ビョーキノオタクさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ビョーキノオタク

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ゼイラム(1991年製作の映画)

3.0


予算があまり出ないジャンルの映画のせいか、設定を工夫して低予算でも無理のない作りになっている。
が、けして予算がないからつまらないわけでなく、これでもかこれでもかとピンチに陥る話の展開が練られていて
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

「憎しみはキミを幸せにしたか?」
映像全編から漂うピリピリした空気の、差別についての問題提起作。

強盗に来た黒人を、舗道の縁石を咥えさせて首のホネ折って誇らしげな顔をするほど黒人を毛嫌いしていたデレ
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フェーズ7(2008年製作の映画)

3.0

感染した人間が身体的、精神的にどう変わっていくかの過程を丁寧に描くユニークな切り口のゾンビ映画。

映画の2/3は感染した恋人の心の苦痛を描くシーンだけど、ただゾンビがわらわら襲ってくるシーンが連続す
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.0

特攻や死を美徳とする風潮には反吐が出る者の視点です。

劇中の岡田くん演じる零戦パイロット宮部は「自分ひとりの死は戦争には微々たる影響しか与えない。しかし自分が死んだら残された家族に大きな影響が出る」
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カルネ(1994年製作の映画)

2.0

初っ端からリアル馬の屠殺シーンと無修正オマ●ンコからの出産シーンで掴みはOK!
でもこれがまさか「生(性)と死」(=エロスとタナトス)を表しているなんて!!
ってのは深読みしすぎでしょうか。

嫁に逃
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.0

「時をかける少女」や「恋はデジャヴ」などのタイムトラベル物の王道モノでした。

問題はその「主題」をどう見せてくるかだが、タイムトラベル、タイムリープ物というと、比較的狭い時間の中の物語であるのに対し
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.0

「映像が綺麗だけど、それ以外とくに面白くない映画」
これが初見の感想である。

……

ごめんなさい、後にネットで色々調べて超名作と言われている意味が分かりました。


主題をはっきり明言しない。
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.0

シンゴジラ繋がりで興味を持ち鑑賞。

んー、やっぱアクションがほとんど無く会話だけで話が進む映画は、ある程度その方面の知識があると楽しいということを実感。
ポツダム宣言など大まかな歴史は把握しているつ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

旧作ゴジラを知っているからこそビビる中盤の熱線シーン
3.11を体験した我々だからこそ目が離せない「想定外です!」が飛び交う政府内の会議
核を使うことはゴジラは殺せても人間として負けを意味する後半の展
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陽はまた昇る(2002年製作の映画)

4.0

ソニーのベータマックスが先に発売して不利な状況のなか、自社のVHSに夢をかけて挑んだビクターの話。

会社の売り上げが伸びないため部門のリストラという面倒な役割を押し付けられた定年間近の男が、社員全員
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ハードコア(2015年製作の映画)

4.0

話の内容は有って無いようなものだが、全般ウェアラブルカメラを着けて撮影した臨場感のある映像は目新しい。
意欲的な映画だと思う。
サイキックなラスボスは興醒めだったが、ガンアクションは一人称視点で高揚感
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ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

3.0

サバゲーやってると分かるけど、ライフルのフルオート射撃ってあんまり使わないのよね。
敵に自分の位置を知らせてしまうようなものだし、自分の耳も射撃音がうるさくて使えなくなるし。

この映画は実際のシール
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

「俺らが子供の頃に、裏山で死体が見つかったなんて言われたら、絶対見に行ってただろ?スタンドバイミーの凄いところはそこなんだよ」
この映画が好きな友人がむか〜し言っていたこの言葉に何故か深く納得してしま
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人斬り銀次(2003年製作の映画)

4.0

感情が昂ぶると竹内力に変身する夏八木勲という設定だけでもうご飯が進む進む。

殺陣もかなり気合が入っていて、土蜘蛛の放つショットガンを日本刀だけで戦うとかかなりアツイ。

太陽の傷(2006年製作の映画)

3.0

哀川翔が子供をボコボコにするってだけでもうご飯が進む進む。

少年法のせいで法で裁かれないクソガキ相手に哀川翔が個人的に制裁を加えるというある意味スカッと映画。

途中出てくるエンケンは三池監督作品で
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

2.0

タイトルの出かためっちゃかっこいい。
ラストのテクスチャがピカピカ変わる表現はサウスパークでオマージュされてた。
映画自体は哲学的でわけわかんない。

十九歳の地図(1979年製作の映画)

