既視感の強い内容でフレッシュさに欠けました。配信でデジタルバリバリの映像だったから、そこが響いたのかも。スクリーンで観ればまた違ったはず。
ジョー山中と柳楽優弥を足して割ったような風貌の、キム・ソンオさんの存在感良き。
ディカプーの後半の老け芝居、もろにマーロン・ブランドの物真似でしたね。顎を前に出してもごもごと喋り、取調室の撮影はゴッドファーザーのように陰影を濃くして。あの芝居、あなたはどう思いますか?
私が思>>続きを読む
解像度上がるわ。武装勢力っつっても、週末野球みたいなアマチュアだから、民間航空機と軍用機の区別もつかなかったのね。
自分も含めて、本作を判断できるかなり高度な(もしくはマニアックな)教養の欠如した人間のレビューを読んだところで、何の意味もないんじゃないでしょうか。面白いか面白くないかの二元論や、イデオロギーの毛嫌>>続きを読む
どうしちゃったの石川監督。やることなすことすべてが裏目で、フルスイングの三振。
くどすぎる。アヴァンギャルドは腹八分目にしてほしいものだ。一柳慧のスコアは素晴らしい。
くどすぎるメロドラマに辟易。林光のスコア自体は最高なのだが、作品に合ってないし、コスられ過ぎ。
単純に傑作と言ってしまって良いのかという問題をはらむ。ファスビンダーの極端に戯画する手癖は、キム・ギドクの暴力的な唐突さと似通っている。切実なテーマでありながらも好事家の愛玩物に留まって、一般的な映>>続きを読む
前半ひたすら退屈を強いられるのだが、後半の切実な胸のえぐり方といったら。
なんともよくできたホラ話ではある。不確実な未来に対して、全ベットでたまたま上手くいっただけのビジネスの決断は、映画的な素材としてはもってこいではあるが、危機管理や確率論的な観点が抜け落ちているので、>>続きを読む