ほいほいさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ほいほい

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劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

3.0

物語を深く考察させようとした結果、ただただ分かりにくくつまらなくなってしまったパターン。
映画だから何かを変えなくちゃならないと思う制作陣営と純粋にあのノリの物語の続きを観たい視聴者との乖離がすごすぎ
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SPEC〜零〜(2013年製作の映画)

3.0

連続ドラマ前の物語。
個人的に多くを説明してしまうのは野暮ったくて好きじゃないです。
想像の余白を残して欲しい。

2023年の今は余白があると視聴率は伸びないらしい。
1から100まで説明しないと理
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.0

SPEC翔で上げ過ぎたハードルを叩き落したのがこの作品です。

今までは、もしかしたらあり得るんじゃないの?と思わせるSPECホルダー(超能力者)の領域を大幅に超えてしまったのが敗因。

念動力とか未
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SPEC~翔~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿(2012年製作の映画)

4.8

SPECシリーズのSPドラマ。
起承転結の承の部分。

個人的には、ここが1番好き。
物語をワクワクさせてくれる重要な箇所。
何ならここで物語は終わっていいくらい。

「結末という答え」が出ているのが
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.4

世界から彼女と友達と猫がなくなってしまったらもう生きる意味がなくなってしまうのは僕と同じ。
そこにあるのは趣味の違いだけ。

最近、物語を表層的にありのままを受け入れて観るのか?製作者の意図を探りなが
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

今まで特撮というものに触れてこなかった人生でした。
幼少期から今までも、きっとこれからも縁がない。

ただただ庵野マニアだというだけで観に行きました。

そもそもの成り立ちが分からないので、こんなに悩
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.8

いわゆる田舎暮らしのご飯が美味しそうに見える良い映画。
老人版のリトルフォレストみたいで、老後こんな生活に憧れてる都会人は多いんだろうなぁと思わせてくれます。

内容はとてもいいのですが、完全にミスキ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

-

彼女にとって僕は光だった。
この映画では。

でも同立場だった僕自身は月光。
僕は夜側の人間。
月明かりに照らされる、決して表舞台には立たない存在。

あなたを魅力的に引き立てる月明かりのような存在で
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

-

衝撃!

これ点数付けられない。
というのも、主人公がまんま20歳の頃の僕自身でした。
ホントに自伝かよ?と思うレベルで似ていて気持ちがリンクしちゃって正直複雑です。

楽しかった記憶と苦しかった記憶
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.1

ホリックって堀くんの脳みそじゃなかったっけ?
それは違う話??笑


何かを得るには何かを失わなければならない。
これきっと世の中の理ですよね。
人間一挙両得を好むけれど、だいたいはこんな感じで回って
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

映画好きの人にウケそうな映画で、キャストがそれを物語ってます。
やっぱり伊藤沙莉は素敵でした。
何が良いって声ですよね。
誰にも似ることがない声は、唯一無二でそれは天から与えられたギフトだと思います。
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.3

題材が好きなのでそもそもの評価高めなんですが、ちょっと心が苦しくなる感じあり、若干の啓蒙活動感もあり面白かった。

老後2000万円発言の問題から端を発し、不明瞭にして見ないようにしている数字を明確化
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ハナミズキ(2010年製作の映画)

3.5

見た目綺麗な人たちのすれ違いラブストーリーなんですが、すれっからしになってくると変なとこに違和感を覚えてしまってとても面倒くさいです。。。こんな自分が。

漁船買うために借金する主人公の父。

その借
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天国はまだ遠く(2008年製作の映画)

3.4

原作の作家である瀬尾まいこさんの書く小説が好きでよく読んでます。(最近は活字に触れる時間があまり取れず…。)

ちょうど映画が公開された時に観に行きました。原作を元にした実写化の失敗率90%以上(当社
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

2.5

ヒョロガリが喧嘩強いという幻想はいつまで続くんだろう??
これって日本特有な気がします。

外国人のヒョロガリが強いパターンって、特殊能力を授かる以外ないような…?(蜘蛛に刺されるとかね

青春ラブス
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パリの大晦日(2016年製作の映画)

1.0

フランスに住む人たちの悲喜交々。
ドキュメンタリーなのかさえ分からない不親切さ。笑

人間が感情を表す瞬間って、まぁみんな一緒よね。
怒りの感情ってホント苦手なんだけど、わざとそれを引き出そうとしてし
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.7

田舎娘の成り上がりストーリー。

東京に憧れるようにロサンゼルスに憧れる。
キラキラした(ように見える)街には何かがあると錯覚させる魔法があるのでしょう。

割と想像出来得るストーリー展開ですが、配役
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ガール(2011年製作の映画)

