ほいほいさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ほいほい

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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.0

登場人物みんないい人!

という、ほんわかふんわりとした映画です。
そしてきちんと本を読み、自分の頭で想像し思考することの大切さをもう一度思い出させてくれます。

僕は小説読むのが好きなので、対話する
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

この年代にパソコン触ってた人なら絶対にwinnyに使ったことあるはず。
もし使ってなかったとしたら、それはそもそもパソコンを使えていなかったに等しい。
それくらい画期的でした。
みんなwinny使いは
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

2.5

この時間が一生続けばいいのに。

そう思ったことのある人は幸福の絶頂を一度は味わったことがある。
ということなのだと思います。

でも、その幸福の絶頂が男女関係でしか感じられないのはとてももったいない
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.2

相変わらずインターネットスキル高過ぎ問題発生。笑

今作ではMacの画面がよりカラフルに構成されていて観ていて飽きなかったです。
どうなってしまうのだろう…という脚本もお見事ですし、伏線の回収もきっち
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーの構成、演出ともにハイレベル。
これって一体どうなるの?と思える展開の連続で食い入るように観ちゃいました。
趣向の凝らしかたでこうも面白くなるのか、と。

(それにしてもインターネットスキル
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.0

割と好きな類の映画でした。

孤独好きな男が考え方を変えられていく…という過程は悪くない。
初志貫徹とか昔はこんな事を言っていたのに意見を変えやがって…怒ったり文句言ったりつついたりする人居るけど、変
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そばかす(2022年製作の映画)

3.4

多様性に一石を投じる作品。

何せ主人公のそばたかすみ(そばかす)は、恋愛感情が湧かない…というかそもそもない。
そんな人もいる、という想像すら出来ない人の方が世の中には多い現実。

それの何がまずい
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.2

スマホが普及してから知らない人との繋がりが容易になった昨今。
きっかけはどこにでも落ちていて、それを広げられるか広げられないかはその人自身が持つバイタリティ次第である。
その辺りはいつの時代も普遍的な
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.8

コロナ禍をちゃんと描く映画って意外と少ない気がします。
表現として、マスクだし何も起こらないし地味だし難しいし、だとは思うのですが2020年代を代表とする象徴的な出来事だと思うんですよね。
これにより
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.0

SNSって一方通行だから嫌いだ、っていう香取慎吾のセリフが本音に聞こえちゃいました。
実は僕も苦手です。
ネガティブな意見が多いので見るとゲンナリしちゃう、それは他人の思考で自分とは違うと分かっていて
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

3.8

食べ物映画が好きなので、楽しかった。
同じアジア圏でも文化の違いを感じて興味深かったです。

個人が個人のために努力してご飯を作るという行為は愛のそれに近いのかもしれません。
せっかくご飯作るなら美味
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RRR(2022年製作の映画)

4.9

これも時間が合わなくて劇場に行けなかった映画の1つ。
周囲の評価が高過ぎて、気になってました。
辛口の論客の評価も著しく高かったし。笑

約3時間という長尺を飽きさせず没入させるインド映画ってなに?
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.6

宮本信子と芦田愛菜が凄すぎて、久しぶりにこんな没入感を与えられた気がします。

場面場面での心情が伝わり過ぎちゃって、あー見てられない!と何度も一時停止しちゃいました。笑
(ドキドキして心が痛くなっち
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CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

3.0

はっきり言って本は全く面白くないです。
ですが、映像のアングルなどを筆頭に細部にわたり小ネタや演出にこだわる庵野秀明らしさは随所に垣間見えるので、庵野ファンなら観ておくべき映画。

庵野さんのエロティ
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バビロン(2021年製作の映画)

2.8

どことなくワンスタイムインナハリウッド感があったのはキャストのせい?
何でしょうね?

実は下い感じと品のない感じが苦手なので、あんまりハマれなかったです。

他人のゲロ片付けたりするのは苦もなく出来
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8

意外と評価が高いのはラストシーンのおかげだと思うんですよねー。

お話の作り方が小劇場の舞台っぽい。
小劇場の鋭意と知恵を映画の予算で演じられてしまったら、もう敵いませぬ。

まぁなんというか、結局は
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10万分の1(2020年製作の映画)

3.0

セカチューから始まる美少女が難病にかかってしまう悲劇シリーズ。

筋萎縮性側索硬化症、別名ALS。
僕は医療者なのでもちろん病態も症状もすぐ分かります。
が、やっぱり王道の癌とは違い病気を理解するのに
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キンキーブーツ(2018年製作の映画)

4.8

なにこれ!もう!ちょっと!
最高過ぎたんですけど!

舞台ミュージカルに全く興味もなかったし、むしろ嫌いな部類だったんですけど!

内容からキャストまでハマりまくってましたわ!

