様に、2016年には泰良と森田が存在したと思える位に森田剛演じる森田の歪さが光る一本。

監督の悪ノリが炸裂し、そのどれもが
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

観ている間に面白い映画と観終わった後にその面白さが込み上げてくる映画があるとして、この映画はまさに後者だ。
というか、面白いと言うのも語弊があるというか、観終わってからずっとこの映画のことが、いや柳楽
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