りょうたさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

りょうた

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遭難者(2009年製作の映画)

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25分でも綺麗にまとまりのある作品。凄く良かった。

女は男の未来だ(2004年製作の映画)

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初期ホンサンス結構良い。突然喧嘩したり、泣いたりぐっと引き込まれる感じが良いし、なおかつそれが生々しかったりする。

気まぐれな唇(2002年製作の映画)

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かなり良い作品。時系列に沿って丁寧にセンシティブな恋愛感情を描いてる。この作品で普遍的な恋愛感情へと行き着いたっていう感じがある。ラストの展開は特に良い。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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オールドジョイに引き続き、犬のルーシーが出演。改めてこの連作は犬の物語だったと感じる。犬も含めて、この監督のアウトサイダーに対する眼差しが好きだな。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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2000年代のロードムービー。特に何か事件が起こることもなく、何かが明示されるわけでもない。けど時間的な広がりを感じる。ヒッピー的な放浪を続ける男と、子供をつくって定住することになる男。対照的な2人の>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

殺していないのに殺していると勘違いすることから始まるロードムーヴィー

なみのおと(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今まで答えが出ない部分ではあったが非被災者が被災者にできることは、掛けられる言葉をかけることではなく「忘れないこと」なのだと聞いて、腑に落ちた感覚があった。記録すること、ある時は紙芝居や口伝えだったも>>続きを読む

ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

名作。音のコメディ。シオンの言うように、確かにタチは音源をしっかりと見せていた。銃声のような排気音、鴨の鳴き声のような仕掛けと、鴨と勘違いして銃を乱射する老人。テニス場に着いた時のショットはヒッチコッ>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ホンサンスの文体という感じ。作家独特の文体の作品には惹かれる。韓国人の性格的なものかもしれないが、ホンサンス作品の登場人物同士の会話には人間の私的な領域に素早く踏み込む瞬間がある。一瞬にして緊張感が立>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い作品。立民代表選で注目されている小川淳也のドキュメンタリー。代表選には敗れたが、要職に就かれたようでこれからが楽しみだ。ニュースでは見えないし、講演会でも見えないだろうし、SNSでも見えないであろ>>続きを読む

秀子の車掌さん(1941年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

高峰秀子と成瀬巳喜男の初共演作品だとか。バスという乗り物が面白い。冒頭に車窓からの風景が写されるがそれがまた良い。映画において自動車から見える風景は格別だ。清水宏の映画でもそうだが、バスから見える田舎>>続きを読む

木靴の樹(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

傑作。ある田舎に四つの一家が共同の敷地に住んでいた。その四つの家族の生活を捉えた作品。採れた玉蜀黍の三分の二を地主に納めないといけない。決して豊かとはいえない農民たちと、大きな屋敷に住み、音楽を嗜む地>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

傑作かと言われるとそうとは思わないけど、皆さんが指摘しているほど駄作では全くない。感情移入なんてしなくていいと思う。感情移入ができるかできないかで作品の善し悪しを決めてしまうのは勿体無い。確かに突拍子>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジャームッシュとゾンビと聞いて、コメディよりの作品かと思ったが、予想以上にしっかりと惨殺シーンを描いていることに意外性を感じた。
趣味的な話題、SF演出のチープさ、真剣な身振りの可笑しさとかが全体のコ
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