booさんの映画レビュー・感想・評価

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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.9

DVDスルーされそうだったこの作品を拾ってくれた配給会社には感謝してますが、やっぱり原題のまま「Demolition」で公開したほうがよかったかもしれません

破壊=再生がテーマの作品なのだから…
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.1

訳がわからない、スッキリしない…
けど好き!ってなる映画w

1988年10月16歳っていうドニーの設定が自分に程近いのもツボ

デュランデュランを初めとした音楽もたまらない

最期、すべてを飲み込ん
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.4

ちょっと思ってたものとは違ってた
どファンタジーものだと思い込んでたから、割とリアルな展開に戸惑ってしまった
かと思いきや、観終わってから、あれ?やっぱりファンタジー?と思わせられる箇所もあり、結局の
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

これは人の人生を変えちゃうくらいの映画なんじゃなかろうか?

それも、トキメキだとか夢だとか、いい大人には小っ恥ずかしく耳に響く世界にどっぷり溺れさせるような…
ようやく大人になろうと夢を諦める決心を
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リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

4.3

深夜放送で始まって、ついつい引き込まれて最後まで観てしまった

誤って母を死なせてしまった少女が、母の秘密を探る旅で辿り着いた、とある養蜂場での日々…

そこに住む人々の優しさに触れ、過去の傷に向き合
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スケバン刑事(1987年製作の映画)

4.1

中学入学の春に放送開始して、中学卒業直前に映画版第2弾が公開されてひと段落ついたスケバン刑事…

斉藤由貴、南野陽子、浅香唯…それぞれの良さがあったけれど、やっぱり鉄仮面!っていう人が多いと思う
原作
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

正直、前半は宮沢りえは末期ガン患者に見えないし、イジメの対処の仕方が時代錯誤甚だしいし、オダギリジョーはろくでなしだし…と白けムード満載だったけど、後半、二重三重のシビアな展開に対するそれぞれの気持ち>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.4

タイトルとは裏腹に、人は社会の中で他人と関わりあうことでしか、幸せを感じることができない生き物だということを描いた作品

どんな人にも、それぞれの過去があるということに想像力を働かせることで、人は優し
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.1

幼少期、自分も施設にいたことがあったからこそ、必要以上に湿度高めになりがちなディープなテーマを、いい匙加減でリアルに描いているなと感心した

傷を背負った者同士でも、そこに愛が溢れたら、それで全てが過
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.4

正直、前半は怠かった…
けど後半、舞台を遊園地に移してからはけっこう楽しめた

テレンス・スタンプ&ジュディ・デンチのキャスティングは嬉しい!
本当に一瞬、監督の登場シーンもあり

一万円札が出てきた
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.4

20年前、「松田聖子!今度は黒人男性と濃厚キス!」と週刊誌を騒がせた「第3の愛人」も、いまやハリウッドを代表する名監督に成長!
大傑作「イコライザー」の監督×主演コンビに高まる期待を軽く超える格好良さ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.4

生き方も体型も、そして名前も大雑把!笑
細かいことを気にすればするほど苦しくなるけど、大雑把に生きるのも大変だよね
ある意味才能w

サントラが欲しくなった

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.5

略奪婚の末に、飽きた男を前妻に返品しようとする女性…

女はどんどん強くなっていくねw
もし独身男性が既婚女性と不倫して捨てるお話があったら、それを女性はコメディーとして楽しめるのだろうか?と一瞬考え
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.5

女性として生まれた瞬間から、不当な差別を強いられる時代を生きた女性たち

時には命をも投げ出して平等を訴えた人々がいたという史実を忘れてはいけない

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.4

「沈黙」のあとの重苦しい空気を、いい感じで拭い去ってくれましたw
よくよく考えると、キリスト教を容認した信長がいたからこそ、のちに「沈黙」の悲劇も起こるんですよね…

いろんな意味で「フジテレビ制作」
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.4

うーん、当然だけれど非常に重かったです
何が正義で何が悪なのか…答えの出ない問いをずっと頭の中で囁かれてる感じ
「踏み絵」っていう言葉の重みを、初めて知った気がします

俳優陣に関しては、窪塚洋介と浅
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.1

これ大好きです!
まず自閉症の殺人マシーンってキャラ設定が素晴らしい
人と目も合わせられない男が、いざとなるとガンガン人殺しちゃうっていうw
好きになった女も寝てる時にしか見つめられないし、敵の頭に1
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怒り(2016年製作の映画)

4.4

2016年実写版邦画で一番好きかもしれない

1人ずつ挙げて評するには切りがない名優たちの演技合戦

なかでも一番いいなと思ったのは妻夫木聡
ゲイという役柄を違和感なく受け入れさせる人の良さが滲み出る
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.1

ずっと観たいと思っていたんだけど、「怒り」の妻夫木聡が凄く良かったんで、それを機に鑑賞

結末が哀しい…って一瞬思ってしまったけど、それってある種の男目線、そして健常者目線なのかもしれない

エンドロ
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レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

4.1

人生初ジブリ作品

どうも商業的な臭いがプンプンして、ずっと遠ざけてきたジブリ
初の海外合作作品のせいもあってか、予告編を観て抵抗なく「観たい!」と思わせられ、映画館へ

台詞がなく、ただひたすら情景
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.9

ちょっと百合っぽい雰囲気を醸し出し過ぎてる感もなきにしもあらずだけれど、理屈ではない「赦す」ということの力を描いた後半には胸が熱くなった

息づかいや体温を感じさせるような主題歌もいい!

