ほいほいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ほいほい

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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.2

南アフリカと言ったらマイク・ベルナルドのイメージしかない格闘技マニアです。
現在だとドリカス・デュ・プレシというUFCミドル級チャンピオンがいたりします。

日本でもサッカーワールドカップやラグビーワ
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.2

ちょっ…!?
面白かったんですけど!

ドラクエのビアンカ、フローラ論争的な展開になるのだろうと勝手思い込んでいたので、その裏切られ感が半端じゃなかったです。

ちゃんと捻りきかせて、アバンを回収した
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コンビニエンス・ストーリー(2022年製作の映画)

1.1

世の中にこんなつまらなくて、どうしようもない映画があっていいのか…。

編集してて面白いと思ったのだろうか?

携わっちゃった人たちが可哀想。

マジで時間の無駄です。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.6

完全に稲垣吾郎くん側の人間でした…わたくし。
ぬるま湯な変わらぬ現状というやつが好きで、それを壊すくらいならそのままでいいや、と思ってしまう人間です。

だから浮気程度のことでは腹が立たないというか。
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幸福の条件(1993年製作の映画)

3.0

もしあなたの伴侶と一晩寝かせてくれたら100万ドルあげますよ。
というとても下世話な映画です。

これはもう内容どうこうではなく、同じ内容を居酒屋でウダウダ話す話題というか。
もし自分が同じ立場ならば
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Bittersand(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やられた事をやり返してハッピーエンド。
ちゃんちゃん。

的な感想だと思っていたけど、他の人の感想を読むとそうでもないらしく、人の考えることの複雑さを思い知りました。笑

イジメられてた人の怨念って凄
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

生きるとは何か?
希望とは何か?

そして何より、正義は心の支えになるのか?

メンタルおばけな人の物語。

誰よりも華奢で小さかったけど、誰よりも屈強で強靭でした。

こういう抑圧された中で、ストレ
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.0

死にたいひとはとにかく観て。

死ぬことがどういうことなのか、どうやって向かい合うのか、ちゃんと教えてくれます。

まぁどうせみんないつかは死ぬのです。
早いか遅いかの違いだけ。
それまでの過程を楽し
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.8

けっこう好きなタイプの映画。

人の心理描写をうまく描いています。
答えなんてない、事実は本人にしか分からない。
そして真実は本人でさえ分からないモノなのかもしれない。

事実は如何様にしても変えられ
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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

2.8

現実で知り合った人とSNSで繋がることって必要なんかな?
思ってる事とか考えてる事を対面で話すのって恥ずかしいの?

傷つくのを極端に恐れ過ぎて小賢しくなっている世の中が苦手です。
世の中、思い通りに
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陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.0

脅迫性神経障害の演出がすべてを惑わせ、どれがウソかマコトかを見えなくさせる。

この手の神経症の分かりやすい描写は米国独特のものかもなぁ…なんて。
少なくとも90年代の邦画にはあまりなかったはず。
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嘘八百 なにわ夢の陣(2023年製作の映画)

2.4

このシリーズ3作目です。
全然面白くないのに。笑
観てる方もどうかしてるけど、作る方はもっとどうかしてる。

評価も評判も高くないのに続編が作られる理由ってなんなんでしょうね?
謎多き作品です。

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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.6

歌舞伎町ゴールデン街を営んでいるママの副業は探偵。
そしてそこに来るお客さんたちとの悲喜交々のオムニバス。

主題が見えにくくて、どれも中途半端に見えちゃいました。
探偵としてはめちゃめちゃ無能だった
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

絶妙にゲームをやっているような感覚に陥らせてくれるので面白かったです。

世界規模で考えてる会社は一味違うなぁと思わされたのは、セリフがすごく簡単な英語で構成されているところ。
そんなに難しい物語じゃ
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.9

身の回りで怒っているハラスメントの数々。
あなたは見て見ぬふりをする側ですか?
それとも訴える側ですか?

見て見ぬ振りするのが1番楽ですよね。
誰かがきっと訴えてくれるだろう。
自分じゃない誰かが…
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サイド バイ サイド 隣にいる人(2023年製作の映画)

2.8

映像と間で行間を作り文学的な映画を作り出そうとして失敗した感が否めず。

テーマという主題がはっきりしてないのに、知的な作品ですよー、分かる人にだけ分かればいいですよー。

という風に思えて仕方がなか
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恋のいばら(2023年製作の映画)

3.2

元カノと今カノ…出会うはずのない2人が…的な煽りを見て連想することが1つ。

山本KID徳郁の姉・山本美憂の息子であるRIZINファイターの山本アーセンという選手がいます。

アーセンの元カノ、今カノ
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今はちょっと、ついてないだけ(2022年製作の映画)

3.2

玉山鉄二、超絶カッコよかったのになぁ。
もちろん、今がかっこ悪いとは思わないけれど、劣化しちゃった感は否めず。

それがこの役柄にマッチしてました。
この落ちぶれちゃった感が役作りならすごー!って感じ
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フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