3.0

新聞配達中、犬に吠えられたなど嫌なことがあると地図に印をつけ、あとでイタ電をかける少年。
ラストの「お前の家なんか、爆破してやる、爆破してやるんだからなあ」と電話ボックスで泣き崩れる少年はいろんな意味
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

5.0

「人間はもともと2人がくっついて完璧な人間だった。それは男と女であったり、男と男、女と女であったり」

この、劇中で流れる「愛の起源」はぐにゃぐにゃ変化するアニメと歌詞がとても印象的。

「人は性別で
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リバイアサン(1989年製作の映画)

2.0

「エイリアン」みたいなのを期待して観て肩透かしだった記憶。

ザ・グリード(1998年製作の映画)

2.0

ある時期テレビで毎年のようにやってたよね。

悪役と幸薄そうな男が一緒にバケモノから逃げてるシーンで
「このままじゃ追いつかれちまう!」
『エサで気を引かせよう』
みたいな一言の会話の直後、悪役が銃で
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

4.0

サメだけならいろんな映画で使われているが、この映画は+水没するプラントからの脱出だ!
1+1は2じゃないぞ!200だ!10倍だぞ10倍!
もうこのシチュエーションだけで緊張感が持続する。

時にはサメ
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クロニクル(2012年製作の映画)

2.0

予告編では出てくる下着姿の女が本編には出てこない!マイナス3点。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.0

近代化の波により森を奪われ続けている原住民を救わんとする意識高い系ボランティアサークルが、逆に人食い原住民に襲われるという素晴らしい内容。
「武器では問題は解決できない!」と言っていた意識高い系が最後
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フィースト2/怪物復活(2008年製作の映画)

1.0

地上には怪物がいるので、屋上から隣のビルの屋上に移動するため、デカいゴムヒモを使って仲間を引っ張り、人間パチンコの要領で隣のビルに飛ばす主人公たち。
しかし最後の一人になって、
「待って、俺はどうやっ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

2時間半針のむしろに居るような気持ちが続く映画。でんでんさんのキャラクターが恐ろしく(良い意味で)ストレスが溜まる。

いやー、自分も思う節があるんだけど、経営者ってやっぱり頭のネジが飛んだ人が多いよ
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ランボー(1982年製作の映画)

4.0

原題の「First Blood」が表すとおり、「最初に攻撃してきたのはお前だろ」というテーマを含んだ男の必修科目映画!

ふらりと立ち寄った町で「おまえ浮浪者っぽいしなんか怪しいから」という理由で町の
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.0

セックスで感染る死神。
主役の一人の男の子がヒロインとヤリたくてヤリたくてしかたないのにいまひとつ強引になりきれない、ヒロインも気持ちに気付いてて知らないフリをするのが学生時代に女っ気のなかった生活を
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.0

日本刀が強く描かれている映画は良い映画。
サミュエルジャクソンは年とらねーなあ。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

タイムリープものの映画は数あれど、話が壮大になりすぎず、主人公周辺ですべて完結する上手くまとまった脚本が素晴らしい。
演劇なんかにもできそう。

ジャケットやポスターのキャッチコピーでアクション映画だ
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キャリー(1976年製作の映画)

3.0

ホラーに分類されているがホラーの皮を被った悲哀に満ちた思春期の青春ドラマ。
あと撮影テクニックにビビる。


世間から変わり者扱いされている熱心なキリスト教信者の母と、
母のせいで内向的になり学校でい
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.0

全体的にツッコミ所満載になってしまった大味アクション。
ヒロインと良い感じになったと思ったら30秒後には死ぬ申し訳程度のヒロインとのラブロマンス。

ランボー2を元にコメディ映画にした「ホットショット
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スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町(2014年製作の映画)

3.0

「ボディ・スナッチャー」へのオマージュ?パクリ?
あなたの隣人が知らない間に何者かに変わっていく王道のサスペンスながら、後半はただビックリさせて驚かせるだけの安っぽい展開に!!
後半のカメラワークやカ
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.0

CG技術の高さにビビる。
え、いまCGってここまでできるの?
おっぱいがたぽんたぽん揺れるので高評価です。