根津甚八の芝居は素晴らしいと思う。
観るものの心を不安にさせる。
ジャガイモを剥く音と姿であんなにも不安に出来るのか。素晴らしい。
後半の本格的に堕ちていく様から魅入る。
子供を急に預けたり、大家を殴って金奪ったり。
ちょっと雑な展開が多々。
どうするんだこれから。
人の温もり、親の存在についてがテーマだと思うけど、商業じゃ表現できねーもんもあんのさ。
主役の陽子役はとくに菊地凛子でなくても誰がやってもそんなに大差のない役どころ。菊地凛子は及第点だと思う。
まぁ>>続きを読む
クロエ役の子が魅力的だけ。恋をした。
かなりシャレてるとは思うが、求めてるのはそんなことじゃないんだ今は。
前半の捜査はサスペンスとしてかなり面白い。
後半の犯人を泳がせ始めてからの間延びが気になる。
そして犯人の動機にもっと深いメッセージ性が欲しかったが、まぁ誘拐犯の罰に対する批判でもいいのだが、プラスも>>続きを読む
物語はなかなかの予定調和で進んでいくから退屈なんだけど、
不覚にも最後の別れはグッときてしまった。
演技が全員苦手。
ぬるい映画。特にラスト誰々に捧ぐってやつ腹立つ。こんな映画で。
全部嫌い撮り方も絵もやり方も。
改めてモキュメンタリーって嫌い。
ドキュメンタリー風にみせてのフィクションって意味だろ?
なんかだせぇ。
でもエネルギーに満ち溢れていた。
とにかくラストカットが素晴らしい。
あのカットは主演の天才子役ありけりのシーンだったな。
物語は丁寧に地道に進んでいくので、
結構退屈ではあるが。
とにかくキャストが素晴らしい。子役2人がダントツ>>続きを読む
とりあえずジョージaロメロはセンスある。
陽キャラってほんとつまんねーよな。
これはなんのためにつくられたのかな?
キャスティング批判?
ドキュメンタリーか?フィクションか?
曖昧な人生の中には同じ数の絶望と幸福がある。平等に。
いいじゃん曖昧で。セリフもいらないよ。
撮り方はダルデンヌに近いが、彼らほど長回しは多用してはいない。
ミャンマー移民の実態。
支え合う姿は美しいが、限界があるものだ。
ダルデンヌ的撮影で、
説明はほぼなし。好感触。
飲みかけのオレンジジュース、セーターを編み直す、ギターの弦、アイスクリーム真っ二つ。
暗示させるのが上手い。
あらすじは読んでから観たものの、
観終わると残るものは何も無かった。
ただ解説を少し読んでみて、一気に浸っていたぬるま湯のような感覚が悲しさと共に蘇った。それもうっすらと。
こんな体験はなかなかない>>続きを読む
おばあちゃん以外のキャストの芝居が鼻につく。そして、何よりセリフが臭い。書けないなら無理に書かなくていいんだよ。
最後のバトミントンのシーンなんか鳥肌たつくらいダサい。
あんな簡単に冷静ひ離婚して>>続きを読む
とにかく何もかもが中途半端。
ストーリーテリングがまず下手。
二人の女性の出し方も下手。
ヤクザのヒリヒリ感もないし。
本当に、絵を先行して撮りたかったんだなって。
まぁその絵も大した絵力もないが。>>続きを読む
笠智衆の芝居を出来るのは、今の第一線の芸能界ではいないだろう。
本当に素晴らしい。
京都旅行最後の夜、部屋で語った親子二人の会話。
幸せは長い年月をかけて、得るもの。
優しいお父さん。優しい娘。
あ>>続きを読む
魔女狩りという、なかなかの理不尽な横行が振る舞っていた時代。
女性差別の一つなの?