2.0

なかなかに男尊女卑が爆発してました。
時代錯誤感強め。

性別の前に1人の人間なんだから、好きなように思った通りに生きればいいんじゃないんですか?
よく知らない誰かの目を気にしても良いことってほぼほぼ
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恋愛寫眞 Collage of Our Life(2003年製作の映画)

2.0

映画の中に出てくる写真に映った広末が芸術的に美しい。
美しいという言葉は、この写真のために作られたんじゃないか?と思うほどに。

ただそれだけ。

松田龍平も小池栄子も覚醒前なので色々と拙くてある意味
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

宮崎駿と庵野秀明と円谷をオマージュしていたような部分が随所に垣間見えて、それプラス新海誠の特色である空を無理やり融合させているように感じてしまいました。


何だかしっくりこない。
整合性の取り方が雑
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

もし飛行機が墜落して無人島で1人過ごさなくてはならなくなった場合はどうするのか?
という飲み会あるあるネタのようなお話。

どう過ごすか?の答えはほぼほぼ明確で、どのように精神状態を維持させるのか?が
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.2

映画だけだと細かい描写が省かれ過ぎてて小説読まないと抜け落ちてる部分が補完出来ないだろうなぁと思いながら観てました。

永作さんの思いとか、、、井上真央の複雑な感情とか、、、物足りなく感じてしまいまし
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神様はバリにいる(2014年製作の映画)

3.0

きちんと目標、目的を持って大きな声出して真っ直ぐに進んでいくといい事あるかもね。

いやこれ、1番大切なのは大きな声を出すという部分で。
目標、目的を恥じらいなく声に出して言えるという事が1番すごくて
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.5

誘いにはほぼ乗らないNOと言える日本人です。
そうこの物語の主人公と同じような性格。
ひたすらに自分の世界を構築する人生を送ってます。
それが心地よいので問題なしなのです。

ただ誘いに乗っていたら違
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.4

これまでのシリーズの中では1番大人しかったかなぁと思いました。

詐欺話はスケールが大きくなればなるほど嘘っぽさが増しちゃうんですよねぇ…想像の範疇を超えて、見る側がキャパオーバーしちゃうような気がし
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いとみち(2020年製作の映画)

3.4

少女の成長物語。

コミュニケーション能力が低い人が接客業をいきなりやるのってハードル高いんじゃない?と思いつつ。
ましてや、性別を売りにする商売という要素も加味されると鳥かごに肉食獣放り込むようなも
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男子高校生の日常(2013年製作の映画)

1.2

俳優の無駄遣いとはまさにこの映画のこと。

1mmも笑えないコメディも珍しいんですけど、多分この映画を観た方のほとんどがヒットしないだろうな…と思ったはずなんです。

もう0号試写の段階では致命的にな
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.9

僕、この映画好きで10回くらい観てます(誇張表現だと100回だけど実数でカウント)

特にこれといった何かがある訳じゃないんですけど。物語のテンポが絶妙で、集中が切れないよう飽きさせないようにうまく物
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

4.3

この手の鬱々としたフランス映画のイメージ通りな作品、僕は好きです。

もしかしたら運命のあの人は案外近くにいたのかもしれない。
という感じに焦点を当てる男女が最終的にどうなるのか?はだいたい皆さんのイ
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

1.9

TOHO(シネマズ)女優と言ったら山崎紘菜ですよね。
もちろん東宝所属。
TOHOシネマズではよく観てたのですが、映画本編ではあまり遭遇する機会があまりありませんでした。

守られるヒロイン役としては
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.2

シャーリーズセロンがただただカッコよくて素敵なだけの映画です。

そんな無敵の美人スパイも身体が緩いです。
脱ぐならもう少し身体作って欲しかった所存。

メインストリーム(2021年製作の映画)

2.5

現代の象徴と化したSNSでの承認欲求が満たされるのか?
満たされたその先にあるものは?
と問い掛ける物語。

こうしてレビューを書いていいねを貰っている状態で書くのは難しいところではあるのですが…。
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天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)

2.0

そんなに簡単に行けちゃう勇気がすごいとか、ロリコン臭丸出しの峰岸徹が今なら逮捕案件とか、ツッコミどころ満載ですが、ニューカレドニア自体に罪は全く無くて。

ただただ美しい島といった印象。

実は子供の
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.6

親子再構築の物語を斜め上の方向からみせ、おしえてくれる映画。

親子関係って不思議でよく分からない。
一通りの反抗期はあったし、親なんていらないなんて思ってた時期もありましたが、やはりそんな事を思って
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.6

いやはや、この頃のオダギリジョーがただただ美しいのですよ。
ちょっと憂いがあって影のある感じがまたその美しさを際立たせてる。
それが観られるだけで十分です…が、これはゲイ作品。
美しいけどゲイの雰囲気
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