いちさんの映画レビュー・感想・評価

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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.5

日本にもこんな映画を撮れる監督がいたんだと圧倒されました。ポン・ジュノ監督の下で助監督を努めたと知り納得。
飾らず、過度にエモーショナルな演出もせず、ただただこの国の抱える貧困と社会的弱者の生きる現実
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

当時映画館で観ました。レイトショーで観客は5〜6人くらい。
私と、私の数席隣に座っていたお姉さんだけがエンドロールも残り涙を拭っていて、この作品の名前を見るとその記憶が蘇ります。

バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)

2.5

綺麗な映画でした。画面も物語も品があるというか、どこか現実味のない印象が旅行先って感じで良かったです。

ストーリーは綺麗なものの、エンタメとしてはいまいちでした。主人公の魅力がナイジェル(マッツ)に
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.5

思っていたより楽しんで見れました。でも一度観ればお腹いっぱいかな〜感はあります。

海外から見た日本、ではあるのですがそこまでトンチキでもなかったし逆に新鮮だったので私は好きです(トンチキ日本も好きで
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.5

物語自体はよくある展開でしたが面白かったです。かっこいいマッツが好きなら楽しめると思います。続編を匂わせるラストでしたが…マッツ無双が観れるなら期待したいです。

序盤に犬が射殺されるので苦手な方は避
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プッシャー2(2004年製作の映画)

4.5

1,2を鑑賞(3は未鑑賞)。
私は2が断然好きです。前作より主人公の心情の流れが解りやすかったので余韻を楽しめました。
1でただのアホとしか思えなかったトニーが自分で考えあがき、行動に移すまでの物語で
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

2.0

期待してた内容ではなかったです。精神世界的な描写よりは現実でジャックが辿る結末を見届けたかった。
過激なゴア描写はありませんでしたがグロ耐性ない方にはおすすめしません。ジャックの自分本位の言い分が1ミ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

ストーリー自体はシンプルなので登場人物の目的を把握しておけばそこまで難解ではないのですが、ネットを見ると「なにがなんだかわかんなかったよ!」という感想が散見されます。
実際、主人公は序盤から全てが不明
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犬鳴村(2020年製作の映画)

1.0

ネトフリ呪怨の一瀬隆重さんがインタビューで「テレビドラマでホラーを作ったときにテレビ局から「怖くしないでくださいね」って言われた」と答えていました。怖すぎると需要もないし、クレームが入ったりするという>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

面白かったです。何故か推理ものだと思い込んで観始めたのでミステリー映画としての内容は期待していたものではなかったのですが、主人公と同様に美しく不安定なクレアに翻弄され、思いもよらず引き込まれました。>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.5

面白かったです。
ラッシュアワーかと思ったらデスプルーフでした。話の通じない奴には暴力で対応しようという教訓を得ます。(ダメです)
コメディ映画ですので物語のテンポはかなりスピーディで、重くなりがちな
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.5

マイクロフトとモリアーティが参戦。
前作よりワトソンとの関係の描写に深みが増していて笑えるシーンも多く、個人的にはこちらのほうが面白かったです。モリアーティにはもうちょっと立ちはだかって欲しかったです
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.0

かろうじて舞台はイギリスとされていますが
女性の描き方や肉体派アクションに大爆発、めちゃくちゃアメリカナイズされたシャーロック・ホームズです。
ストーリーも明快で面白いのですが、頭脳を駆使し華麗な推理
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銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

3.0

面白かったです。
中盤まで物語の軸になる目標が見えなくて宙ぶらりんで鑑賞してる感じにはなるのですが、異星人のふざけた生体や宇宙空間で起きる妙なルール、くだらない事に起因する事件が結構笑えます。
特に冒
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

「めちゃくちゃ面白いのに不親切な映画」という評価を見て、わかるわ〜と…
セリフのない演技、突然前後する時列系、大量の登場人物、名前しかないキャラクター…物語自体はシンプルなのですが構成がかなり渋く、映
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

基本的にバイオレンスアクションが好きなのでこの作品は対極にあるのですが、それでも文句無しの100点満点でした。ベネディクト・カンバーバッチの演技が圧巻です。

傍若無人で己しか信じず、圧倒的な頭脳で誰
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

鑑賞中、「無敵の人」という言葉が一時話題になっていた事を思い出しました。
同情を誘うには醜くて、切り捨てるには後ろめたい、とにかく絶妙なバランスで主人公が描かれていてそれが余計に生々しさを際立たせてい
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.0

カルト的人気がある映画である、という第一印象です。
期待して鑑賞しましたが、特に予想を裏切るような展開や意表を突くような仕掛けがあるわけではありませんでした。
この映画の魅力は「これ、マジで起きたこと
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.5

この手の映画は前知識無しで見た方が2倍楽しめます。宣伝の、あなたもだまされる!といううたい文句はよく見かけますが、受け手側が最初から疑って鑑賞してしまうので、毎回悪手では?と感じます。もったいない。>>続きを読む

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.0

脚本はジェーンドゥの解剖の脚本で参加された方。
扱っているテーマやストーリー展開は似ているものがあると感じました。

ホラー映画の恐怖度は、ふりかかる事象がどれだけ理不尽かが決め手になると思っているの
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MAMA(2013年製作の映画)

3.0

シェイプオブウォーターが精神的に結構しんどかったので身構えてたんですが、思ってたよりさくさく観れました。デルトロが好きなら文句なしでしょう。
ただ本格ホラーを求めている方にはあんまりオススメできません
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

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どうしようもない理不尽な悪人にサイコパスをぶつけるというアンチヒーロー的な題材はすごく良かったです。
それぞれのキャラも立ってて魅力的なのですが
これを映画として見るのは尖りすぎてて割とキツいものがあ
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