茄子さんの映画レビュー・感想・評価

茄子

茄子

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.5

リサーチ不足による無茶な計画、胡散臭いコンサル、そして上司と住民の板挟みになるスタッフなど、リアルで複雑な状況が描かれています。特に終盤で印象ががらりと変わる2人の人物の描写や、石橋英子によるホラーチ>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

1.5

喫茶店にいる。隣の席に海外からの旅行者が来たので、今朝の地震すごかったでしょう?と英語で話しかけてみた。いやー、すごかった、今日はどこも閉まっちゃうね。それから名前を聞かれる。どこから来たのと聞くと、>>続きを読む

わたしたちの家(2017年製作の映画)

4.8





ダニエル・シュミット『デ・ジャ・ヴュ』のオマージュだと思った。デジャヴュは過去と現在が接続する物語だったが、この映画は家という空間と空間が接続して終わる。(向こうは鈴で、こちらはプレゼントボッ
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

2.5

僕らの日々へ僕らが誠実であれよ 世界が一度終わりを迎える

あとのまつり(2009年製作の映画)

3.9

「あとも先も無くなるんだから、もう全部祭りだよ。全部フェスティバル、ぜんフェス。」

ずっとずっとゼリー、ずっゼリ。

TAR/ター(2022年製作の映画)

2.5

吹替版で見たけど、ドイツ語の部分がわからなかった。この内容で158分はしんどい。

キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

シーズンⅠとⅡで全く作風が違う。
Ⅰは黒沢清、Ⅱは三池崇史みたいなイメージ


第5話 「嗜好と習慣は同類ですが、二つを混合してはダメです。」

第6話 物語が急展開。医師長メースゴーvs病院長ボブ
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キングダム(1994年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

キングダムⅠ (1〜4話)まで見た。
登場人物全員が後先を考えずにその場で思いついたことをしてしまう病気のようだ。
カルテ保管室の回が面白かった。
医師長メースゴーの息子である細眼鏡サイコパス(モッゲ
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.0

過激渺莎を瓊いたら何も殘らない。
森の弑話暎画。ラストは他人の顔のオマージュであり、タルコフスキーというよりは勅使河原宏に捧げる駄作✂️

奇跡の海(1996年製作の映画)

4.7

「こんな話があるだろうかという疑問は、こんな話こそあってほしいという願いに見ていくうちに変わった。」

イディオッツ(1998年製作の映画)

4.3

おもしろイチモッツ
マジモンの人がぐんぴぃに似てた

Aマッソのすべて(2021年製作の映画)

4.5

あー不安になってきた
不安にはならんくていいって言ってたで
誰が?あんたに言って欲しいねんけど

https://www.webchikuma.jp/articles/-/2909

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.7

・ワイズマンのボクシング・ジム
器具の軋む音、サンドバッグの音、タイマー、縄跳びのリズム、ペンで書く音、紙を捲る音
・小森はるかのドキュメンタリー
他者の文章を声に出して読むこと
・無言日記
ラストの
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ラブ・エクスペリメント(2018年製作の映画)

1.5

すごく当たり前のことなんだけどこの瞬間に死にゆく人も産まれたての人もいる。だから鈍感でいたいとは思わないけど繊細すぎると死にたくなるんだと思う。だから繊細でいつつ元気でいたい。しっかり寝て食べて考えた>>続きを読む

兵士A 七尾旅人(2016年製作の映画)

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最近の七尾旅人の音楽は、自身の内面に迫るものではなく、ほとんどのものがここにはいない誰かに向けられている。もっぱら貧困や国籍をめぐる問題が語られているが、神の視点に立つのではなく、あくまでも個人的な体>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい。サービスについて考えさせられる最高の娯楽映画でしょう。
「ルームサービスのランドリーです」とドアを激しくノックして優しく明るい声掛けをすると、向こうは疑いもせずドアを開けてくれる。
結果:
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.4

미화(ミファ)
君が屋上から飛び降りたとき/日本人であることに意味はなくなってしまった/あの日から時は過ぎて僕だけが歳をとり/미화(ミファ)在日の女の子

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