RikuKitayamaさんの映画レビュー・感想・評価

RikuKitayama

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貴公子(2023年製作の映画)

4.0

最後までハラハラドキドキ
ただ浮き足立つような緊張感に気を取られてたけど観終わったあと冷静に振り返ってると所々設定にツメが甘さが残るような、、
余計なことは考えずに観れば十分楽しめるから個人的にはかな
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

優しい気持ちになるセラピー映画。柔らかい光に溢れた映像と耳心地抜群のBGMのオルゴール。
2人の周りが全員理解もあって優しくて良い人すぎて、現実の社会じゃ有り得ないレベルだからこその違和感。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

今も昔も根っこの部分は変わらないまま同じ過ちを繰り返し続けてしまうのかなーと、観終わったあと少しだけ心にぽっかりと穴が開いたような気持ちになった。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

ハラハラはしたけどクライマックスに至るまでとその展開が個人的に今ひとつピンとこなかった
元となった事件が興味深くて観終わったあとつい調べちゃった

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.7

タイムリープにそれぞれが気付いてるって設定は意外とこれまでになくて新しかったし、全員のキャラクターがしっかり立ってて誰一人として無駄な登場人物がいなかった。全員に可愛らしさがあって癒された。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

ベタすぎない家族愛を描いてて良かった。
主人公の夢と家計の狭間で揺れ動く心情とか、健気でじーんときた。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

単純に高いところって怖いから見ててハラハラする。映像の迫力もあって見応えあった。
内容的には少し安直すぎるなーというのもあって気持ちスコア3.6くらいかなーと思ってたら、終盤の畳み掛けで個人的には4.
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7

聖人君子に見える身近なあの人も壊れるとあんな感じになっちゃうのかな

PicNic(1996年製作の映画)

3.7

病的な美しさを感じてしまった自分は変態的なんだろうか。
精神性に共感を覚えるようなシーンもたくさんあったけど自分の語彙力じゃ上手く言い表せられない。

夏至物語(1992年製作の映画)

3.4

扇風機の風すらも生ぬるく感じる、何の変哲もない真夏日の一日かと思ったらアラームが鳴った途端の急展開。
くりぃむ上田がイケメン役として、しかもチョイ役で出てきて笑った。
でも妄想の中の話だとしたら身体中
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四月物語(1998年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃに四月すぎる物語。そして松たか子さんの透明感たるや。映像も初々しさ満点でうっとりするほどの綺麗さ。
これからの学校生活、先輩との関係はどうなっていくんだろう。考えるだけでどきどきする。
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.7

劇中のBGMは一切なし、エンドロールも騒がしくも静かでもどちらでもない街の音が流れるのみ。それすらもケイコには聴こえてないのかと思うとハッとするどころじゃ済まない強い何かが胸を締め付けた。
レフェリー
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.3

大好きなバンドのドキュメンタリー。好きなアーティストのルーツを辿るのって本当に楽しい。
でもドキュメンタリーにしては見辛かった印象。
唯一ドラマーをいじめて追い出したことだけは胸糞、、自分はいくら好き
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狂猿(2021年製作の映画)

3.5

プロレスファン必見のドキュメンタリー。
虚構から生まれる真実、生き様。もはやプロレスはリアルなエンタメなんだってことをもっと世間は分かってほしい。
葛西純の傷だらけの背中こそこの世で一番説得力がある。

リアム・ギャラガー ネブワース22(2022年製作の映画)

4.7

嬉しかったり悲しかったりのとき以外でも、言葉を失うくらいの凄いものを目の当たりにすると、昔から涙が止まらなくなる。

グリーンバレット(2022年製作の映画)

2.2

阪元監督の作品を薦められてべいびーわるきゅーれ、最強殺し屋伝説国岡、と立て続けに観てその時点で自分のツボではないなあと思いながら後にも引けないしせっかくなのでグリーンバレットも観ることに。
正直3つの
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.2

一人の殺し屋に密着したフェイクドキュメンタリー。
ゆるい感じと殺し屋という職業が世の中に自然に溶け込んでる良い違和感、面白かった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.1

出だしで面白そうって思うも何となく自分にはツメが甘い感じ?がして合わず。
でも最後のアクションシーンと主人公2人のキャラクターと関係性は良かった。
そして何より伊澤彩織さんという方を知れたのは大収穫だ
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

