Shoheiさんの映画レビュー・感想・評価

Shohei

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はりぼて(2020年製作の映画)

4.0

富山市議会員の政務活動費の着服が発覚し、芋づる式に辞職に追い込まれていく。

音楽や編集がコミカルに描かれいるので、笑ってしまうが、当事者だったら恥ずかしくて見ていられないかも。

映画では監督両氏が
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香川1区(2021年製作の映画)

4.8

「なぜ君は総理大臣になれないのか」の続編。前作は小川淳也氏の活動に焦点が当てられていたが、今作は政治やメディアを問うものとしてスケールアップしている。

まず、物語としておもしろいのが、小川氏、平井氏
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.5

かなりおもしろかった。51対49は1対0って表現はすごくしっくり来た。
本筋とは少しズレた穿った見方だが、同選挙区に6割のシェアを持つ四国新聞の親族が対抗しており、一般家庭に育った純粋無垢な小川氏は少
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.0

「愛しのアイリーン」の後、「空白」の前って考えると物足りない感がある。王道のボクシング映画って感じで、刺さるところが少なかったな。

空白(2021年製作の映画)

4.5

冒頭から辛いシーンが続くが何とか最後まで見れて良かった。寺島しのぶ演じる善意の押し売りをしてくる人がリアリティがあって一番怖い。吉田監督は人を描くのがほんとに上手ね。

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

木野花さん、70歳を超えて、初のアカデミー助演女優賞だったらしい。たしかに凄まじかった。
ちなみに、原作漫画では5年後の世界が少しだけ描かれています。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

初めの30分は村上春樹の悪いところが出ていて、ノルウェイの森を思い出してしまったけどそれ以降は圧巻。霧島れいかの存在感、三浦透子の朴訥さ、岡田将生の不誠実さ、その他劇団のメンバー全員が際立っていた。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

サブカル人間からすると共感の嵐であらゆるところをズサズサ刺された。話が合う女の子と出会った時ってなんであんな楽しいんやろうな。ダースー闇堕ち後のゼルダからのパズドラはめちゃめちゃ共感で「GAME OV>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

前半は高校生の坂本慎太郎という配役の妙と絶妙な間を楽しみ、後半はその間を埋めるかの如くカタルシスが爆発。チープだけど豪華というアンバランスさが心地良い。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

怒涛の面白さ。おもしろがおもしろを背負って投げかけて来るように、連鎖的におもしろが迫ってくる。映画としてコメディやシリアスの加減もバランス良くエンターテインメントとしてとても良くできている。