人間の命は数多くの偶然によって成り立っている。
もし初恋の人と地元で暮らす道を選んでいたら。
もし嫁ぎ先の生活が窮屈で広島に帰っていたら。
もし8月6日に予定通り広島に帰っていたら。
もし、晴美と繋>>続きを読む
ギレルモデルトロ監督といえば、CGと実写の区別がつかないくらいCGの使い方が
上手い人、というイメージ。
うーん、これ、2時間も必要だったのかなあ。
見終わってから考えても登場人物の描写に必要性を>>続きを読む
うんこ食うシーン見たさに借りたがうんこ食うシーンすら覚えてないほどに退屈だったわ。
「愛し方が分からないから殺してしまう」
登場人物は3人だけ!映画の大半は女体のオブジェが並ぶアトリエでの進行と、無駄を徹底的に削ぎ落とした映画なので、余計なことを考えずに「触覚芸術」という倒錯した世>>続きを読む
叶いそうもない夢を抱きながら身動きすら取れずに毎日を過ごす。
きっとほとんどの人が「普通でいたくない」と思いながら「普通」の人生を過ごしてしまう。
主人公の住む小さな町では、男は炭鉱夫として働き、>>続きを読む
タバコの焼き印押してくるだけのセノバイトとかCDを投げつけるだけのセノバイトとか迷走感が否めない。
オブジェから顔だけ出して演技するピンヘッドさんも威厳がない。
なんだこれ。
この映画を観た人と話をするとだいたい「キルゴア中佐が出てくるシーンしか記憶に残ってない」というのが共通見解。
「勇敢な兵士には俺の水をやる!」と、負傷した敵兵に水を分ける優しさを見せたかと思えば、>>続きを読む
うーん、名作ってことは知ってるんだけど、人物関係がややこしくて理解できない。。。みんな同じ格好してるから見分けがつかないんだよー。
どうもマフィア映画は肌に合わない。
スパイとしてマフィアの一因になった男が、自分のことを気にかけてくれたマフィアの幹部に情が移ってしまうという設定は面白いんだけど…
誰だこの脚本書いたやつ!頭おかしいか天才かのどっちかだろ!…すいませんでしたタランティーノ先生ぇぇぇぇぇ!!!!
ロバートロドリゲスの悪いクセとタランティーノの悪いクセが奇跡の相乗効果!うわあ、すげ>>続きを読む
「2」も好きだが、同じくらいに1も好き。
なぜなら、「誰も理解してくれない孤独な戦い」感が出ているのはこっちの方が強いから。
2はアクションシーンも増え、「父と子」など描くテーマも増えたが
1は登>>続きを読む
1の続編ではあるが、大まかなストーリーで言えば「未来を守るため、未来からやってきたターミネーターを打ち倒す」という大筋は1と変わらない。
つまり、低予算で作った1が予想以上にヒットしたため、潤沢な予算>>続きを読む
「金属骨格の上を液体金属が覆っている」という、「どう考えても2の敵ターミネーターのほうが強いだろ!」と突っ込みたくなる敵の女型ターミネーター。
そして設定上敵のほうが最新型とは言え、女性に優位に立た>>続きを読む
ついに荒廃した未来が舞台となり、機械との戦争が舞台になった。
おかげで銃撃戦やアクションシーンが多くなり、そっちが好きな自分は結構この作品は高評価。
序盤の、ヘリコプターの長回しカットなんか、どうや>>続きを読む
オープニングのワンカット長回しで黒人が誘拐されるシーンで掴みはオーケー!
うーん、長回しってそれなりの技量が必要となる撮り方だから、それなりのキャリアある監督なんだろーなー、とか思ってたら、
え、こ>>続きを読む
「私は生き残りたいんじゃない、生きたいんだ!」
効率ばかりを優先しコンピュータに管理された現代人への批判を含んだ高水準SFファンタジーラブロマンス(詰め込みスギィ!!)