3.8

重い話ゆえ気分は沈むけど鬱映画として一括りにするにはあまりにも短絡的な、偉大すぎる母親の愛情を描いた映画だと思った。

呪詛(2022年製作の映画)

3.6

モキュメンタリー形式で進む参加型ホラー。
期待値が凄すぎたのが功を奏した?のか、自分は深く影響受けずに済んだ、のかな。
引きずりやすい性格の人はド級のトラウマを植え付けられることになりそう。
1つの意
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.9

グロ耐性ない人にはきつい!ずっと胸ら辺をつねりながら観てた。
平和な街並みとカップルの暮らしがのそのそと続くかと思いきや、半ばノーモーションで襲い掛かってきた暴走特急かのようなグロシーンの連発。
ズン
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.5

人生イチ緊張したかもって、まだ14年しか生きてないじゃんって思ったり。でも分かるなーと遠い昔のことのように思ったり。よくよく考えたら本当に遠い昔になりつつあったり。
観た人は全員あの子の今後の人生をき
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浅草キッド(2021年製作の映画)

5.0

こんなにも嗚咽を上げながら泣いたのはいつぶりだろう。
柳楽優弥が神懸かりすぎてたけど、声の吹き替えは松村邦洋で、その松村が演技指導もやったんだね。そんで脚本はたけしガチ勢の劇団ひとりな訳だから、このク
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エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

3.6

殴り合いのような映画でスカッとした。
無理やり力技で着地したような印象を持ったけどそれを上回る凄まじい熱量でカバーした感。
両肩掴まれてぐわんぐわん揺らされるようなメッセージ性も結構好き。熱くなった。
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.3

千と千尋の親、今この歳になって見返すと普通にやべえ親だなと思ってそこが気になった。子ども乗せてるのに山道飛ばしまくって急ブレーキ、そんで人のいない屋台で勝手に食い始めるし、よくこの両親から千尋が育った>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.7

物語にするまでもないような平凡な一週間を描いた映画なのに自分は理想的な生活に思えてしまった。
そしてこの映画のフィルターを通して自分の日常を見つめ直すと、日々起こる些細な出来事も妙に特別なことのように
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.4

お前が主人公じゃないの?の連続で面白かった。
戦闘を終えてラフな格好からドレスに身を纏いシャンパンをラッパ飲みするクリスタルは最高にクールだった。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6

ひとりの人を忘れずに思い続けるということは美しく聞こえるようで実際は呪いのようなものなんだと思う。
あんな幻想的な夜を経験してしまったら無理もないのか。あの雪が降る真っ暗闇の夜から抜け出せなくなってし
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.1

自分の人生を通り過ぎていった、あの頃のあの時期の人、あの数日間だけを共に過ごした人、はたまた何の巡り合わせか、一夜のみを過ごしてそれっきりの人。そんな人たちに想いを馳せてしまった。
うだつの上がらない
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

レイトショーにて鑑賞。
夜にぴったりの映画だった。
ウィノナライダーがかっこよくてキュートで。芯があってかっこいいキャラクターが愛おしかった。
人生で一度しかタクシーに乗ったことがないのだけど、今後あ
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

4.5

言葉通りのロックンロールスター!
バトンが回ってきたんじゃなくて俺たちがバトンを奪ってやったんだのセリフ、えぐいて。

くじらびと(2021年製作の映画)

3.6

圧倒的映像美。こういう海外の村社会の文化だったり生活を描いたリアルドキュメントは好物なので見応えがありました。迫力が凄いからせっかくなら映画館で観た方が間違いないかも。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.2

主人公以外も持て余すことなくちゃんとスポットが当たっててそれぞれのキャラクターも魅力爆発で、全要素が束になってラストまで突っ走っていく爽快感こそまさに青春で、それを観てる側にも感じさせてくれた。大団円>>続きを読む

愛について語るときにイケダの語ること(2020年製作の映画)

3.6

生い立ちや境遇や環境、いろいろあるけど生きてる以上、愛からは嫌でも逃れる事はできないんだなあと思った。
あれこれいろいろ考えてみるけど頭の中はずっとぐるぐるしたまま。いつか答えは見つかるのだろうか。で
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街の上で(2019年製作の映画)

4.8

世の中を主役とそれ以外に分けるとしたらほとんどの人間が後者な訳であって、この映画はその後者の人間たちで織り成される物語。
どこにでもいそうな人間たちと、どこにでも起きてそうな、映画になんてするまでもな
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