ぼむさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぼむ

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エスター(2009年製作の映画)

3.0

昔、浮気をしていた父親、アル中だった母親、子供2人構成の家族に養子に迎えられた女の子は実は…
ホラーというよりサスペンス映画。
終始胸糞悪い感じがつきまとう。
役者さんたちの演技は素晴らしいと思う。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

これはめちゃくちゃ怖いし、グロいし、エグい!!
今まで観た映画の中で一番怖いのじゃないかと思う。

途中から恐怖が途切れない。
いきなりラジオにおかしな曲が流れる恐怖。
死体の女性の見た目の恐怖。
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.0

怪物が出るという森に囲まれた村で生活をする人々のお話。
ホラー的な怖さはそれほどでもないが、主役が盲目のため周りが見えないという恐怖感がある。
終盤のどんでん返しで、それまで散りばめられた伏線が見事に
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キャビン(2011年製作の映画)

2.0

ホラーとSFのミックスのような感じ。
大学生の男女5人が週末を山奥の小屋で過ごす。
そこには地下室があって…
ホラー部分に関しては、ありがちなストーリーであまり面白くないし、それほど怖くもない。
そこ
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ヴィジット(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーと言っても幽霊や妖怪が出てくるわけではない。
だからこそこれに近いことが現実に起こり得るわけで、そういう意味でかなり怖い。

最初は明るい雰囲気で進むため、ここからどういう展開になるのかという期
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

多くの伏線が張られているのだか、それらを全て回収するのはかなり困難を伴う。
理解のため一時停止しながら頭を整理する作業も必要だった。
本当は前のほうにも戻りたかったけど。

でも不気味さは強烈である。
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

スマホの時代の手紙のやりとり。
それによって徐々に形作られていく一人の女性。
初恋は日常からかけ離れた世界でいつまでも失われることがなかった。
継続、輪廻、回帰。
ラスト・レター…それは…最後の手紙で
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ラスト・バレット(2019年製作の映画)

2.5

雰囲気がいいのだが、最後が拍子抜け。
ジャン・レノだけどレオンと比較してはいけない。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.5

幻想的な雰囲気をもったミュージカル映画だ。
音楽も素晴らしくて、最初の方のニルヴァーナでノリノリになった。
ストーリーの陳腐さは、演出で完全にカバーされている。
ニコール・キッドマンの美しさ、ユアン・
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

格差社会をテーマにした作品。
結構グロいシーンもあるのだがコミカルな要素も散りばめられている。
全体的にドキドキ・ワクワクで退屈することがない。
金持ち家族の人たちはいい人ばかりなのに、あんなことして
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三国志 黄巾の乱(2017年製作の映画)

1.5

なんじゃこりゃ…しょうもない^^;
登場人物のイメージが全然違う。
劉備はチャラ男だし、郭嘉は女性だし、曹操がカッコよくて主役?
張飛がいつ出てくるのかと思ってたら最後まで出てこなかった。
最後に呂布
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

2011年3月11日に発生した東日本大震災における福島第一原子力発電所所員たちの命がけの奮闘が描かれている。
原子炉や現場をよく知らない政府や首相は、日本のメンツを気にするばかりで現場に怒号を浴びせ、
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

ブルース・リーの肉体美とアクションを見るだけの映画。
それでいい。とにかくかっこいい!!!
ストーリーは私でも考えつくレベル(笑)

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

特有の宗教団体であるホルガ村に暮らす人々。その突拍子もない宗教観、思想、儀式、振る舞いをよく作り上げたものだと思う。
死もセックスも儀式なのである。
生のサイクルが終わるとホルガ人は死を受け入れる。そ
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

2.5

戦闘シーンが多すぎるという印象しかない。
心臓移植したサイボーグとかターミネーターとか、ややこしくて面白くなかった。

ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.5

「審判の日」は回避されたはずだったのに、女性の形をしたターミネーターの登場。
これがまためちゃくちゃ強い!!
派手にはなってるけど、前々作、前作に比べるとやはりストーリーの点では落ちてしまったと思う。
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.0

ジョーカーの狂気が見どころ。
ジョーカーってそんなに強くないのに強運ってところかな。
ちょっとできすぎな気がする。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

2.5

バットマンの生い立ちの物語。
あーなるほどねー!って感じであまり感動がなかったかな?

