みーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

2.5

人種差別が根強い時代の作品なので、その典型を行くストーリー(多分公開当時は新しい)だけど、刑事物としては割と淡々としていたので、サスペンスというより、ドラマとして腰を据えて観る作品だったな、という印象>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.0

ラストまで観ると、誰の視点か考えさせられるタイトル。
復讐に生きるうちに善悪の判断がつかなくなる話はよくあるけど、ここまで振り切って描いてるのは韓国映画っぽい。
イ・ビョンホンはヒーローっぽい役よりも
>>続きを読む

不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

3.0

予想してたより大分淡々とした重め作品だったけど、虚栄心溢れまくりのジュード・ロウ、こういう役が本当に上手になったよなぁと思いました。
見せ場という見せ場は多分ラストまで来ないけど、何だか目の離せない雰
>>続きを読む

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

2.5

ペットセメタリーである必要があったのか、そこ突っ込んじゃいけない所だろうけどよく分からなかった。
映像的な怖さ(グロさ)は流石。

カリフォルニア(1993年製作の映画)

3.0

サイコパスとカリフォルニアまでドライブロードムービー。
何の変哲もないストーリーだけどブラピとジュリエット・ルイスが若い頃から存在感ありまくりで割と満足感あり。

MAMA(2013年製作の映画)

3.0

ギレルモ・デル・トロ制作総指揮で、ジェシカ・チャステイン、ニコライ=コスター・ワルドウ共演というなかなかの布陣。
ジェシカさん声のトーンとか全然違って新鮮だった。
ストーリーはタイトルまんまな感じだけ
>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.0

個人的には2作目も劇場公開版の方が好きだけど、やっぱり2度目でもアクションシーンの斬新さと格好良さにはグッときた。
ドラマシーンがメインで、どうやって終わるんだろうな〜と思い始めるタイミングで怒涛の展
>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

3.5

王道韓国サスペンスって感じ。
レオンとかマイ・ボディガードみあって良かった。
終盤の怒涛のアクションシーンも迫力あって良かった。
母なる証明観た時も思ったけど、ウォンビンって感情抑えめの役が凄く上手で
>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.0

ウォン・カーウァイ作品ってその場所の気温や湿度すら感じられるような気がして毎回凄いなと思う。
ストーリーは割と淡々としているけど、2人の人生を追体験してるような撮り方と言い、ラストとエンドロールへのシ
>>続きを読む

ある女優の不在(2018年製作の映画)

2.0

イランにおける女性の立ち位置的なものは伝わるんだけど、割と淡々としていたのて結局何が伝えたいのか、汲み取れてるのか分からないまま終わってしまった。
人生タクシーの方が好き。

蜘蛛女(1993年製作の映画)

2.0

いかにもフィルムノワールって感じの雰囲気は良かったけど、いまいち流れに乗っていけなくてラストもううーん…って感じだって。
珍しくゲイリー・オールドマンのクセが弱めだったけど、こういう役よりもっとクセあ
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

前作の勢いを期待してたら、割と王道感動路線にシフトしててびっくりしました。
これはこれで面白かったけど、そもそも主演も前作から続いてコン・ユさんだと思ってたら違った。笑
しかし、カン・ドンウォンは多く
>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

監督がリドスコなの初めて知りました。
やっぱり上手いのね。
シンプソンズでもパロディーしてた本作。
ロードムービーは退屈しがちだけど、これは良かった。女性同士の、ってのも意外と無くて新鮮でした。
音楽
>>続きを読む

グッド・ナース(2022年製作の映画)

4.0

実話を基にした作品。
推し2人がW主演なので楽しみにしてたけど、やはりこの2人の作品選び好きだ…。
エディは今までやってきた役と雰囲気ガラッと変わって凄かったし、ラストのセリフは鳥肌立った…
ストーリ
>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

4.0

通常公開版とRRRが面白かったので完全版も。
完全版は歌とかのシーンも増えたかな?個人的にはコンパクトな通常公開版の方が好きかも。
ただ2回目でも戦闘シーンの斬新さには胸が熱くなるし、全体の構成の新し
>>続きを読む

オーソン・ウェルズの オセロ(1952年製作の映画)

2.5

評価されてるのは分かるんだけど、個人的に良さは分からないのがオーソン・ウェルズ…
オセロなら行けるかなぁと思ったけど、イマイチ頭に入ってこなかった。
計算された構図やテンポの良さは感じられるんだけど何
>>続きを読む

あいつの声(2007年製作の映画)

3.0

韓国で実際に起きた誘拐事件を基にした作品。
事件のことを知らなかったのでオチには驚いた…。
カン・ドンウォンが犯人の声だけを演じていたのがきっかけで観ましたが、電話口の声でちょっとした苛立ちや嘲笑など
>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

3.5

期待値上げすぎたから、思ったほどでは無かったけど、音楽と言い、ストーリーと言い、名作として扱われるのは納得の作品でした。
この作品のテーマ曲がこれだったのか…。マックイーン以外も見たことある人多くて映
>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.5

