おもしろすぎる。
エロに真剣になればなるほど滑稽でシュール。なのにその行き過ぎた執念に尊さをも感じてしまう終盤…
冒頭の地震描写、額に貼り付けたスマホ、回転するベッド上での再会、謎の双子的な給仕、そし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
平穏さのなかに垣間見える、「人間に点数をつける人間」のまなざしのいやらしさ。それを誤魔化すように上塗りするたわいない会話と笑い声。嫌な人でもなんだかんだ家族。でも、家族でも他人。だから、少しずつ後回し>>続きを読む
追求が深まり事実が明らかになるにつれもう目が離せなくなっていく。わけわからなさの中にあってもはっきりと感じ取れる奥崎さんの自己陶酔と、正義を振りかざすことの滑稽さ…とにかくおもしろかった