ヒサコさん
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

4.8

トゥワンダーッ!
苛々すると、この言葉が脳裏をよぎりますw

詳しく書くとネタバレになるので控えますが、窓際で笑い話をするイジーが真実に気付いて静かに嗚咽する場面…
メアリー・スチュアート・マスターソ
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イルマーレ(2001年製作の映画)

4.6

いい意味で韓国映画っぽくなくていい!
イ・ジョンジェが人気あるのが、この作品で納得できた

常に曇り空の海辺の桟橋の先に建つ家…
いつだったか、台風かなにかで流されたって聞いた気もするけど、本当に素敵
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建築学概論(2012年製作の映画)

4.7

瑞々しいっていう言葉がピッタリくる映画
大学時代のうぶな「ふたり」が瑞々しいのはもちろん、時を経て年を重ねた「ふたり」までもが瑞々しいのが凄い!

各々を演じた4人の俳優がそれぞれ最高に魅力的で、大好
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息もできない(2008年製作の映画)

4.8

韓国映画はどうしても拒否反応を示さずにいられなかった自分が、予告編を観て何故か観に行かなければ!という焦燥感にも似た気持ちを抱かされ…

観終わったあと、劇場で立ち上がる気力をも抜かれ、よっこらしょ!
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.7

最初に観たのが高3の時…
大人が号泣するファンタジー映画と話題になっていて、期待して観にいったら「なにこれ…」と肩すかし

その後、大学進学のために上京し、いろいろな経験を重ねたあと、WOWOWで放送
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

4.9

まさに華の競演!
豪華女優陣の演技合戦といった趣き

ラスト、サリー・フィールドが取り乱してからエンドロールまでの流れが本当に素晴らしい!

監督がジュリア・ロバーツをいじめ抜いて、そのお陰で女優陣が
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フェノミナ(1985年製作の映画)

4.8

「死霊のはらわた」で映画に目覚めた中学生が、次にハマったのがこの映画

ホラー作品としてだけではなく、アイドル映画としても秀逸!

ジェニファー・コネリーが大人になり始める寸前の、最後の純粋な少女期を
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.8

小学校を卒業した春休み、初めて貰ったお小遣いで観に行って、映画にどっぷり嵌るキッカケになった作品

当時はひたすら怖かったけど、いま観るとアッシュのアホさ加減にマジで腹抱えるw

当時小さな小さなレン
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.9

とにかくギズモが可愛い!
こんな可愛いギズモに辛い思いをさせちゃダメだよ、人間どもw

ルールを守らない奴は痛い目に合う…
よく覚えときな!笑

「エイリアン」に影響を受けてるのは明らかだけど、久し振
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ステラ(1990年製作の映画)

5.0

生涯ベストワン作品
初めて観た時は、嗚咽し過ぎて寝込んだほどw

豪快で人の良いステラが、愛する人や娘のために常に身を引く姿が切ない

この映画を「泣かせようとし過ぎ」と言う人もいるし、それも理解でき
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フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)

4.9

「ステラ」で吐く寸前になるほど嗚咽させられ、ベット・ミドラーの凄さを知り、次に観たのがこの作品
またまた涙を搾り取られることにw

単なる仲良しムービーではなく、互いに嫉妬や羨望込みの感情をぶつけ合い
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.4

大好きな作品
「アンタッチャブル」でケビン・コスナーのファンになって、この作品くらいまでの彼は本当に素晴らしかった!

この作品が好きすぎて、この後「ワイアット・アープ」で来日した彼を見に成田に行き、
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オズ はじまりの戦い(2013年製作の映画)

3.1

「死霊のはらわた」を観て映画ファンになった自分にとって、サム・ライミは特別な監督の1人なんですが、ホラー以外の作品はどうも食指が動かず…

今回友達に薦められて今作を観て、まさかの映像美作品でビックリ
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バースデイ・ガール(2002年製作の映画)

3.1

何故ニコール・キッドマンが出演を決めたのか…という疑問を拭えない映画

脚本に無理があるし、そこはかとなく漂う薄っぺら〜い空気感

う〜む…嫌いじゃない!

ツッコミ入れながら楽しむ映画があってもいい
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.1

自分が年を取ったせいか、色恋で子供まで皆殺しにしてしまうアナキンの未熟さに辟易させられっ放しだった
ジェダイってこんな未熟者でも目指せるものなの?
パドメが最期までアナキンにすがり付かずに、ハッキリと
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