音楽に言葉をのせるブ
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

「幸せなひとりぼっち」のリメイク。

リメイクと知らずに見始めて、この話なんか観たことあるぞ…と思っちゃいました。笑

トムハンクスの嫌味な頑固ジジイ役は新鮮ではあったものの、節々に良い人な影がチラつ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.4

知らない言語が聞こえてくると映画に集中できるタイプの人間です。
スウェーデン語なんて耳馴染みがなさ過ぎて画面に見入るしかない。
人間の集中力なんてたかが知れているので環境作りも大切。

主人公オーヴェ
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.6

あっさり味の池井戸作品。
名前に期待感が込められちゃってるから期待以上のものを出せないとがっかりされちゃうのはちょっと可哀想。
サクッと楽しめるのも良い作品。

池井戸作品に期待されている波瀾万丈感は
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.4

輪廻転生を信じるか信じないかはあなた次第。
でも記憶が巡っていたら新しいものって生まれないんじゃないかな?と思ったり。

科学的に証明出来ないものには隙が生まれる。
その隙をつく産業や宗教があったりす
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ワンダフルワールドエンド(2014年製作の映画)

2.5

何かのインタビューで本人も言っていたので自覚あるようですし、橋本愛って演技が下手。
自分で言うからセーフなだけであって、他人から言われると怒られる類のものだと思いますが。。。

演技が下手というよりも
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.4

少なくともこの作中ではゲイとか同性愛といった単語が出て来なくて、単なる恋愛モノ映画のように感じさせたい意図をすごく感じました。
ドラマ版は観てないのでそういった類のワードがそちらで出てるかどうかは知り
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

ジャックニコルソンの演技の凄さというよりも、これって一芸に近い感じかな?
表現芸というか1人で全てを成立させられるパワーがありました。
きっとそういうことろが根強く人気なのかもしれないないですね。
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あしたの私のつくり方(2007年製作の映画)

2.5

個性という特色を見出されると排除されるのは幼少期を生き抜くために植え付けられる処世術なのかな。
10代を難なくこなすために、平々凡々と何事も起きないように過ごさなきゃならない。
目立つといじめられるか
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まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

4.2

これは公開当初劇場で観ました。
その後、市ヶ谷のカルネヤというイタリアンで友人たちとご飯食べたなぁ…。
その中にいた手足の短いインテリキ◯ガイメガネというあだ名の女性は今何してるのでしょう?
(あだ名
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まほろ駅前番外地(2013年製作の映画)

4.4

TVドラマ版の総集編。

1話完結のオムニバス形式だとさらに相性がよくなるこのシリーズ。
ゲスト俳優陣もなかなか豪華です。
もう観られない俳優さんもいたり。。。

でもやはり見どころは瑛太演じる多田と
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

4.4

このシリーズがホントに好き。

何度観たか分からないほどに好き。

小説から入ったのですが、イメージと実写にほぼ差異がなかったです。

松田龍平の演じた役柄は松田龍平にしかできないと思わせるほどのハマ
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ハウ(2022年製作の映画)

1.5

安住の地を得られない可哀想なハウ。

としか見えなかったです。

ペットの飼い主として言いますけど、どの人も愛が足りない。
外でリード外すのも信じられないし、声帯切るなんて以ての外でしょう。

ペット
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

松坂桃李ってホントに良い俳優。
それに尽きると思います。
幼女の隣で体育座りしている姿は本当に気持ち悪かった(最上級の褒め言葉)

まぁ出てくる男性俳優さんたちは漏れなく気持ち悪かった訳ですが。笑
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劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

2.6

もうここまで来るとプロットが悪いとしか思えないのですよ。

人気キャラ勢揃い!最後は豪華にいきます!
な感じも何故か豪華には全く見えないという謎展開。

見たかったのはこれじゃない。

という印象しか
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劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

3.0

物語を深く考察させようとした結果、ただただ分かりにくくつまらなくなってしまったパターン。
映画だから何かを変えなくちゃならないと思う制作陣営と純粋にあのノリの物語の続きを観たい視聴者との乖離がすごすぎ
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SPEC〜零〜(2013年製作の映画)

3.0

連続ドラマ前の物語。
個人的に多くを説明してしまうのは野暮ったくて好きじゃないです。
想像の余白を残して欲しい。

2023年の今は余白があると視聴率は伸びないらしい。
1から100まで説明しないと理
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.0

SPEC翔で上げ過ぎたハードルを叩き落したのがこの作品です。

今までは、もしかしたらあり得るんじゃないの?と思わせるSPECホルダー(超能力者)の領域を大幅に超えてしまったのが敗因。

念動力とか未
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SPEC~翔~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿(2012年製作の映画)

4.8

SPECシリーズのSPドラマ。
起承転結の承の部分。

個人的には、ここが1番好き。
物語をワクワクさせてくれる重要な箇所。
何ならここで物語は終わっていいくらい。

「結末という答え」が出ているのが
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