DaisukeYoshinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

DaisukeYoshino

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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

ボチボチ。いやーしかしながらゼログラビティ、インターステラー、本作とSF大作がなんとなくの周期で続いているのはうれしい。話を全体として捉えると時間軸があまりにも膨大で壮大になってしまうから、端折り感が>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

3.5

大竹しのぶの怪演っぷりがぶっとびすぎてて、作品全体が完全に持ってかれちゃってるんだよなー。それがすっごく惜しい。音やカットの切り方なんかでも実験的なことしてるんだけど、大竹しのぶの前にすべてが霞んでし>>続きを読む

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.0

鮮烈。役者が若いとは違う意味でフレッシュ、小気味よいテンポで終わりまで。なんども見たくなる、好きです。ちょうど終戦後の日米関連の本を読んでいてジャストタイミングでした。いまではタブー視されている事が普>>続きを読む

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

3.0

わりとキラキラしてた。
惜しいんだけどね、すべてにおいて時代性を理由にださくかんじてしまうのは、タイムレスな表現にはならなかったということ。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.5

圧倒的にヘヴィな内容なんだけど、素晴らしく美しい画が随所にあって、そのコントラストが比例なのか反比例なのか不思議な見応えのある映画でした。叙情的なカットも多くて素敵、演者も皆様すばらしい。

こういっ
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

文句無し!!!JJエイブラムスおみごと!!新サーガへの橋渡しとして完璧じゃないでしょか。その観点でいうとEP7は序章でEP8からが新章になっていくんだろうけど、次作はJJじゃないんすよねー。旧作へのオ>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.0

一話目のときも書いたけどやっぱりCGの馴染みが納得いかないなー。内容は原作通りで申し分ないんだけど、映像としてのクオリティと公開までの時間のかかり方にズレはあるかなと。実際の制作時間っていうよりかは配>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.0

前編事件、後半裁判、まとめたレビューにします。全編約260分の大作、ずっしりと見応えありました。バランスで言うとと前編が圧倒的に良くて、展開としても後半に畳み掛けていく感じはあざとく感じるとこもあった>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0

前編事件、後半裁判、まとめたレビューにします。全編約260分の大作、ずっしりと見応えありました。バランスで言うとと前編が圧倒的に良くて、展開としても後半に畳み掛けていく感じはあざとく感じるとこもあった>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

前評判というか日本の宣伝内容と内容が一致しない感じがあったけど、結果それに反応して観に行ってるので広告としては正しいのかもしれない。広告でとりだたされているような狂気としてはちょっと薄め。そういった内>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.5

もっとズブズブに狂気めいた感じだと思っていたんだけど思いの外パンチは薄く。他者の死を求めることを悪性とするなら先天性、後天性、違いこそあれどすべての人には悪性が巣食っていて、その悪性にはさまざまなカタ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.0

偉大なる一作目ジュラシックパークへの大いなるリスペクトは感じつつも、この作品固有のアイデンティティが弱すぎる。

無理やりたてるとすればハイブリット種と原種の戦いだったり、DNA操作への疑念的な部分に
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.0

iTunesレンタルで鑑賞。

もうひとつって感じだったかなー、ちょっと残念。脚本はバッチリなんだけど、画的な部分でこれでいいの?って部分が多かった。時間かけて作っていたと思うんだけど、劇場用としては
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オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.0

うーん。やっぱり映像化は無理かなーっていうのが結論。けど良いところがまったくないって訳でもなく、原作の光景をそのままなぞるというか薄い追体験みたいなことは感じられる。原作読んでる人は誰しも思い入れが強>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

1.0

湊かなえ作品によく見られるどんでん返しモノではあるんだけど、どんでん返しの工程のみにフォーカスし過ぎていて、話そのものの面白みや魅力がまったくない。SNSに見られる問題性を取り入れるのもいいんけど、オ>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

捉え方で様々な側面を見せる多面的な映画。現代における物事の真実もそれと同様で、現代のSNSやマスコミに対するアンチテーゼであり、男女間の在り方の様相でもあるのかなーと。得てして目に見える真実とはひじょ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.3

ちょっとガッカリでしたねー。サイエンスフィクションじゃなくて、サイエンスファンタジーなんだろうな。もちろん相対性理論であったり多次元のとらえ方や宇宙考察まで、これでもかってくらい理論は詰められてはいる>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

5.0

文句無しの満点。一切のぬかりなし、素晴らしかった!オレデミー賞本年度最有力!

