御者の主観カメラ、御者のアップ。ロック・ハドソン目線のフィル・ケリー。3D撮影ゆえ。緩慢。ロック・ハドソンは無傷で長時間失神。ドナ・リードとネヴィル・ブランドの人質交換がしっくりこない。ロック・ハドソ>>続きを読む
複数の女性が中心で男性は周縁。多幸感に満ちたミュージカルパート。特に公園でのカメラをまるで意識していないような自然な演出とカメラワーク。ソフトフォーカスと言っていいのか、フィルムの発色の影響なのか、柔>>続きを読む
構造は『彼奴は顔役だ!』と『男の塊』。モブシーン。素手で殴る。マスクマンも。英語の発音がなんか違うのはなんなのだろう。20世紀ピクチャーズの第1回作品、とのこと。「蛍の光」
蓮實重彦トークショー備忘>>続きを読む
デクパージュ。村上淳の足の裏。序盤の畳み掛けるショットがカッコいい。ほぼ白にグレーが淡くゆらめいているような画面でタイムリープ?記憶錯誤?背中に刺繍のある白いシャツ着用時、新興住宅の擁壁前の道をスケー>>続きを読む
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白眉は花ちゃんの登場シーン。林の中を歩く巧を距離を置きながら並行して映すが、途中地形によって姿が隠れる。そして次に巧が現れた時には花ちゃんを肩車している。ここまでワンショット。弦楽多重奏。落葉した木々>>続きを読む
怯えるハンフリー・ボガート。政府の倉庫は、その斜めの壁からして『戦場を駆ける男』の化学工場では。ジェイムズ・キャグニーはほんとうにすごい。
シールド工法みたい。独特のアップ。特撮。ダンス。素手で殴る。姪。潜り抜ける。めまい。足の痺れ。ディゾルブ。20世紀fox。
『脅迫者』のような回想。頭痛。コインで割れたガラス。逆光で浮かぶシルエット。照明に凝っている。ロンドンデリーを歌うロバート・ミッチャム。無表情で眠そうな顔で歌がうまいミッチャムはカリプソ好きでレコード>>続きを読む
エロール・フリン。ドン・シーゲル編集。雪はラリーサ・シェピチコ『処刑の丘』、エルマンノ・オルミ『時は止まりぬ』に軍配。
ほぼ『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』と『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』。車の並走。道路にカメラを埋め込んで車を映す技術はジョン・フォードが馬で。軍用機のプロペラ。エロール・フリンが飛び込んで>>続きを読む
ジェイムズ・キャグニーがものすごい。キスの前にガムを吐き出すヴァージニア・メイヨの下衆っぷりもすごくいい。ディゾルブのお手本。カットが早い。列車強盗の際、トンネル出口で飛び降りる。全身包帯。ライフル。>>続きを読む
ボガートだけ蝶ネクタイ。テッド・デ・コルシアが護送されてくる一階の階段は再び画面に映る「ドリー効果」。アクションつなぎ。テッド・デ・コルシアはその演技力によって冒頭で怯える姿と殺し屋達に指示する姿がま>>続きを読む
柄物が少なく単色の衣装が多い(チェック柄はある)。謎の電車ショット。ポルトガルから来た異邦人のイネス・デ・メディロス(『パルプ・フィクション』に出演していたマリア・デ・メディロスの妹)。ボーイッシュな>>続きを読む
冒頭、タイトルバックに駅馬車が道を向こう側からやってくる。痰壺に銀貨。早い。セリフ無用のショット。カルロスが持っていたパンツ、アンジー・ディッキンソンのガウン、ジョン・ウェインのシャツが赤い。口に手を>>続きを読む
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窓。窓と鏡。カメラがけっこう動く。パソコン画面を媒介した切り返し。8000の前世。袖擦り合うも多生の縁。画面下半分。川沿い公園のロングショット。マンハッタン橋?意外とガチムチなユ・テオは富士額。シャツ>>続きを読む
