魔女見習いさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

魔女見習い

魔女見習い

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ヴァンパイア(2011年製作の映画)

4.6

わたしのクセ強性癖を満たしてくれた映画。岩井俊二監督には足を向けて寝れません。

献血ってすごいね。血を飲むってすごいね。あなたが私の一部となって身体を循環するってことだから。
二人が一人になるってこ
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美女と野獣(1991年製作の映画)

2.5

ちょっとリサーチで観たんですけど、王子が人間に戻る瞬間に一気に全て冷めません?

ただの人間同士の恋愛なんて見ててもなにもキュンキュンしないよー。

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

4.4

愛していると自分自身に思い込ませてるものを全部叩き壊したくなる衝動すごくわかる。

イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

3.7

アンドロイドと人間が共存する未来の話。でもシンギュラリティなどが起こる訳ではなく、普通の日常を描いているのが良い(演出が結構独特ですが)。
もっとこの世界での色んなお話が見たくなった。

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.0

ドールものなので観た。
空気人形のような詩的さはなくあくまでロマンスムービーという感じでちょっとがっかりしたのだけど、でも中後半の終わっていく命が人形という無生物に生まれ変わっていく描写は好きでした。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.8

淡々とした毎日の風景として描かれる男のクソさに女性の怒りを感じる。
病院での質疑応答の長回しシーンがとても良い。そこから取った原題も良い。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.3

松本穂香演技うまいし映像綺麗だしEDカネコアヤノだし。

でもやっぱり人の繋がり温かさみたいなのに拒否反応でちゃうんだなー。

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.0

角田は居るだけで笑っちゃう。
詩のボクシングって素敵ね。

音楽(2019年製作の映画)

4.2

アニメーションというより動く漫画という感じ、すごく良かった…。
あと時代設定がやたら錯誤してるところも好き。キャラクターの風貌は70-80年代のヤンキーっぽいのに最後のライブシーンの観客は完全に201
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

本棚に町田康の本がある。
カラオケ個室から聞こえて来た女の子が歌うプカプカをキャッチできる耳を持っている。
なのに彼には未来がない。文化を芸術をなに不自由なく享受し学ぶことができる環境にたまたま生まれ
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.4

一週間ぐらい前から椎名桔平の例のシーンが無性に観たくなって再鑑賞。
当時はテレビ放送でなんとなく観てたから気付かなかったものの、最初から最後までカメラワークバキバキ格好良過ぎて痺れた。そしてあの鉛色に
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

実は初めてちゃんと観た。
湯浅監督のぬるぬるアニメはやっぱりキモくてめっちゃ良い。
カメラワークもかっこいいんだよな。

恋する遊園地(2020年製作の映画)

3.0

対物性愛の話と聞いて観たものの、う〜〜んという感じ…。
変にファンタジックにしなくてもいいと思うのよ。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0

主演3人とも演技うまいなぁ。
抑圧出来ないフラストレーションを擬人化したらこういう感じになるんだろうね。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.6

最後のありきたりな政治的ステートメントさえ無ければ本当に完璧だった。
劇中、音楽という形式でミニマライズしたステートメントは発信し続けていたのだから、何故あの様なエンディングにしたのか理解に苦しむ。
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.0

まあよくある感じのアメリカンユースもの。キャラクターが魅力的じゃないユースものはぼんやりしちゃう。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.0

これがラブストーリーというのに首を傾げる。
湿っぽいものがとにかく苦手なんだなー。ハイウェイ良い曲。

空気人形(2009年製作の映画)

4.0

ド性癖に刺さる。
人間だって空虚な生き物のくせに、ちょっと血が通っていて涙が出るぐらいで"本物"のような顔をする。
本物であることってそんなに偉いのかしら?

他人に吹き込んでもらった空気に愛しさを感
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シュトロツェクの不思議な旅(1977年製作の映画)

4.5

アメリカというファンタジーに逃げてきたドイツ人の男が自らの存在を消滅させるまでの話。
夢のようなトレーラーハウスもテレビジョンも、競売人の呪文のような競売フレーズによって一瞬でお金という資本主義のシン
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タンポポ(1985年製作の映画)

3.9

授業で鑑賞。
最初から最後まで食べ物尽くし。そしてそのスポットは食べる事の行為そのものではなく、その儀式性に向けられている。

2020年代の感覚で観るとポリコレ的な意味で所々「ちょっと…」となる部分
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.9

旧版の大長編を観ながら育ったのですが、そういえばこれだけぽっかり抜けてたなぁと思った矢先にプライムに追加されてたので。

旧版の大長編によく見られる独特の不気味さが子どもの頃から好きで、今作はその不気
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小さな逃亡者(1953年製作の映画)

4.2

フロリダプロジェクトに影響を与えたと聞いて。
テーマパーク(dreamland)への逃亡だとか子供の目線で映画が撮られてるところとか、成る程納得でした。

子供は大人が守ってあげないと、とかよく言うけ
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.1

アメリカの中でのサンフランシスコの立ち位置がイマイチピンとこないので核になってる部分を追いかけるのが難しかった、けど、イーニドに会えてわたしはとても幸せです。

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.5

中学生か高校生ぐらいの頃に初めて観て、その時は素直に「自分を見てるようだな…やっぱり人間ってこうだよね…」と思ったものの、ネットのレビュー等で「主人公の情緒ヤバww」と書かれていて、「エッ、みんな壁と>>続きを読む

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.0

この手のジュヴナイル女子もの、御約束かのようにビキニキルのレベルガールが流れる事にちょっと食傷気味です…。
テンプレ化しちゃうと本末転倒なんだよなぁ。

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.5

海って白黒にすると超アブストラクトになって不思議。

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.3

どうすればあの子は自分の事を好きになれるのかしら?

バスタブの母体。

「きょうはあしたの前日だから だからこわくてしかたないんですわ」という衣良ちゃんの台詞を思い出したのでした。
エンドロールのc
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.4

白黒カッケ〜と久しぶりに思った。影の使い方とかアングルとかめっちゃいいよね。
お食事シーンも白黒だと難なく見れるし。

ラストはポリティカルステートメントとして分かりやすい展開でしたね。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.0

歌詞が視覚化するシーン、MVぽくてあんまり好きじゃないの…。
いつの時代も移民はつらいなぁ。