3.0

第3作目。
いつの間にかSとMの主従関係が逆転する。

よく飲み会であなたはSなの?Mなの?みたいな話題が出るけど、そういうのすごく辟易とする。
そんなの関係性次第で変わるって分かってないから出てくる
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フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

3.2

続きものです。
第2作目は、なんだかアメリカドラマによく出てきそうなありきたりな展開です。
そして今作も裸体多め。

性的嗜好は思春期に体験したことで決まるのか?
記憶に残りやすい時期の経験に引っ張ら
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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

3.2

冴えない女子大生が大富豪に見初められるって、まんま同じような映画観た気がするんですよね…。
で、それも確かSM趣味だったような気が。。。

ありがちなネタなのか。
小説で読んだのかも。

まぁぶっちゃ
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.2

今時のコンプライアンスに引っかかりそうな表現や見せたいこと、問題提起したいことは時代や設定を工夫しないと出来なくなっちゃってるのかな?と、ちょっと穿った視点で観てしまいました。

テレビドラマで反社が
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ノイズ(1999年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

宇宙で通信が途絶えた時に宇宙人に身体乗っ取られちゃって地球侵攻するみたいなお話、どこかで見た気がするなぁ…。

よくあるプロットなんですかね?

しかも何の映画だったのか?ドラマだったのか?全く思い出
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愛欲のプロヴァンス(2017年製作の映画)

3.2

女性は才能に惚れるのか?
外見に惚れるのか?
それとも内面に惚れるのか?

正解はないけれど、正解を探したくなってしまうそんな映画です。

ヒロインがとにかく美人。

それに引き換え主人公のもっさり感
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HEX 地上4500m消失領域(2022年製作の映画)

1.6

やっちゃいけないオカルトをスカイダイビング中にやってみたら、どうなった??
という誰も得しなそうなホラー映画。

この映画の難点はスカイダイビングの映像かに怖さを感じないのが大きなマイナス要因。

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南極料理人(2009年製作の映画)

4.5

たまに見返したくなるほのぼの映画。

大きな事件とか起こらないのがいいんですよね。
南極の生活自体が異質だからそれだけでいいんです。
その異質さの一端を覗き見できるような感覚で楽しい。

映画公開時と
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画って怖いじゃないですか!笑
どうも苦手なので敬遠してたのですが、苦手なものも克服すればちがうたのしみが生まれるやも知れぬ。
と思い立ち、比較的ライトな13日の金曜日から初めてみようかな、と。
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母性(2022年製作の映画)

3.6

すごーく小説っぽいお話だなぁと思ったら湊かなえでした。

愛情に溺れてしまった人間と与えられないが故に渇望してしまった人間。

愛情は与えてこその母性かな、と思ってしまったり。

母性に限らずだと思う
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湯道(2023年製作の映画)

3.4

入湯料が450円。
1日100人来て45000円。

かかる費用は、従業員2人+光熱費+仕入れ。
銭湯の回転ってどんなもんですかね?
1日100人…来るのかね?

これだけで考えてもホントに細々やらな
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.0

コロナウイルスの蔓延は病だけではなく、人間の多種多様な性質を曝露させました。

ウイルスに対する取り組み方、ワクチン接種の有無など例を挙げると枚挙にいとまがないほど。

ぶっちけゃけ、価値観合わない人
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.2

相手の気持ちを慮れないお節介は、自己満足の押し付けでしかないということを教えてくれる映画です。

お節介は、察する能力が高い人間がやると良い結果が出やすいだけです。

まぁでも今の日本はそんなお節介は
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.2

これってかなり好み分かれますよね?

僕は苦手な部類です。
映画としての完成度はとても高いと思うのですが、内容が苦手。

ビョークが完全なる被害者なのに、被害者に見せないような工夫を凝らしてるのがどう
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

精神の内面世界を表現するにはJAZZドラムソロが最適解だろうと導き出したイニャリトゥに感服。

高揚あり落胆あり、硬軟入り交ぜて惹きつける手法は見習うべきとこだと思います。

個人的には、現実的に起こ
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少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

4.0

イクニ監督の独特な世界観はけっこう好きです。
メタファーが多いので好みは分かれそうですが。

そもそもこの世界観に誘っておいて、早くこの世界から抜け出しなよ的なメッセージを出してくるのはズルいというか
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とんび(2022年製作の映画)

3.8

昭和の親父の子供への接し方が不思議でしゃーない。
子供の頃は宝物のような溺愛っぷりを見せるのに、思春期に入る辺りで突き放したり自立を促したりして結果冷たくあしらう。

もちろん、そこに想いの愛情は必ず
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スプラッシュ(1984年製作の映画)

3.2

他人の秘密は美味しいものなのか?
果たしてその一瞬の美味しさに何があるのか?

例えその秘密を暴いたとて、秘密を共有していた人たちのその時の気持ちは当事者にしか分かり得ないことだから、結局は無駄を消費
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