イーストウッド監督は車の使い方がすごく印象的に感じる。感じ方こそ違うけどそれは北野武監督にもかんじるところでもある。

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。評価点は映画というよりもホドロフスキー御大の魅力に。

どこからの引用かは失念してしまったのだけれど、冒頭にでてくる「世界を照らすものは 自身の身を焼かなければならない」みたいな文章
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

精神性と肉体性。超男性的なセックス論を、人工知能との恋愛になぞらえているような気もしたり。映像が美しい、色彩感と光の捉え方。主人公の衣装のスタイリングまでふくめた画作りへの並々ならぬこだわりを感じる。>>続きを読む

キリング・ミー・ソフトリー(2002年製作の映画)

3.0

ヘザーグラハムのオッパイを見るためだけの映画。それだけにこのポイントがつけられる。いつみてもかわいいすねー。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.0

描写も内容もとにかく残酷で残虐。暴力に満ちた映画なのでダメな人は絶対的に無理だろうなー。エログロにエンターテイメント性ゼロだから、不快感が満ちてしまうのは仕方ない。所謂復讐劇にありがちな復讐は何も生ま>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.5

新橋文化劇場にて観賞、ずっと観てみたかった映画。ストーリーだけみたら、所謂金目当ての結婚詐欺みたいなもんなんだけど、それがおこる場所がフリークス達のサーカス劇団だからね。要は人間てなんだろう?ってこと>>続きを読む

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

4.0

いやはやエンドロールが終わってからも何も写っていないスクリーンを見つめながら某然としてしまった。起こっていることすべて理解しているのだけれど、まったく処理できない感じ。ドキュメンタリーという体裁でいな>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

5.0

はーーーーー、すっげー良かった。展開は王道と言ってもいいくらいなんだけど、いちいち素晴らしい。画を見ただけで泣きそうになるシーンばっか、それを素晴らしく演出してるのが音楽。とにかくホセゴンザレスの音楽>>続きを読む

恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

4.0

ふとしたタイミングで何の気なしに観て、面白かったなーなんて普通に思ってたら主役がマイケルダグラスだったことを知り驚愕、、、好きな俳優なのに全然気づかなかった。スティーブンソダーバーグ監督っていうのも意>>続きを読む

ストラッター(2012年製作の映画)

3.5

私のギターヒーロー、Jマスシスが音楽を担当しているわけでして、もう個人的には全編通して音楽が最高!!音楽っていうか曲だね、映画音楽っていうよりも曲としていい曲が多かった。

でもって、内容なんだけどモ
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

4.0

公開はもう20年前なんすねー。いやはやこの頃のトムクルーズはいいすね、いまは全く見る気しなくなっちゃったけど。
他のキャストもすごいね、ブラッドピット、キルスティンダンスト、バンデラスだもんなー。
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

3.0

テキサスチェーンソーシリーズ大好きなのですが、やっぱり好きなのは偉大なマスターピースであるオリジナルの存在ありきであって、これまでの亜種はどうしたってオリジナルを越えられないスパイラルがありますね。>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

なんだろうな、すごく残酷な映画。それは社会であったり現実世界の投影であって紛れもない事実、その事実を高校時代のなんでもない5日間で表現している。日常にそれは溢れているんだね。

高校時代の原風景がまじ
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エスター(2009年製作の映画)

3.8

テレ東っておもろいよなー、平日の昼にこんなのやっちゃうんだもんなー。というのは、さておき存在は知ってたんだけど意識的に見ることはなかったのだけど、前述の機会を得て鑑賞しました。

いやーなかなどうして
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.0

うーん。まあ事実は小説より奇なりってことだし、総じて事実にはオチが無いのもまた事実。

実際に起きた衝撃的な事件ではあるけれども、それをただなぞるだけでは映画にはなり得ないんじゃないかな。

インパク
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