デイビッド・リンチの『ロスト・ハイウェイ』(1997年)を見た。一回見たことがあるけど、それはずっと前（大学生時代の早い頃？）なので、「あの映画はめっちゃトリッピ― だったよ！」しか憶えていなかった。>>続きを読む
大島渚監督の『無理心中日本の夏』(1967)を見た。好色な女性と自暴自棄な男性が一連の出来事で、ヤクザに雇われた数人の殺し屋と一緒に一晩を過ごすことになる。登場人物全員は60年代日本の時事問題の人格>>続きを読む
岡本喜八監督の『ああ爆弾』（1964）を見た。最近岡本映画にはまっているが、僕的にはこれが一番かな。健康不良で懲役から釈放されたヤクザ親分が爆弾づくりの刑務所仲間と一緒に社会復帰するが、若い組員が親分>>続きを読む
岡本喜八の『肉弾』 (1968) を見た。ATG制作などの60~70年代のラディカルな日本映画の様々なタイトルが何かの理由で2月中旬にUNEXTから落とされたので、その前に頑張って多く見ようとした。こ>>続きを読む
ジガ・ヴェルトフの『これがロシヤだ』(1929)の良質な無音コピーをネットで見つけたので、「ソビエトウェーブ」という近年のシンセ・ポップのサブジャンルと合わせて大型スクリーンで観賞した。物語のないド>>続きを読む
I watched Gaichuu (2002), directed by Akihiko Shiota. It’s one I’d been meaning to watch for a long >>続きを読む
Watched another pre-code Hollywood movie, Red Dust (1932). It’s basically a love quadrangle (between>>続きを読む
中川信夫の『地獄』(1960)を見た。題名のとおり、地獄へ落ちる人を描写するホラー映画である。中川さんは１９５０年代後半～１９６０年代全にかけて新東宝で、日本の怪談話などの元にしたホラー映画をいくつか>>続きを読む
自粛期間の中で、見逃したアニメ映画をキャッチアップしようとしていた。一つは『この世界の片隅に』（２０１６）だった。戦時の広島県に住んでいる女性の日常を描く映画である。彼女の伝統的な生活が段々戦争に影響>>続きを読む
10年ぶりに『もののけ姫』（1997）を見た。「宮崎駿監督とエコロジー」というテーマ―のネットドキュメンタリーのためにインタービューされたがきっかけだった。その準備として、宮崎映画全作品を1週間かけて>>続きを読む
清水崇の新作『犬鳴村』(2019)を見た。清水さんがＪホラーのルーツに戻った作品と言われたので、ぜひ見たかった。実は映画館で見に行きたかったけど、人生は許さなかった。ストーリーはフィクションだけど、実>>続きを読む
日本ホラー映画についてインタービューされた。その準備として、「Ｊホラー」(英語圏だけの通称かな？)に貢献した製作者のまだ見ていない作品をできるだけ見ようとした。その一つは鶴田法夫が監督した『おろち』（>>続きを読む
***注意：ネタバレまでにはならないと思うが、抽象的な感じでプロットのコツに少しふれます。ご了承ください。
劇場版『パトレイバー』Ｉ(1989)とＩＩ(1992)をもう一度見た。ずっと前見たけど、そ>>続きを読む
10月ホラーマラソンの次は、今年の「カメラを止めるな！」(上田慎一郎監督)。ゾンビ映画ではなく、難しい条件でゾンビ映画を作る人たちの苦労を描いたモキュメンタリ―作品。最初は警戒心を感じた。大衆文化を屈>>続きを読む
10月キャッチアップホラーの第4番:オーストラリアの「ババドック」(2014年)。 子育てをめぐるホラーなので、結構効きました。中田監督の「ほの暗い水の底に」に似ているが、中田ほどセンチメンタルじゃ>>続きを読む
10月ホラーまた1つ。イタリア監督ダリオアルジェントの「オペラー血の喝采」(1987年)。「ジアーロ」というイタリア風サスペンス/ホラージャンル。アルジェントの『サスピリア』凄く好きだったからこれも見>>続きを読む
10月ホラーラストバーストその1:
「フィールド・イン・イングランド」(2013年、ベン・ウィートリー監督)。「歴史舞台の心理的」でも「実験的ホラー」でも呼ばれているらしいが、両方違うかと思う。とにか>>続きを読む
10月ホラーラストバーストその3: 有名なホラー監督ジョンカーペンターの「マウス・オブ・マッドネス」(1994年)。今まで見ていないのは不思議。カーペンター先生の悪い方の作品でも好きで、これは決して>>続きを読む
政治も作文もめんどくさいので、映画の日記を再開します。全文を見たことのない、やや古い映画、「ディアボロス／悪魔の扉」を見た。90年代の映画を今見ると変な感じがする。2つの全然違うジャンルの映画をごちゃ>>続きを読む
アメリカにいる大学時代の友達と連携観賞のために、この懐かしいタイトルが出た。『子連れ狼』の一作目：子貸し腕貸しつかまつる」(1972)。監督は最初『座頭市』を担当した三隅研次で、主役は勝新太郎の弟、若>>続きを読む
子供たちと一緒に観た、また懐かしいもの：『地球攻撃命令：ゴジラ対ガイガン』(1971)。見たことはもちろんある！自分の子供時代の幸せの一つだった。ガイガンは私の一番好きな悪怪獣だ。でも今回初めてこの一>>続きを読む
少し前から気になっていた監督安里麻里の映画を二つ見た。主にホラーやミステリー系メディアミックスの劇場版を監督しているが、黒澤清の弟子だったので、同じ優雅なフレームの使い方で陰気なスタイルを使う。そして>>続きを読む
U-Nextのライブラリを掘っていたとき、これが出た：コーエン兄弟の初期作『ミラーズ・クロッシング』(1990年代)。もう一つの、私が見たことない名作。コーエン兄弟の映画もギャング映画とは両方好きだけ>>続きを読む
大島監督の『日本の夜と霧』(1960年)を見た。60年の安保闘争の結果に取り組んでいる2世代の学生運動家たちを描写する映画。ずっと持っていたけど、恥ずかしながら今まで見なかった。その結果:凄い映画だ。>>続きを読む
