Bob大福さんの映画レビュー・感想・評価

Bob大福

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トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.5

ダルデンヌ兄弟ちょっとこれは辛すぎるって。。。
こんな救いようのない世界が現実にもある。
知ってるようで知らない世界。
見ないようにしてる世界。
結局のところほとんどの人間は自分が1番大事で搾取する側
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アナログ(2023年製作の映画)

5.0

まだ衝撃が残っている。
映画館で見終わった後に立てなくなったのは久しぶりだ。
余韻が強過ぎて涙が止まらなかった。

体感1時間。
役者陣が良すぎる。
カット割が変だとかそんなものどうでも良くなる程。
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Gメン(2023年製作の映画)

4.4

久々に見たコメディー映画。
想像以上に良かった。
癖強キャラが何故か成立するのは演者の技量なんだろうな。
矢本さん最高でしたわ。
絶妙に気持ち悪い。
でもそれが面白い。
ラブホのシーンとか最高だったし
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.8

限りある人生を愛おしく生きたいと思える映画。

人生は物事をどう捉えるかで見え方が大きく変わる。
どうせ辛いことやるんなら楽しくやろうぜスタンスは持ちたいと思った。
魅力的。

そんで親父さんとの別れ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

バイクの変形はロマンが詰まっていた。
久々に男心を擽られた気がする。
映像がカッコイイんだな。

ただ池松さんの芝居が今回違和感しか無かった。
わざとやってるんだと思うけど意図が汲み取れなかった。
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.7

おとぎの国を見ているかのようなセット。
可愛すぎる、、、。
色味の扱い方が最早芸術作品。
ウェス・アンダーソンの作品を他にも見てみたくなった。

話としては12際の少年少女の逃避行物語。

無知ながら
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少年の君(2019年製作の映画)

4.8

いじめを題材にした映画。
主演の2人が素晴らし過ぎる。
そこに存在していた。

刈り上げるシーンは名シーンだと思う。
悔しくて悔しくて堪らなかった。

自分がいじめの加害者にも被害者にもなったからこそ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

何かを得るためには何かを犠牲にしなくてはならない。
血中濃度アルコールを0.05%に保つと仕事の効率が上がり想像力豊かになるという哲学者の話から実験をしてみることに。

冴えない教師が面白くなっていく
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

4.2

ガス・ヴァン・サントとマット・デイモンという最高のコンビなのに観れてなかったのでようやく鑑賞。

シェールガスを採掘する大手企業で働くスティーヴ。いつものように地方に行き契約を取れると思っていたがある
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マシニスト(2004年製作の映画)

4.5

クリスチャン・ベイルに対しての高評価。
あの身体を作り上げるのは生半可な気持ちでは出来ない。
狂気を感じた。

内容は予想通りでそんなに面白みは無かった。
映像も終始暗いので眠くなる。
ただ映像と音の
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.2

貰った恩を次の3人に繋げる。
世界中の皆が本当に実践したならどれだけ幸せを感じる人がいるのだろう。

自分の事しか考えられない人が多過ぎる。
そんな中でも諦めずに次に繋げたいと思った。

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.5

マット・デイモン×ベン・アフレック
これだけで期待が持てる。

今回はエアジョーダンがどのようにして作られたかの話。
マット・デイモンの説得力に脱帽。
プレゼンのシーンだけでも映画館で見て良かったと思
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.5

冒頭の3分で引き込まれた。
編集が秀逸。

内容としては親から愛情を注いで貰えなかった為に人の愛情を素直に受け入れられない主人公が女性と出会い愛を知る話。

ラストがどっちに転ぶのか分からずハラハラし
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.8

物凄く好みな映画。
余計なものが削ぎ落とされている。
ある人の人生を覗き込んでいるかのような気分になれた。

決意しても1日でやめてしまう。
悲しいが人間らしくて良かった。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

人間の醜さを見過ぎると疲れてしまう。
普段見ないようにしてる自分に気づいた。
今もクソみたいな事件が沢山起きてるんだろうな。
周りにポールみたいな良い奴が居るから楽しんで生きていられてる。

個人的に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

タランティーノの映画だ。
ラストが秀逸。

ディカプリオもブラッド・ピットもカッコよすぎんのよ。
タバコ吸ってる姿だけで画になるもん。
そんなんズルいって。
クリフの撮影シーンが頭から離れない。

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作が大好きだったので観るのは怖かったが徐々に引き込まれた。

最初は原作で想像していた音や声と違いすぎて中々入り込めなかったが、後半からはそんなものどうでも良くなった。
熱量が高まっていくあの雰囲気
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.4