ロングショット。BGMほぼ無し。スクーター。ポラロイド写真。ストリートダンス。植木屋。いきなり東村山近傍から下田まで2人で旅行。スクータータンデム。くじ引きごっこの家には何しに行ったのか、わからなかっ>>続きを読む
英国っぽいレタリング。咀嚼音で始まり終わる。数えることが物語の推進力(『プロスペローの本』も)。タブローが立体を平面にする。双子。五、六人映す際の配置。シンメトリー。白と黒。テーブルに着席する登場人物>>続きを読む
貴種流離譚。序盤で砂漠から敵が浮かぶショットがカッコよかった。クリストファー・ウォーケン出演がうれしい。巨大建造物。巨大戦闘機。巨大競技場。膨大な人数。数カットに分けたキスシーン。ハンガリー、ヨルダン>>続きを読む
ケイリー・グラントは2回カメラ目線。カメラはほぼ一階だけ。階段登りきったところにカメラ置いていたのが一回。固定カメラ。パンも移動もほぼなかった。ほぼ屋内セット。家、婚姻届を受理する役所も。ブルックリン>>続きを読む
斎藤達雄出番少ない、冒頭のみ。あの教室の感じは『大学を出たけれど』の教室に近い。笠智衆も出番少ないが、全編に渡って存在感ある。苔寺の牡丹。京都、神戸、大森、銀座、箱根。序盤の薬師寺でのシークエンスはロ>>続きを読む
『我輩はカモである』の方が好き。
辻角で出会い頭に衝突した男女が恋に落ちる、というベタ。飲み物は必ずコップに入れて飲む。編集とツッコミと音楽について考えた。
以下、シネマヴェーラHPより、無断転載>>続きを読む
過剰。劇画。過剰なアップ。極端な構図。過剰に滴る汗。クリント・イーストウッドの顔に過剰な傷。撃たれて過剰にもんどり打って倒れるも血は滲まない。滑らかなクレーンが嫌味でない。吊らされているように見えない>>続きを読む
傑作『どこまでもいこう』と同じく多摩ニュータウンが舞台。冒頭の電車をもう少し長く観たかった。タイトルまでのひだまりにいるバンドの会話。長回しが良い。台所の食器棚からの道路。例えば和菓子屋のくだりはカッ>>続きを読む
モンタージュ。友人が壁をよじ登るショット2回。畳み掛けるギャグ。スリル満点。無声だけど遠くから「あいつをまくまで待ってて」。
水槽に浮かぶモデルを撮影。お金を介在した依頼。血。道徳的・精神的に欠落した親たち。まぶしがる役所広司。最後にキレる柄本明(他でもあったような)。道路を切り返す車。眞野裕子が役所広司の愛人であり、かつ豊>>続きを読む
船。カメラの前に立ち上がる密航者。すぐ死ぬ豊原功補。『Helpless』の右腕欠損。ためらいなく水の中に入る長髪の浅野忠信。辻香緒里障碍。斉藤陽一郎宅で光石研との掛け合い長回し。カメラ90°。中国人に>>続きを読む
染谷将太の幽霊。ゾンビの血。離島で車が病院に向かうショットでディゾルブ。他にも連続ディゾルブ。小津安二郎的カーテンショットや切り返し。三浦春馬と榮倉奈々の食事シーンの切り返しでワインの瓶。大福。おでん>>続きを読む
冒頭、草原からそこに横たわるとよた真帆親子を右から左にカメラが移動して映す。満月を上から下。左から右。『めまい』的クローズ・アップ。三上博史出演番組のテレビ画面を介した場面転換。とよた真帆の田舎の古い>>続きを読む
ビンから直接飲酒。犬。民主的。画面で見せる。ジャームッシュ。ユスターシュ的ブラックアウト。
“Beautiful Dreamer”
“My Old Kentucky Home”
帽子。妄想に没入する際、照明が青くなる。
逆回転。カット多い。ずっと音楽が鳴っている(音楽がなかったのは、気づいた限りで3回)。
冒頭、波打ち際で戯れる親子。それを眺める女性のショットをはさみ、再び親子。海岸のパン。同軸でより遠くにカメラを置いて再び木々越しに海岸のパン。撮影:ロベール・アラズラキ。
上映後、坂本安美氏トークシ>>続きを読む
冒頭、照明のない闇夜を走る車からのヘッドライト。野犬らしき動物が幾頭も横切る。アップ多い。