カットがいちいち格好良い。
「台風終わったらさぁ、どっか行こうよ」
「死は生の前提なんだ」
羊たちの沈黙が久しぶりに観たいなぁと思ったのだけれど、サブスクになぜか無いので代わりに2作目であるこちらを。
祖父に「ハンニバル・レクターは史上最高の悪役だ」と子どもの頃から散々言い聞かせられながら育>>続きを読む
映像が終始美しい。でもそれゆえ写真で見たかったなーという気持ちも有り。
監督が女性ということで納得。
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに再鑑賞。
ストロングばあちゃんの火炎放射とかまじで面白くて大好きなんだけど、奥さんの死に様が美しく描かれすぎなのが演出的すぎてちょっとなぁ…。
pharmacyに居た軍人みたいに身体中食い散>>続きを読む
おっっっもしろ。
頭おかしいと感じる方が頭おかしい、なぞなぞナンセンスワールド。
なんか色々全体的に惜しい…惜しすぎる…と歯ぎしりした映画。
他の惑星に住む少年少女が地球に憧れる、という設定がそもそも大好物なので、この映画も正にドンピシャなのですが、いかんせん火星のステーションのセ>>続きを読む
柳楽くんがたけしは顔キレイすぎるだろと思ってたのに、観終わる頃にはもうたけしにしか見えなかった。俳優ってすごい。
タップダンスのシーンは気持ちいい。ミュージカル映画観てるみたいだった。
中盤ぐらいまで、なんだかなーという感じだったのがそこから一気に加速するのはハリウッド特有の気持ち良さよね…。
フラッシュバックと未来予知。
おジャ魔女どれみごっこすると大体全員おんぷちゃんがいい!って流れになっておんぷちゃん女子大量発生してませんでした?
オープニングのおジャ魔女カーニバルしっとりバージョンがハイライト。
あとおんぷちゃ>>続きを読む
青のシーンが全てカットされていたことについて「存在の否定じゃんか」とこぼした古本屋の女の子。
この台詞、映画なり小説なり音楽なり、なにかつくる人間には耳が痛いはず。だって何かをカットして否定しない限り>>続きを読む
商標ロゴ、高級ブランドバッグ、スマホなどがデブリと化して宇宙空間を漂ってるエンディングよかったな〜結局モノはモノでしかないんだよね〜と思いながらスマホでこのレビューを書いています。
20-30年代の外国産アニメのようなぬるっとした動き、過去のような未来のような街、瞳の中に映るもの、クライマックスで流れるレイチャールズ、元々有りはしないアイデンティティの喪失。
原作は勿論大好きな>>続きを読む
子どもの世界にも政治はあると常々思っていた。
でもそれをここまで丁寧に描いた映画は初めて観たなぁ。
校庭でのドッジボールとか遠足にお弁当持っていく事とか、自分の中の子供時代が鮮やかによみがえった。>>続きを読む
原作がポール・ギャリコらしく、そのファンシーな世界観にも納得。
結局みんな自由よりも愛を取っちゃうんだよねー。
Unable to perceive the shape of you, I find you all around me. Your presence fills my eyes with your>>続きを読む
久しぶりに観たくなって、多分10年ぶりぐらいに再鑑賞した。
オフェリアの結末をバッドエンドだと定義する人は、地に足のつく現実世界しか見えない、見ようとしない人、もしくは生を肯定的に捉え過ぎている人だ>>続きを読む
映像がうつくしい。
テオのように自分を心から愛して、精神的にも金銭的にもサポートしてくれる人間が近くにいた分、まだ幸せじゃないですか、と思う私は捻くれてるのでしょうか。
一生ひとりで死んでいく人間な>>続きを読む
朝に寝起きで観る映画ではなかった。
犯人が判明するまでは面白かったんだけど、真相が結構あっさりしてて拍子抜けだったなぁ。
エログロ全開の園子温はやっぱりあんまりタイプじゃないんだよなぁ…。
冒頭にユイスマンス持ってきたり夢と現実の行き来だったり、作家の表現したいものはテーマとして凄く好きなんだけど演出がどうしても…。
ユニバーサルモンスターズと子供たち、という設定だけで私得すぎる。
やっぱりアメリカのジュヴナイルものは最高なんだわ。
丁度先日、銀の匙を一気に読んだので、馬関連でいいかもと思い鑑賞。
でもやっぱりちょっと全体的にライトすぎて、全体的に印象が薄い。
オーストラリアのメルボルンカップで女性で初優勝した人がいた、という事実>>続きを読む
リンクレイター作品で一番好きかもしれない。
コンビニの角で溜まるしかすることがないアメリカ郊外のDQN(これってもう死語?)たちの話なんだけど、そこに移民であるコンビニ店主がうまく絡んできたりして、>>続きを読む
光という概念を逆説的に捉えている映画。
暗闇の中の幻の光の引力に引っかかってしまうともう戻ってこれない。そしてそれはいつでも私たちを手招きしている。
是枝監督の作品の中で一番フィクショナルなのでは>>続きを読む
冒頭のお母さんと電話しながら料理するシーンで既に「あ…これは…好きなやつだ…」と確信した。
ジャームッシュがチョイ役で友情出演してるところからも分かるように、彼の初期作を思わせるオフビート感が全体に漂>>続きを読む
家出娘を両親の視点から追いかける話。ザ・中流階級の家の子供が反抗心片手にヒッピームーブメントにハマるのは、当時のあるあるだったんだろうな。
邦題笑っちゃうんだけど、案外的を得てるという…。最初から最>>続きを読む
1963年なのでアルジェリア戦争のすぐ後?のフランスが舞台。
姉妹たちの通う学校の厳しさとか先生の不公平さに驚くんだけど、あれがこの時代のスタンダードなのだろうか…?それとも女子校ならでは?
インテ>>続きを読む
チェコスロバキア社会主義共和国時代、1963年の映画ということで、内容よりもこれが作られた歴史背景のほうが気になってしまった。
科学館に展示してそうなセットだなぁと思いつつも、不穏なアンビエント音楽>>続きを読む