韓国で35年前に起きた学生拷問致死事件、この事件をきっかけに学生を中心とした民主化闘争が拡大して行く…という実話を基にした作品。
事件を隠蔽しようとする国家権力側と、それに対抗する検事、事実を報道しよ
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

何回観てもアツいし泣けるし笑えるの凄い…。
細かい部分も気付けてより楽しめました!
そしてやっぱりIMAXの方が良いなと…。

期待しつつもバーフバリは超えられないだろうな…と思ってたのに、見事バーフ
>>続きを読む

MASTER マスター(2016年製作の映画)

4.0

若い頃に一世を風靡した(と思ってる)、イ・ビョンホンとカン・ドンウォンが、それぞれちゃんと俳優として確固たる地位を築いて競演してる感じが胸熱でした。
ここ何年かのイ・ビョンホンが悪役に振り切ってる作品
>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.5

好みは分かれるだろうけど、個人的には良い意味でとんでもない物を観てしまった…と思いました。
あらすじとタイトルから想定できる通りの展開ながら、絶妙に抽象化しつつ、描きたいテーマと道筋が明確に伝えてくる
>>続きを読む

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.5

謎解きゲームしていて、気付いたら本当の犯罪に巻き込まれてたムービー。
知らなすぎた男もそうだけど、こういう勘違い巻き込まれムービーって何も考えずに楽しめて良い。
話のテンポが良くて、ラストも二転三転し
>>続きを読む

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

2.5

ヘンゼルとグレーテルの後日譚。
まぁそうなるだろうな、って感じの話だったけど、アクションが思いの外格好良かった。
この頃のジェレミー・レナー好きだったけど、やっぱり社会派作品にもっと出て欲しいな…。

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.0

脚本も映像もすごく良くて3時間の長尺を一切感じさせない作りでした。
主人公の自由奔放っぷりには若干引いたけど、エンタメながらも異種共存だったり環境破壊っていうテーマが盛り込まれてるのも良かったです。
>>続きを読む

ブロンド(2022年製作の映画)

2.0

よくこれでGoしたな…って位、可哀想な描かれ方してるし観るのしんどいし、結構不快な気持ちになった。音楽とか描写も、うーん…一体何を描きたかったんだろうか…

ハリエット(2019年製作の映画)

4.0

HBOのワン・パーフェクト・ショットで取り上げられてて気になったので鑑賞。
自らも奴隷出身であり、黒人奴隷の解放に尽力した女性活動家の実話。
救った人数とか関係無く、彼女の功績の大きさに驚かされた。
>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

何も考えずに観られるアクション映画。
ラストそっち行くか…って感じは残るけど、テンポ良く進むし、1つのネタで最後まで走り抜ける潔さが良かったです。
ダニエル・ラドクリフってハリーみたいな役より、こうい
>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.0

ポリゴンショック…
この監督は混沌や狂気を撮るのが上手いし、撮り方がアーティスティックだな。
短いながらも凄い満足感と、一度観たら忘れないインパクト。
クライマックスと似たような雰囲気がありつつ、こち
>>続きを読む

サプライズ(2011年製作の映画)

2.0

みんな意味深だから、あんまりサプライズじゃなかった。
ただ無駄の無い展開はアダム・ウィンガードっぽい。
これがあってのザ・ゲストってのがグッとくる。

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

2.0

音楽が有名と聞いてたし、タイトルは知ってたけど、観たら音楽は知らなかったし、全然思ってる話と違ってた…。
恋愛って人を変貌させちゃったりするよね…って事で、言葉無しの表情だけでそれを伝えてくる演技は凄
>>続きを読む

ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

2.0

テリーサ・パーマー見たさに。
相変わらず美人だけど幸薄めな役が似合う…
旅行先で出会った男がヤバいやつだった、って話なんだけど、イマイチ盛り上がりに欠けて最後まで淡々と進んでいった。
心理描写も少なめ
>>続きを読む

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.0

オーストラリアに実在した義賊の生涯を描いた作品。日本人としては馴染みが無さすぎてあんまりしっくりこなかったけど、ジャスティン・カーゼル監督の撮る映像はやっぱり好きだな〜。
主演は1917のジョージ・マ
>>続きを読む

ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.5

いかにもパトリシア・ハイスミスらしいクラシカルサスペンス。
正直ストーリーとしてはもう少し捻りが欲しかったというか、もっと掘り下げられる要素が散らばってたのに、意外とあっさり終わってしまった感が残念。
>>続きを読む

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.5

マグノリアの次作って事で、なんとなく雰囲気も似てた。
アダム・サンドラー好きじゃない上、ストーリーもよく分からないな〜、と思いつつも最後まですんなり観れてしまうのはPTAの抜群のセンスがあるからなんだ
>>続きを読む

冷たい晩餐(2017年製作の映画)

2.5

中盤くらいからようやく話が展開してくまでが退屈だった。
自分たちの子どもが犯した罪について、どう落とし前をつけるか、って話合うけど、罪の内容が思ってる以上にヘビーで、その割に軽い終わり方だったなと…。
>>続きを読む