ボウイさんの映画レビュー・感想・評価

ボウイ

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サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.5

帰ってきたイーライ・ロス!!スーパーの暴動からラストまで血肉飛び散りまくりのR18指定フルコース。皮肉の効いた笑いも誘いつつ、阿鼻叫喚の人間料理がサーブされます。調理された人間が出てくるたびに「はい、>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

5.0

若者たちが熱中するのはドラッグではなく霊を憑依させ、それをSNSでアップすること。SNSを離れた現実では目を逸らせない孤独に苛まされる少女の揺れる心情が実に繊細に描かれる。
開け放たれた地獄の扉に、多
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

脳を刺激し、心を揺さぶる最高峰のアニメーション作品🕷
人の想像力は無限だ!!

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.7

『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督が超美麗な映像で魅せる醜悪な恐怖。

男性監督でもこのテーマに挑む、
その姿勢は賞賛に値するのではないか。

クライマックスは圧巻。
目に焼きついて忘れる
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

5.0

羊から産まれた羊ではない何か。

可愛すぎるアダちゃん。

主人公マリアの狂気。

思わず声が出た衝撃のラスト。

さまざまな疑問を投げかけられ、この映画のことをずーっと考えてしまう。

全てが不穏で
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.5

主人公マディソンが幼い頃イマジナリーフレンドとして存在していた“ガブリエル“。大人になり記憶からその存在を忘れ去った彼女は、ある日を境に得体の知れない恐怖と対峙するー。
これは強烈に面白い!!ジェーム
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

エドガー・ライト監督が愛する60年代ファッション、音楽、そしてホラー映画へのラブレター。シーンと音楽のシンクロはミュージカルを観ている心地よさ。トーマシンとアニャを通して【夢見る女性】を描き、ラストに>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.7

ダニエル・ラドクリフ、死体から人間に転生するも両手に拳銃固定の壮絶人生送る!!

相変わらずすごい設定の主人公を熱演するダニエル・ラドクリフ。両手をうまく使えないから日常生活がもう大変。

『レディ・
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.7

幸せなカップルが新居を探して訪れた住宅地ヨンダーから抜け出せなくなるラビリン・スリラー。

内見中にいかにも怪しい案内人が姿を消し、帰ろうと車を走らせるが行けども行けども同じ景色。精魂尽き果てて暮らし
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透明人間(2019年製作の映画)

4.8

現代版に【アップグレード】された”透明人間”そのものにも驚かされるが、脚本がすごすぎる...見えない恐怖が巧妙なトリックを生み出し、上映終了と共に足から崩れ落ちそうになった。
是非劇場で体感して欲しい
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

4.5

下品とピュアのギリギリラインを攻めて、最終的に何故か感度を呼び起こす青春コメディの傑作

『ルーム』『ワンダー』のジェイコブ・トレンブレイが組んではいけない大人代表セス・ローゲンと組んでしまい、子役た
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.6

マイケル・B・ジョーダン×ジェイミー・フォックス×ブリー・ラーソン

キャストだけで観る価値ありの作品だが、
内容はそれを遥かに超えてくる傑作。

たった30年前、こんなにも色濃い差別で多くの人が冤罪
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

ビートルズの曲がもうちょっと意味を持つと感情移入できたかなぁ。
スクリーンで聴けるとグッとはくるのだけど!

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

ロシアのエンタメはハリウッド級に進化!!
宿敵が親友に見えてくる不思議。
なんだよ白鳥の湖と戦車って!!
VFXも抜群の効果で、これぞ超ド級戦車アクションだ!!

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

5.0

2000年代ホラー映画の到達点。
全てが詰まっていて、最後寂しさすら感じた。

誰しもが感じる【恐怖】という感情に
一つの答えを明示してくれた。

アップグレード(2018年製作の映画)

5.0

アクションだけに留まらずSFのテーマをストーリーに練りこんだ傑作。80年代の映画を多数オマージュしてるのも観ていて楽しい!!これはみっけもん!!絶対観て👀

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.1

とにかく不安になるホラー。

久しぶりにクライマックスで鳥肌立った。

アリ・アスター監督の今後に注目したい!

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

5.0

ものすごい熱量
ものすごいバランス
ものすごいスリル

黒人側だけに立たないフラットでクールなブラックパワームービー

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

4.7

死霊館シリーズはじまりの恐怖!

ポンコツ神父と健気な見習いシスターコンビ、そしてフランス系カナダ人フレンチーの3人でドラクエ。

呪われた修道院のラスボス、ヴァラクを倒すため、謎の鍵を頼りに秘密のア
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

4.6

リベンジムービーのフォーマットを築いた『狼よさらば』を現代要素満載にリメイク。

警察の無能ぶりがSNSが発達した現代だからこそさらに際立っている。

あのブルース・ウィリスがYouTubeで銃の扱い
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0

亡くなった母が託した2通の遺言。
1通は父親へ、1通は長男の息子へ。
双子の兄妹が激動の時代を生きた母親の足跡を辿る。

心を焦がす灼熱の結末。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.3

子どもが信じる魔法の世界
少しずつ影を落とす現実
カラフルなフロリダの街が夢現の象徴
大人にはきっと見えない色なんだろうな

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

マイケルBジョーダンのイケメンぶりがすごい。
俳優としての存在感は主役のボーズマンを食ってました。
あとは、エンドロールがカッコよかった。

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

4.7

ハリウッドで新しく生まれ変わった『タイヨウの歌』に涙涙。ベラ・ソーン、パトリック・シュワルツェネッガーがとてもうまい。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.7

なめてた盲目ジジイが視覚以外の四感が研ぎ澄まされた退役軍人だったムービー。
緊張感を極限まで高めた「無音」と「暗闇」の世界。低予算はアイディア勝負だが、成功例のひとつ。

ピンポン(2002年製作の映画)

4.2

久しぶりにピンポン。
卓球映画を連続して観たせいで無性に卓球やりたい。本気のやつ。
漫画のセリフ、漫画のキャラクター、ギリギリのラインでリアルと共存してる映画。

ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

4.5

北と南が統一された千葉での卓球大会。
疑心暗鬼から信頼関係への展開が涙腺直撃。
ハ・ジウォン、ぺ・ドゥナがいい。

ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

96分が2時間にも感じた。
これは悪い意味ではなく、戦場がリアルに近すぎたからだ。
戦場から逃げたい兵士たちは10分が何時間にも感じたに違いない。
ノーランは観客を見事に戦場に放り込んだ。

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.4

ヒョンビンが魅せるシステマを使った過激アクションとユ・ヘジンが魅せる抜け感が絶妙なバランスで気持ちいい。ハリウッド真っ青のアクションエンターテインメントに降参!

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

エドガー・ライト監督は流石。
冒頭のカーアクションをはじめ映像センスに合わさる音楽が化学反応を起こして無敵。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

黒人差別で大虐殺かと思いきや斜め上を行く黒人フィーチャー映画だった。外側と内側に秘密あり。相変わらずブラムハウスはアイディア勝負ですごい。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

世界観と映像は相変わらず大好きだけど、エイリアンの起源がそれってがっかりしたのは確か。

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