オッピーにとって権力も名誉も勝ち負けも道徳的葛藤の前ではどうでも良かったことをちゃんと理解している人はいなかったんだなや。あれだけ愛されて人に囲まれても孤独な人だったんだね。
ニヤニヤした顔でドタマぶち抜かれるシーンとディルドがビヨンビヨンってなるシーンで割と笑った。人間のちょっとしたおかしさが重なってカオスになる話のスジはコーエン兄弟様様。日本語字幕と相性が悪そうなコメデ>>続きを読む
グロテスクでヘンテコなんだけど、フェミニズムと両立する真の意味での啓蒙は可能だ!というアツいメッセージが伝わってきて(自分が多くの場合マジョリティだからか)結構感動した。ベラは多分人類と女性の両方の象>>続きを読む
めっっっちゃ良いね。画角かな?なんか気持ち悪いけど不思議と居心地の良い世界に引き込まれるような〜
斜に構えてないでかわゆさを等身大に味わえばよかった。予告編で「北欧、どや?」みたいな映画ばっかだったせいで斜に構えマンになってしもうた。
これは本当に最高映画だった。子どもの頃は親は万事大丈夫なのかと思っていたけど、本当は子どもと同じくらい混乱していたことに後々気づくっていうまあよくあるやつを心の機微機微入り込み最強に表現した感じ。トル>>続きを読む
まさにスコセッシ。鏡越しにファット・デイモンが見てるシーン笑う。
絶対にアドンコがスポンサーやっててウケる。VICEのドキュメンタリーと併せて観ると、真剣さが伝わってより良い。
パートナーと観たら'90sユーモアが薄ら寒すぎて冷や汗ものだった。1人で観ればよかった。字幕も腰を抜かすほど'90sで、「あなた昨日はバタン・キューだったのに」とかあった
顔の見えない善悪で判断することのマズさという、是枝監督のソウルが詰まった名作だった。家族じゃないけど家族なんだなぁ。
第一言語を理解できなくて、男友達の多いパートナーを持つ身としては、わかりみが深過ぎるほどわかるシーンが多くてもうほんと勘弁してくれという感じだった
おじいちゃんやおばあちゃんが、人によっては照れたりノリノリだったり、昔の自分のヒットソングを歌うシーン、どれもスーパー最高だった。
最後歴代のジブリキャラクターがアベンジャーズみたいに集まってきて「さんぽ」を歌うまさかの大団円、泣けましたね。
なぜかすごく校長先生目線で観てしまった。校長先生はずっと(自分に?)怒っていたからああいう展開になったのだと思う。でもちゃんと開き直らなくてよかったと思う。
演技で小笑いをしちゃうところがちょいちょいあったけど、夢か真かって感じでまあまあ楽しめた。タイトルが一番都合の良くて、一番都合の悪い一文なのよね、ベタだけど。あとパートナーと観てたら「あなたならどう考>>続きを読む
アメリカンドリームって男の独りよがりだよねってところが出ていて良かった。意図せず家族を幸せな境遇にする夫と、意図せず家族を不幸せな境遇にしてしまったおばあちゃん。
昔観たガイリッチー作品の方が俄然面白かった気がする!これは私が大人になったということなのか、それとも本作があんまり面白くなかったからなのか分からん。もっと誰だこいつみたいなインパクトの強い脇役いっぱい>>続きを読む
いやー、面白いかどうかは分からないけどマジもんの新しい映画体験だった。アートとかよく分からんが、芸術的経験ってこういう感じなんだろうな。ウィレム・デフォーの顔の造形がもう怪物のそれ。
ロウ・イエのカメラワークはなんというか迫真感があって独特で素敵だ。政権批判映画という風にも読めるので、これを撮る度胸に乾杯。
親になったら絶対見返そうと思った!この監督、景色をのっぺり撮るのがめちゃめちゃ良い。
除け者の駆け込み寺的な場だったスキンヘッド・シーンが人の痛みにつけ込む極右にジャックされていく様と、父親を亡くした主人公ショーンが極右に居場所を見つけていく様が痛いほどリンクしていく。極右はマッチョな>>続きを読む
三浦透子が三宅弘城の娘役なの違和感なくて笑う。演劇っぽい演出が映画だとちょっと不自然に感じてしまうところもあったけど、もっと取り上げられるべき重要な題材を扱った作品だったのは確か。
えー、自分の理解力の問題だけど私にとってはTENETくらい訳がわからなかったので残念。メタファー推しすぎて登場人物の行動原理が謎すぎる感じになっちゃってないかな…。
自分が感情の機微とかを語るのはおこがましいけど、混乱と怒りと哀しみの中に一貫して一定量のおかしさが潜んでいるのがものすごいバランスだと思った。『スリービルボード』でもそうだったな。コリン・ファレルの憎>>続きを読む
こだわりの色彩、デザイン、そして何よりも光の感覚で、自分が経験してもいない'70sカリフォルニアにノスタルジーを感じさせてしまうマジカルさ!
'70sの純粋さの一方で、セクハラ(写真屋のオヤジよ)、>>続きを読む
Wow Zach!
WKUKの熱狂的ファンとしては観なければならないと思いやっと鑑賞。
プロットの妙で観客側がブンブン振り回されていく感じが心地よかった。
ホワイト・フライトとインナーシティの問題、警>>続きを読む
超本格派台湾ヒューマンドラマ。近くて遠い家族関係の微妙さという台湾映画あるあるを踏襲しつつ、レベルの高い合格点を越える映画オールウェイズ出してくれている。巻上公一みたいなお父さん役もよかった。
なんかずっとウルウルしながら観てしまった。誠実さって、作るものではなく滲み出るものだよな、滲み出るものだから誠実な人は信頼されるんだよな、とじんわり思わされる映画でした。
マ・ドンソクのフォルムが前作にも増して非現実的に……。お、おにぎりのおっさーーんッ!!!