魔女見習いさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

魔女見習い

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メランコリック(2018年製作の映画)

3.1

序盤の主人公が生理的に無理すぎて鳥肌ゾゾゾ…。
どうやって終わるのかな?と思ってたら割と明るく落としてて意外でした。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.9

ユーモア抜群。おうちに食べられてく少女達みんな可愛い。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.7

Yen、円、その名の通り金は循環する。その輪の中で生き延びれなかった人間は虫ケラのように踏み潰されて終わる。ありふれた資本主義のお伽噺。
でもだからこそ、その虫ケラがみた稚拙な夢が蝶になって空を飛んだ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

想像してた以上にグロテスク。ホラー映画かよって。

言葉に出来ないモヤモヤや感情に、ちゃんとした名前があれば楽なのになぁ、と思うことはよくありますが、この映画の登場人物たちは寧ろその"ちゃんとした名前
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blue(2001年製作の映画)

4.5

初めて観たのは中学生?高校生?ぐらいの頃だったかなぁ…久しぶりに観たくなったので鑑賞。
薄荷のキャンディを食べた時のような、鼻の奥からスーッと突き抜ける感覚をおぼえる映像が本当に心地よい。うつくしくて
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.9

出口の見えない終わり方が恐ろしい。この兄妹は地獄のような循環の中で死ぬまで生きていくのだろう。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.5

機内で。資本主義社会が提供する"幸せな生活"の正体は、自らの墓穴を掘らせに行かせる為のイリュージョンなのかもしれないですね。

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.9

「音楽は人生 そして人生は商売ではない」

この一言に尽きる。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.6

やっぱりジョニーデップは化粧してないほうが好きだな。解放と自由の物語。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

人間が燃やされるシーンで、隣で観ていた母が「これ嘘くさいな〜〜〜ホンマは人間の身体って燃やしたら、イカみたいにクルクルってなるのにな〜〜〜」と言っていたのが一番恐怖だった。

※母は葬儀関係の仕事をし
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LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.5

ミュージカルシーンの演出・編集が安っぽく見えちゃった…。手書きのエフェクト無しで音楽のパワーとか迫力を伝えてほしかったな。(でも、曲はめっちゃ良い!)
音楽映画にも青春映画にもなりきれてないような、曖
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.7

"きみの鳥は歌える"の時も思ったけど、函館ってモラトリアム感を凄く感じるし、何故かそれが良く映える街だなと思う。

山下敦弘の描くキャラクターって、どん底ではないけど限りなくどん底に近い底辺で派手にジ
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.0

子ども主体のロードムービー大好きだけど、これは目新しさもなければ目を惹くような美しい画もなかったので、まあまあでした…。

忘れたくないのに定かじゃない(2020年製作の映画)

2.9

なんじゃこりゃ、という気持ちと気になる気持ちが入り混じってる。

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.5

人間を含む全ての生命は何かの犠牲の上に成り立っていて、生きれば生きる程その犠牲はどんどん高く積み重なっていく。生命が尊いのはその下に何十何百もの犠牲となった生命が存在するからだ。生きる事は生命に対する>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.9

大した台詞もない癖にやたらと長ったらしいクラブのシーンの美しさと必要性が印象的だった。
自分たちだけ永遠という名の揺り籠に入ってるみたいなね、感覚。あるよね。そんなもの存在しないのにね。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.0

人類の未来の為に環境の事を考えようというアイデアの矛盾。皮肉。

ヴィヴィアンの服は好きですよ。

四月物語(1998年製作の映画)

3.9

なんてことない話なんですよ。なんの役にも立たないようなほのぼのした映画なんですよ。
でもこういった作品こそしつこく呼吸して生き延びて欲しいと思ってしまう。
だってみんなが社会的な作品にばかり傾倒してし
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.9

お金という概念がある限り愚行は繰り返される。吐き気がした。
映画自体は専門用語さえ予備知識として入れておけば楽しく観れる。キャラクターがみんな生き生きしてて良い。

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.8

年取るとこういう無条件の友情って育めなくなるよね。
イカダで旅に出るシーンがザ・少年映画という感じで好き。

ジョンコナー的美少年のブラッドレンフロ君、ゴーストワールドのジョシュだったとは…。

下妻物語(2004年製作の映画)

3.8

フリフリレースでデコられた美学・哲学を身に纏う女の子の話。

スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.6

色々縺れたまま終わるのかな?と思いきや丸く収まって良かったね、なエンディング。
あと女子のSNS制裁怖い…。

月とキャベツ(1996年製作の映画)

4.0

オチはありがちなファンタジーなんだけど、とにかく画が美しくて、終始釘づけになってしまった。花とアリスのシネマトグラフィーが好きなら、こっちも気に入ると思う。
キャベツの丸焼き?食べるシーンなんて、普遍
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カナリア(2004年製作の映画)

3.2

この監督ほんとに若者を撮るのが上手い。
主演二人がぶつかり合うシーン、全力疾走する際のエネルギー、ビリビリ伝わってくる感じ。凄い。
それ故にラストの白髪に対しての疑問が残る…。無くてもよかったというか
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

私よりもずっと必死に生き延びている人達が沢山いる中で、何故私は当たり前のようにまぁまぁの家に住んで、好きなものを食べて、ぐっすり8時間眠れるんだろう?とたまに思う。こんなことを四六時中考えてしまうと数>>続きを読む

大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─(2008年製作の映画)

4.0

最近よく聴いているので、気になって。
もののけ姫のエピソードがすごく良くて、心に残っている。
わたしもちゃんと心の底から自然に「お願い、花咲いて!」って思えるようになる日がくるんだろうか。

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.2

Lomoで撮ったような色と質感。
なんかでも、物凄く時代を感じた…主題歌の懐メロ感のせいもあるのかなぁ…

アデュー(2019年製作の映画)

4.0

初夏の柔らかい風が後味として残るような良い短編だった。

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.4

白黒であることに、絶対的な必然性を持たせている映画。
内容はスリラーだけど、シネマトグラフィーは童話的な美しさがある。

ロバートミッチャムはもちろん、子供たちの演技が良いんだ…。

ベティ・サイズモア(2000年製作の映画)

4.0

観賞後、"思い出せない"と"思い出さない"は同じ記憶障害でも全く違うものなんだよという以前聞いた話がふと頭に浮かんだ。
前者は受け身だが後者は能動的、この映画のベティも後者で、彼女は偶然見てしまった目
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.9

この監督の時間の切り取り方っていつもすごく不思議で魅力的。約3日間のお話だけど、一瞬にも思えるし永遠にも思える。

新しい環境に飛び込んだ時に感じる自分の小物感、分かるわぁ…と終始心に染みた。

ふたり(1991年製作の映画)

3.3

子供たちには生きるパワーが溢れている、という父の台詞が良い。

僕とカミンスキーの旅(2015年製作の映画)

3.3

冒頭のモキュメンタリーチックな映像やエンディングなど演習が洒落てる。
グッバイレーニンはかなり好きだったので期待して観たもののそこまでハマらず…