苦しい。
誰にも迷惑をかけずに死にたいという気持ちも分かるが自死を選択せざるを得ない環境が存在していることが悲しい。

証人が必要ないというのも自死の選択を助長している。
自分の周りでやられたらたまっ
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ラストデイズ(2005年製作の映画)

4.4

観客に委ねる映画。
伝えたいテーマを押し付けるのではなく淡々と映像を観せつけられる。

メイキング映像を観るとどうやら脚本は無いらしい。
実験的かつ面白いモノづくりに対しての姿勢は刺激的だ。

『De
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2

観るだけでカロリー消費量が富士山登山くらいある映画。

個人的に好きなシーンは多かったけど今回はそんな刺さらんかったな。
2回目観たら刺さるのかもしれんが。

数多もの映画が作られ公開されてきた上で今
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君に幸あれよ(2022年製作の映画)

4.6

真司と理人をずっと見ていたくなった。
ラーメン屋のシーンが大好き。

人間模様を丁寧に描いているので内容はありガチではあるが心にくるものがあった。
あの予算と期間でここまでのものを作れるのは凄い。
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still dark(2019年製作の映画)

4.5

暖かいなあ。
ケンタとユウキの掛け合いがとても良い。
微笑ましい2人をずっと見ていたくなった。

料理長の寡黙さも好き。
40分でこんな満足感を得られるとは。

今日のご飯はナポリタンにしようかな。
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餓鬼が笑う(2021年製作の映画)

4.4

この映画を観て思い浮かんだのは
『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらを覗いているのだ』
という言葉。
何でなのかはまだ分からないが。


父親の自殺のせいか大は自分の事を孤独と思い続けていた。
佳奈と会
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.3

ハワードの人間性が不快でしかない。
人間らしいと言えばそれまでだが僕はどうもこいつを好きにはなれないみたいだ。

宝石商のハワードがどうしようも無いギャンブル依存症で(それがこの作品の魅力でもありスト
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

自分の楽しみたいという欲求に忠実なフォレストタッカー。
強盗と脱獄を繰り返す。
脱獄の回想シーンが好きだったな。

楽して生きるのではなく楽しく生きたい。

追憶の森(2015年製作の映画)

4.0

日本にはこんなに美しい場所があるのか。
行ってみたいぜ。

そんでマシューマコノヒー堪らんぜ。
タクミにI’m sorryって何度も言うシーンは心にくるものがあった。
渡辺謙もそれに呼応してる。堪らん
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

スラムダンクは5年程前に読み直して以来。
曖昧な記憶のまま観たのでより集中して映画を見れた気がする。

やっぱり王道は胸打たれる。
だってカッコよすぎるもん。

決して諦めない強い心と瞬間を生きるマイ
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ファミリア(2023年製作の映画)

3.3

役所さんが器量ある職人にしか見えなかった。どうなってんだありゃ。

作品としては在日ブラジル人の境遇が垣間見えた。
演技未経験が幸を期した様に思える。

屋上のシーンは謎だった。
何の為のシーンなのか
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.4

死はすぐ隣にある。

交通事故で両親を失い臨死体験をした少年と余命僅かな少女と死の世界にいる青年。
設定が面白いのにすんなり受け入れちゃう。不思議。

最後のイーノックの笑顔にくらいました。
優しさに
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.6

最近映画観てもここに記載するのを忘れてた。
でも久しぶりにどストライクな映画を観たから記録しておく。

ロマンティック。
有り得ない話だけど有り得るかもしれない。
世界のどこかでこんな出逢いがあったら
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.8

新年初映画。
これは映画館で観るべき映画。

あんなにも美しく東京が撮れるものなのか。
フィルムに閉じ込められた東京は今も頭にこびりついています。

そして今回はただただ岸井ゆきのという俳優に引き込ま
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散歩時間~その日を待ちながら~(2022年製作の映画)

4.2

コロナ禍の日常を群青劇で。
コロナによって今までの当たり前が失われた。
そんな中にあるささやかな日常が描かれていた。

決して押し付けることなく未来への希望を感じさせてくれた。
何が起こるか分からない
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.4

過去は変えられないが未来は変えられる。
ドライブシーンが非常に良い。
始まりの音楽からかっこいい映画。

無限を感じるという感覚を久しく味わってないので羨ましく思った。
個人的には初めてハイになったチ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

5.0

今年観た邦画の中で1番泣いた。
お涙頂戴映画とか関係無く俳優陣が良過ぎて引っ張られてしまった。

松田が卑怯者から生き方を改める所。
モジミが嘘つきと崩れ落ちる所。
山本が残念に決まってると弱みを見せ
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