脚本に関しては雰囲気はいいけど、細かいところや理屈を求めると納得はいかない。クリーチャーの造形や不気味さはカーペンターらしくて大好き。
良かったです。ストーリーや展開は読めては来るのですが、特にラストの解決はそうならざるを得ないといった感じでした。最初の方暖色が目立つのにどんどん暗くなっていくのも怖いです。あと、映画館だと音がよい。
雰囲気の作り方というか、黒沢清の映画特有の閉塞感がたまらない。
これがこの人たちのコミュニティでは当たり前なんだ、というように狂気が日常に染み込んでる。
あっさり感が批判されているけど、自分はかなり良かったと感じた。
お洒落なのはもちろん、表層的に描くことでプリシラとエルヴィス二人の人間関係だけに注力されているといった感じ。
テレビ世代ではない自分にとってはピンと来ないところもあったが、クローネンバーグの根底にあるテーマみたいなものはずっと変わらない。人工物さえも肉体の延長のようにして取り扱い、文明と肉体が融合していく感じ>>続きを読む
ストーリーは当然浅野いにお原作だし、安定感あった。
漫画やテレビアニメ風のシーンの切れ方が気になったりした。BGMカッコいいし、作画もある一点への拘りがすごかった。
割としっかり面白かった。
カスミがベタにヒロインしてる。
環境問題とか、生態系としてのポケモンという観点が初期アニポケらしくて好き。
1と基本的にやってることは変わらない
気持ちいいところは気持ちいい。
ストーリーは焼きましと言ってしまって
いいのか、それともロッキーに求めるのはこれなのかという感じではある。
スピルバーグらしさはとてもある。
喧嘩のシーンの互いの見せ方とか特に。
あと、飛行機の場面もキューブリック好きそうな雰囲気あったし。
ただ、アクションは綺麗だけどキャラが多くて、うまくコメディに振り切>>続きを読む
ロッキーとは正反対の方向性です。
スタローンが徹底的に話さない。
そこがカッコいい。最後にめっちゃ話しだすのも、構造として良かった。
ねずみは怖いんだね。
これ、脚本家がポケモンをファンとして愛し過ぎていたら出来なかったんじゃないかな。
肉弾戦が痛々しく映るという発想をポケモンに持ってくる辺りそう感じた。
建物のデザイン等もいい。名作です。
90年代のダークなアニメや特撮の雰囲気を感じるストーリー。解決はあれで良かったのか?という疑問はある。
ブルドーザーやテレビ局といった要素が組み込まれるのが初期ポケモンっぽい。
裸の銃を持つ男もそこまでハマらなかった人で、本作もそこまで。面白いけど。細やかな小ネタの仕込み方はすき。
宮崎駿監督らしい要素を詰め込んでるというのはわかった。何より、絶対に現実から逃げない所がナウシカから一直線に続く宮崎駿なんだろうな。
宮崎駿の倫理観というか、世界の見え方が特濃で注ぎ込まれてそうな気配がある。
ナウシカの後世への影響は凄そうだな。
と、すでにこの時点でジブリあるあるが沢山見られた。
いい、モンスターが食欲失せるタイプのキモさ。
ストーリーは雑だけどキャラはしっかり作られてて楽しい
観客が見たいものに忠実なロドリゲス映画はやっぱり楽しい
このまで徹してくれると最高
久しぶりに見て、子どもがちゃんと子ども過ぎて凄い
メイの怖くないもん、もそうだけど強がるサツキも描き方が良い
うる星やつら、全然知らずに見ました。
作画というか、演出がいちいち突き抜けてカッコいい。
ハマったかと言われるとそうでもない。
うる星やつら知ってたり、当時見てたら違ったんだろうな。
男児に聞かせる姫物語という枠組みは好きだった。男の子が聞きたい話として聞くプリンセスストーリー。
細やかな話は子供向け。とはいえ、メタ的なコメディ要素もあって完成度は高い気がする。
想像以上に分からなかったな
男性の視線とかそういうタイプの恐ろしさなのは分かっても、聖書的なのとか
ラストの気持ち悪さはまた別物なのかな
好きだけど
非常にツイン・ピークスと似た雰囲気、まあ当然か。オズの魔法使に対する偏愛が感じられる。あれをアメリカの古典としてロードムービーに再編成した上でズタズタにしたかったのか?
ラストが特に変。過剰なキャラ演>>続きを読む
プロダクションIGが無双してた時代だなぁ。血の出方が過剰で良い。リアリティに極限までの興味のなさを感じる。
昭和のアジア映画特有の荒唐無稽さまであえて楽しんでるのも良かった。自分の好みではないけど。
コメディなんだ、ブラックなのはわかるけど静謐過ぎて個人の趣向ではなかった。映像は美しい。
割と歪んだレンズ多用されてて、遠近感がいつもと違うのが面白いと思った。
個人が持てる世界観には限界があって、人と出会ってその場その場で変化していくという部分にオプティミズムを感じた。全くアメリカ的では>>続きを読む
本当によくわからないが、クセの強さと映像、色彩のドギツサが面白すぎる。
作画のクレしんみがまだ割と強い。
ヴァーホーヴェンの見せたいものが個人的にことごとくハマらなかった。
マイケル・ダグラス自体は嫌いではないけど、この役が別の人だったら全然印象違っただろうと思いながら見てしまった。
デ・パルマの冒頭の別にそんなやらんでいいだろ感からすでに好き。その他、効果音とか音楽で雰囲気をやりすぎなまでに誇張して伝えてるのも好き。
ストーリーは原作より端折られてる感はあるが、学園モノとして最高>>続きを読む
しっかり怖かった。細かい設定もよくできていて不気味。ただ、幽霊ベースのベタな恐怖ではある。設定や恐怖の磁場という観点に、Jホラー特有の良さがある。
細田守監督の絵柄や演出好きなので、普通に好きです。特に終盤の場面の絶望感とそこに隠れるオシャレさが良いです。エヴァみたいな雰囲気の演出が度々あるのも好き。
好きではあるけど、粗はある方だと思う。シリアス過ぎないファンタジー寄りのホラー演出をあえて楽しんでやってる感じは好き。
ラストの展開は急だなという印象だったが、中盤までは完璧。恐怖が起こるべき磁場の中で人々が動いていたのが好き。登場人物の設定が自ら恐怖を呼び寄せているんだな、と世界観への納得感があった。引きの画面で世界>>続きを読む
庵野秀明感のある色んな設定はあったものの、ラストなど元祖ウルトラマン的な展開をいかに今流にするのか、というのを感じた。メフィラス星人の描き方が一番面白かった気がする。原作同様の余裕を見せつつも、少し違>>続きを読む
ヒッチコックの性への倒錯部分を、デ・パルマを通して一層感じ取る。アルジェントと同じ方面でのヒッチコック受容なのがおもしろい。主観の場面がやっぱり緊張感を煽ってていい。どこまで見せるか、みたいなのも古典>>続きを読む
人間が持つペルソナの多重性みたいな部分がコミカルに描かれてて好きです。
カウフマンの脚本はいつもしっくりくる。自分の容姿では手に入れられないもの、というテーマが今となっては別の角度から見れるので、そこ>>続きを読む