蓮さんの映画レビュー・感想・評価

蓮

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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.0

オンライン試写会で視聴しました。

普段は恋愛映画を見ないのですが、今作はお見合い結婚を撮るドキュメンタリー映画監督の女性が主人公と知り、現代の恋愛感や多様な愛のあり方を知れるのではないか、と思い、視
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

5.0

公開当初に劇場で鑑賞しました。
3回行ってようやく全部が把握できたという、情報量の多い映画。だが、そこが良い!

冷戦下のSIS通称サーカス内に潜むソ連のスパイを探す、というあらすじ大筋だけならこんな
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

4.5

大長編ドラえもん好きとして、F先生が亡くなってからヒットがないなーと思っていたのですが、現行、F先生の作風に一番近い作品でした!

新キャストになってからの大長編はとにかく親子愛や友情への過剰演出で、
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.8

推し俳優ベン・ウィショーが助演だったのできっかけで鑑賞したのですが、現代の新しい“怪談”が生まれた瞬間を見た気分でした。

映画にはホラーやサスペンス、ミステリーといったジャンルがありますが、『リトル
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美しい星(2017年製作の映画)

4.5

2017年、公開当初に劇場で鑑賞。

文学の推し三島由紀夫が書いた唯一のSF小説が映画化すると知って、朝8時の回に行ってきました。
朝から見るものじゃなかった。笑

原作との違いはいくつかあって、まず
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

2019年の公開当初に劇場で鑑賞。
子供の頃、幾度となく見た『メリー・ポピンズ』の続編ということで、興味がありながらも「続編はコケる」の傾向にビクビクしながら見に行きました。

予想していた以上にクオ
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.5

filmarksのオンライン試写会にて鑑賞しました。

原作はディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』
邦題が全然違うので、原作があるということに気がつかない人も多いのでは?

ストーリーとしては
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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.5

filmarksオンライン試写会にて鑑賞しました!
英国の文化芸術を研究していたことがあり、今回の作品は期待値が高かったのですが、納得の作品でした。
試写会の応募にあたり、予習がてら作品のことを調べた
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

太宰治の映画を蜷川実花監督が作ったと聞いて、全く予想できないまま行きました。「物語」にするという時点で「フィクションが入る」ということになるので、この映画を見て「史実と違う!」というのはお門違いかなっ>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ジュリアス・シーザー」(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ベン・ウィショー目的で行ってきました

演目の内容も、俳優陣の演技も完璧だったからこそ、今作「ジュリアス・シーザー」は好き嫌い分かれると思う

そして、今作が好きである自分には、当時生の舞台を見に行け
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/リチャード二世(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ようやく見れました!!
ずっと見たかったhollow crown
渋谷ヒューマントラストにて、(友人を無理矢理連れて行き)観劇

元はロンドン五輪開催に向け、英国内で自国の文化と歴史を振り返るをコンセ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.5

年末になってようやく見れました!
1作目も大好きな『パディントン2』

パディントンはもちろんですが、この作品の大好きなところは画面構成が絵本のようにとっても可愛いところ
愛すべきロンドンの街を余すと
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マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

数年前にイギリスへ向かう飛行機の中で見ました。
きっかけは007でMを演じていたジュディ・デンチが主演だったから。

終の住処として選んだ場所で起こる様々なハプニングや展開される人間模様。
全く落ち着
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

好きな俳優ベン・ウィショーが出演しているので見に行ったのですが、『ロブスター』ワールドに完全に捕らわれてしまいました。

哲学的で、文学的でありながら、その実態はブラックユーモア作品(?)
シュールで
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

渋谷ユーロライブでの試写会にて鑑賞しました。

筆舌しがたい、けれど心地のいい余韻が頭の片隅に居座り続けてます。
すごい。怖い。やばい。美しい。

あえて一言で表すなら「神託のような映画」でしょうか。
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ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦の最中という過酷な時代の中で実際に起こった事件が元になっているということで、見る前はちょっと身構えていたのですが、心温まるストーリーにまとめられていて、良い意味で裏切られた気分でした。>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2014「リア王」(2011年製作の映画)

4.0

サム・メンデスが監督というのに惹かれて見てきました!
サム・メンデスは画面構成(今回は舞台ですが)が緻密だと有名ですが、その言葉通り、舞台全体が美しい!!そこで行われる悲劇が一層引き立ってて、役者さん
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ナショナル・シアター・ライヴ 2015「フランケンシュタイン」(2011年製作の映画)

4.0

ベネディクト・カンバーバッチがクリーチャー役の方を見てきました。

博士とクリーチャーの関係の描き方が繊細で、クリーチャーの妻が霞んでしまう程でしたw
原作から大幅にアレンジすることなく、どちらかとい
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ナショナル・シアター・ライヴ 2014「コリオレイナス」(2014年製作の映画)

5.0

劇場で見てきました!
「コリオレイナス」は初めて見るシェイクスピア作品だったのですが、モダンアレンジもさることながら、その完成された舞台にすごく感激しました。
英雄故の問題と苦悩、それをうまくモダンア
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」(2015年製作の映画)

4.0

1/26に「ハムレット」を鑑賞してきました。
英国ではシェイクスピアのモダンアレンジが一般的なようで、今回の作品も舞台を現代(といっても装置や小物を見るに1900年代前半だと思います)アレンジがされて
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あしたのパスタはアルデンテ(2010年製作の映画)

4.0

ゲイであることをカミングアウトしようと帰省した主人公と、主人公より先にカミングアウトして実家から逃げた兄のお話。

テーマに対して作風が穏やかに作られていて、良い意味で軽く見れる映画です。同性愛を描く
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

パディントンの声を担当しているベン・ウィショーさん目的で見てきました!
(飛行機内のコンテンツで見たので、日本公開前です)

パディントンがCGで作られてるとは思えないほどの画面のナチュラルっぷり!
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.5

007最新作にして、007シリーズの再始動準備完了編。
大まかなストーリーやいくつかのお約束という伝統を変化させず(守りながら)、今までの伏線をほぼ全部回収した作品だと思います。

「ストーリーと設定
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