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

これは面白い!よくできた話である。
仮にタイムマシーンがあったとしたら、こんなことが可能かどうか頭の中で何度も考えてみる。
こんがらがってくるけど不可能ではないような気がする。
1では悪役だったシュワ
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.0

レールの上を走る列車のシーンが巻き戻っていくと共に時間も巻き戻っていく。
本来自分の性格には合っていない生活を送り破滅に至った主人公がなぜここに至ったのか。
なぜこうなってしまったのか?という疑問を説
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ナポリの隣人(2017年製作の映画)

4.0

「幸せは目指す場所ではなく帰る家だ」という言葉が印象に残る。
家族の外側の力で孤独から抜け出せそうだったが、それが一瞬でに崩壊したことにより気づいた家族の内側の幸せ。
幸せを得るために突き進む映画は多
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

近年はトヨタが勝っているがル・マンと言えばやはりドイツというイメージがある。
フェラーリとかフォードという時代があったのだな。

フォードGT40かっこいいー!クリスチャン・ベイルかっこいいー!!
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

バットマンシリーズは観たことないが、このジョーカーという男は強いのか?この男がバットマンと戦うのか?
狂気、醜悪なキャラクターというのはわかるが、強そうには思えなかったので…(笑)

雰囲気はとても良
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.0

学校の歴史の授業、教科書ではなぜこういう史実を教えないのか。
日本人の戦争に対する思い、天皇陛下への思いは確実に変わってくるであろう。戦後の日本の歴史は非常に偏っている。
ポツダム宣言受諾までの経緯が
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

芸術的だったシャイニングとは趣が違ってるけど、ホラーとしては面白かった。
シャイニングは色々疑問が噴き出してきて意味がわからないところが多かったけど、こちらは明解。
これを観て、シャイニングもそういう
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

大東亜戦争の敗北は、日本帝国軍部の暴走による戦艦崇拝が招いたことに原因があると思っていた。
山本五十六はその暴走に反対した一人だと、尊敬の念をいただいていた。

この作品はフィクションであるが、それ以
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.0

ハラハラの連続で面白いんだけど、ハッカーとしての能力が凄すぎて、こういうのだと結局何でもありという感じが否めない。
アメリカのアクション映画なので、これでいいかな。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

時間の概念を持たない宇宙人が、何かを伝えるために地球にやってくるというSF的ストーリーももちろん楽しむことができる。
それだけでなく、この映画は奥が深い。
主人公が未知の言語を理解することにより思考が
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

原作がマンガなので、現実離れしたそれと比べるのは無理があるが、原作通りのストーリーで面白かった。
でも王騎将軍も楊端和も、この人達以外には考えられないみごとなキャストだったと思う。
特に楊端和の長澤ま
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.5

あの多くの出来事が、殆ど1日に起こったことなんだな。
わざとらしく感動を詰め込んだ作品だけど、まんまと何回も泣かされた(笑)
一度観ると、また観たいとはならないけど、鑑賞後の満足感は高かった。
でも出
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

楽しそうなジャケ画像からこんな重苦しい作品を想像することはできなかった。
血の繋がりが家族なのか、心の繋がりこそが家族なのか。
言葉を多く発する大人たちはそれを語らない。
寡黙な子どもたちがその答えを
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.0

CGがすごい!
原作とはストーリーが違うような気もする。
私にはちょっと可愛すぎて不適合かな?(笑)

イコライザー2(2018年製作の映画)

2.5

1同様、派手であり得ないぐらい強い!
暇つぶしにはいいけど…まあ、アクション映画だからこれでいいのかな。

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

若さゆえの青さ、薄汚れた灰色でもあり、何かに一筋に打ち込む熱い赤でもある青春映画。
ボロボロになってもまだ終わっちゃいない。親友がいればまたそこから始まる人生がある。
「ばかやろー!まだ始まっちゃいね
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

ストーリーはわかりそうでよくわからない。
現実と幻想の境目も曖昧な感じだ。
でも芸術性はとても高い。
ストーリーがどうしたこうしたってことより、そういう世界観を描いているのかと納得してしまう。
そう!
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.5

悲惨な史実を伝える作品だが、意外と目をつぶりたくなるような暴力的なシーンはない。
むしろ、映像としては美しい。

ほんの半世紀前には、こういうこと、いや、もっと悲惨なことが当たり前のように起こっていた
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