わたしのクセ強性癖を満たしてくれた映画。岩井俊二監督には足を向けて寝れません。
献血ってすごいね。血を飲むってすごいね。あなたが私の一部となって身体を循環するってことだから。
二人が一人になるってこ>>続きを読む
ちょっとリサーチで観たんですけど、王子が人間に戻る瞬間に一気に全て冷めません?
ただの人間同士の恋愛なんて見ててもなにもキュンキュンしないよー。
愛していると自分自身に思い込ませてるものを全部叩き壊したくなる衝動すごくわかる。
アンドロイドと人間が共存する未来の話。でもシンギュラリティなどが起こる訳ではなく、普通の日常を描いているのが良い(演出が結構独特ですが)。
もっとこの世界での色んなお話が見たくなった。
ドールものなので観た。
空気人形のような詩的さはなくあくまでロマンスムービーという感じでちょっとがっかりしたのだけど、でも中後半の終わっていく命が人形という無生物に生まれ変わっていく描写は好きでした。
淡々とした毎日の風景として描かれる男のクソさに女性の怒りを感じる。
病院での質疑応答の長回しシーンがとても良い。そこから取った原題も良い。
松本穂香演技うまいし映像綺麗だしEDカネコアヤノだし。
でもやっぱり人の繋がり温かさみたいなのに拒否反応でちゃうんだなー。
アニメーションというより動く漫画という感じ、すごく良かった…。
あと時代設定がやたら錯誤してるところも好き。キャラクターの風貌は70-80年代のヤンキーっぽいのに最後のライブシーンの観客は完全に201>>続きを読む
本棚に町田康の本がある。
カラオケ個室から聞こえて来た女の子が歌うプカプカをキャッチできる耳を持っている。
なのに彼には未来がない。文化を芸術をなに不自由なく享受し学ぶことができる環境にたまたま生まれ>>続きを読む
一週間ぐらい前から椎名桔平の例のシーンが無性に観たくなって再鑑賞。
当時はテレビ放送でなんとなく観てたから気付かなかったものの、最初から最後までカメラワークバキバキ格好良過ぎて痺れた。そしてあの鉛色に>>続きを読む
実は初めてちゃんと観た。
湯浅監督のぬるぬるアニメはやっぱりキモくてめっちゃ良い。
カメラワークもかっこいいんだよな。
対物性愛の話と聞いて観たものの、う〜〜んという感じ…。
変にファンタジックにしなくてもいいと思うのよ。
主演3人とも演技うまいなぁ。
抑圧出来ないフラストレーションを擬人化したらこういう感じになるんだろうね。
最後のありきたりな政治的ステートメントさえ無ければ本当に完璧だった。
劇中、音楽という形式でミニマライズしたステートメントは発信し続けていたのだから、何故あの様なエンディングにしたのか理解に苦しむ。>>続きを読む
まあよくある感じのアメリカンユースもの。キャラクターが魅力的じゃないユースものはぼんやりしちゃう。
これがラブストーリーというのに首を傾げる。
湿っぽいものがとにかく苦手なんだなー。ハイウェイ良い曲。
ド性癖に刺さる。
人間だって空虚な生き物のくせに、ちょっと血が通っていて涙が出るぐらいで"本物"のような顔をする。
本物であることってそんなに偉いのかしら?
他人に吹き込んでもらった空気に愛しさを感>>続きを読む
アメリカというファンタジーに逃げてきたドイツ人の男が自らの存在を消滅させるまでの話。
夢のようなトレーラーハウスもテレビジョンも、競売人の呪文のような競売フレーズによって一瞬でお金という資本主義のシン>>続きを読む
授業で鑑賞。
最初から最後まで食べ物尽くし。そしてそのスポットは食べる事の行為そのものではなく、その儀式性に向けられている。
2020年代の感覚で観るとポリコレ的な意味で所々「ちょっと…」となる部分>>続きを読む
旧版の大長編を観ながら育ったのですが、そういえばこれだけぽっかり抜けてたなぁと思った矢先にプライムに追加されてたので。
旧版の大長編によく見られる独特の不気味さが子どもの頃から好きで、今作はその不気>>続きを読む
フロリダプロジェクトに影響を与えたと聞いて。
テーマパーク(dreamland)への逃亡だとか子供の目線で映画が撮られてるところとか、成る程納得でした。
子供は大人が守ってあげないと、とかよく言うけ>>続きを読む
アメリカの中でのサンフランシスコの立ち位置がイマイチピンとこないので核になってる部分を追いかけるのが難しかった、けど、イーニドに会えてわたしはとても幸せです。
中学生か高校生ぐらいの頃に初めて観て、その時は素直に「自分を見てるようだな…やっぱり人間ってこうだよね…」と思ったものの、ネットのレビュー等で「主人公の情緒ヤバww」と書かれていて、「エッ、みんな壁と>>続きを読む
この手のジュヴナイル女子もの、御約束かのようにビキニキルのレベルガールが流れる事にちょっと食傷気味です…。
テンプレ化しちゃうと本末転倒なんだよなぁ。
どうすればあの子は自分の事を好きになれるのかしら?
バスタブの母体。
「きょうはあしたの前日だから だからこわくてしかたないんですわ」という衣良ちゃんの台詞を思い出したのでした。
エンドロールのc>>続きを読む
白黒カッケ〜と久しぶりに思った。影の使い方とかアングルとかめっちゃいいよね。
お食事シーンも白黒だと難なく見れるし。
ラストはポリティカルステートメントとして分かりやすい展開でしたね。
歌詞が視覚化するシーン、MVぽくてあんまり好きじゃないの…。
いつの時代も移民はつらいなぁ。