荒廃した地球で700年間、た>>続きを読む
面白い映画は開始5分で引き込まれると言うが、まさにそれだった。
脚本家志望の大学生が自分の処女作公演の会場で見知らぬ老婆と邂逅するオープニング。
明らかに場に馴染まない老婆の佇まい、ゆっくりと肩を叩く>>続きを読む
カート・ラッセルが好きになる映画その①
(その2は「ゴースト・ハンターズ」、その3は「エスケープフロムLA」)
タランティーノ作品の中で一番キレッキレだと思う。
前半と後半で毛色がガラッと変わるのは>>続きを読む
どこを切り取ってもツッコミの嵐。
「ハッピーバースデー!デビルマン!」の直後のカットで部屋で「ビクッ」となりながら目を覚ます主人公の画はなんとも香ばしい。
そりゃそんな悪夢見たらビクッとなりますわ…
終盤、「ジェイソンの足止めをしよう!」ってことでバーチャルリアリティのクリスタルレイクを出して同時に現れた美女2人がジェイソンを「私たちとハメハメしなーい?」と誘惑した次のカットで寝袋に入れられて木に>>続きを読む
「仕事選べよ大杉漣ん"ん"!」と叫びたくなるような怪演を見せる大杉漣。
ヒッピー族ファッションにロン毛で「ヘア〜ヘア〜マイヘア〜ヘア〜♬」と歌う大杉漣は噴飯もの。
大人版ホーム・アローン。
ラスト、狂人たちが町に放たれた後のほうが気になるわ!!!
原作漫画の設定を良く活かした展開になっているなと感心。
村が襲われてるところでシボさんが村人を見捨てて冷たいように見えるけど、あれは戦闘に向いてない自分に出来ることを優先したのであってシボさんはシボさ>>続きを読む
「映画はテレビじゃねーんだぞ!与えられるばかりじゃなくてちったぁ自分で発見しろ!」とばかりに聞こえてきそうな挑戦的な映画。
エンディングロールになったら気が緩むに決まってるだろ!こんなん分かるか!
女孕ませて子供産ませて子供を売って生計立ててるシーンが衝撃的すぎてそこしか記憶にない。
一番やっちゃ駄目なラストだろうそれは…
「ジュラシックパーク」の教訓である、「人間が命をどうこうできるものではない」「恐竜の圧倒的な力の美しさ」というテーマを感情的な要素でぶち壊しているんじゃないか>>続きを読む
まさかのホモ映画だった。
ラストのビートたけしの、泣いているようにも見える笑顔が含みを持っていて良い。
ワクワクして見に行ったら
イカとハゲのプロレスを見せられて終わった。
そして事前情報無しのまさかの続編ありきの構成だった…
幼少期に不慮の事故でピエロを殺してしまった少年たち…
なるほど、これは青年になってから蘇ったピエロの復讐に立ち向かう、スティーブンキングの「IT」的な出だしかと思いきや…
青年になったらドラッグ乱交>>続きを読む
屋内で話が進んだ前作に対し、屋外での逃亡劇を描いてスケールアップ!銃撃戦も増えて爽快感もアップ!
のはずなんだけど、主人公側の夫婦がパージ参加者に目をつけられる理由がないなど(まあもともとパージが理>>続きを読む
一人称視点の短編映画のオムニバス。
印象に残ったのはウェアラブルカメラを着けたサイクリング者がゾンビ化したため、ゾンビ視点の作品になっている2本目。
ゾンビ視点って初めてだよね?ユニーク!!
恋人から>>続きを読む
平和だった家庭に動物の面を被った殺人集団が襲ってくる映画。
そう、この映画のユニークなところは殺人「集団」なのだ。
超人的な怪物でもないし、異星人でもない、ただの武装した人間。
なので、襲われた>>続きを読む
1年に1日だけ、全ての犯罪が罪に問われない「パージ」の日が制定された近未来のアメリカ。
おかげで失業率・犯罪発生率は1%未満。経済も(防犯設備の売り上げで)うなぎのぼり。
防犯設備のない貧困層は?>>続きを読む