hineさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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男ゴコロはマンガ模様(2015年製作の映画)

3.0

スタイリッシュなマンガの表現が良かったのと子供たちが可愛くて、
ゆるゆる観れた。
邦題がなんかちょっとひどいと思う。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.2

すごい映画だった。とにかく被写体の、小川さんの熱量がすごい。ドキュメンタリーとしての距離の取り方や冷静さもすごい。時間が流れているということもすごい。妻も家族もすごい。
統計王子の演説、かっこいいなあ
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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.3

改まると、お母さんを買う(人身売買)とかストリートチルドレンとか盲とか貧困とか、かなりヘビーな内容なのだけど、登場人物の喜怒哀楽の表現が可愛らしくて、重暗くなってない。(ライトにかわいく描くべきモチー>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

3.0

64分版を鑑賞。
表情を凝視するカメラワークがとても良く、見入ってしまった。鑑賞者が、繰り返されるセリフにどんどん多面的な意味を(半ば勝手に)見出してしまう体験が面白かった。
フル版こそ真骨頂とのこと
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彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

3.6

ストリップの踊り子の熱量、オンステージの束の間だけの別の人生と、裏側の悲哀みたいなものはやはりグッとくるものがあった。踊り子さん達綺麗だった。身体パフォーマンス、というとしゃらくさいかもしれないけど、>>続きを読む

無頼(2020年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かったです!
主演のまつさんの演技がはまってて終始ドライな雰囲気(気持ちいい意味)で笑える任侠映画。なかばぶっきらぼうな編集で紡がれるエピソードの蛇足のなさは小気味良く面白く、あっという
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

すごく芳醇な日本映画だった。舘ひろしさんのかっこよさよ、、綾野剛さんは目で語れる素敵な俳優だなと改めて感じた。
壮大な街の俯瞰ショットや水の中の幻想的なカットなど、贅沢な映像が強固な世界観を作っていた
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.0

皮肉の効いた台詞回しやエスカレートする演出にタコ殴りにされて、爽快感さえ感じた。
オチは、なんとも言えない気持ちになったけど、あのラストシーンの画はとても美しかったな。

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

2.7

キャストと音楽がよかった。伊藤沙利さんのパンチ効いた演技はきまってたし、恒松祐里さんがすごかった。美しかった。
なぜかあまり刺さらなかったのは、一つ一つのエピソードの掘り下げが弱めというか雑だったから
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.0

ジョン・ブライオンのかわいい音楽、イカれてて不器用でチャーミングなキャラクター、ぜんぶ最高。

HE NEEDS ME 〜♪ が頭から離れなくて良い気持ち。

潔く柔く(2013年製作の映画)

2.8

原作に思い入れがあるせいか、映画はあまり受け入れられず。。二時間にまとめるためにやむなしだとは思うけど、光を引き立てるには光にフォーカスするのではなくて、陰影をコントロールしなくちゃなような、気がした>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

俳優陣が素晴らしすぎた、、
ドキュメンタリーを思わせるラフなカットの連なりが、心地よさと没入感を生んでいて、すごくすごく見入ってしまった。
泣けた。観てよかった。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.0

良い映画すぎたー
音楽とビジュアルイメージが大好きだったし、エルファニングがどうしようもなく最高、
脇の下を撫でたり足で鼻先に触れる交感も、すごくかわいらしかった。
ほかも、全部いろいろよかった。(雑
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望み(2020年製作の映画)

3.0

つらくてつらくて観るのがしんどかったけど、いろんなこと考えさせられたので観てよかった。
石田ゆり子さんの演技はすごくリアリティがあった。

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.2

表紙のデザインのポップなイメージとは違い、心の奥がなんとなく気まずくてぎゅっとする映画だった。
過度な(?)断捨離を否定も肯定もしている物語の態度が興味深く、最後の決断も、どちらともとれるかんじがよく
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

この映画観て、松岡茉優さんのファンになった。演技力が凄すぎる!

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

俳優陣と物語の間合いが素晴らしかった。ほどよい脱力感と洒脱さで、「殺し屋」という漫画的な設定も淡々とした日常生活の延長として簡単に没入できた。
俳優陣は全員好きになってしまったくらい魅力的だった。
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

救いがなくて悲しかった。
父と先生がほんとに気持ち悪くて悲しかった。
モトローラさんの話し方がすごく好きだった。
観賞後深く落ち込みそうになりつつ、しかしもう少女ではないわたしは明日も図太く生きるのだ
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.8

とってもチャーミングなドキュメンタリー映画。
JRの他者との距離感(参加型のアートを作る、アーティストの処世術としての。いい意味。)がうまいなーと思った。芸術家はある意味とても傲慢な側面を持っていて、
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

感動して笑ったし泣いたーなんか超泣けたー。
新劇場版から入って、アニメ見直して、後追いで旧劇場版をみたくちです。
人工的でクリーンで他者に傷つけられることのない架空の世界=「エヴァ含めアニメーション作
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愛の新世界(1994年製作の映画)

3.7

若き大人計画の面々を観られるのも面白く、何より山崎ハコさんの歌う「今夜は踊ろう」が最高にグッとくる大好きな映画。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

良い映画だった。現実はそんなもんじゃない、かもしれないけど、こういうことがあってもいいじゃない、あると思えた方がいいじゃない、と映画ならではの救いの話。ラッキーボーイの話。
久しぶりの映画館の大画面だ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

私にとっては、ホラーよりぜんぜんこわい恋愛映画だった。
先に原作小説を読んでいて(読後数日落ち込むくらい苦手な話だった、、)心して映画も観たけどやっぱりこわかった。けど、映像化されていると、文章じゃな
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どついたるねん(1989年製作の映画)

3.3

浪花のロッキー(最高のあだ名)の暴れん坊っぷりがとてもたのしい、あつい映画!
阪本監督大好きなので観て納得、テンポや描いてることが、初作品からブレてないのだと感じてうれしかった。

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.2

最後の、カウントアップのシーンは圧倒的だった!カメラマンすごいなー。
ただ、前半からずっとだけど、自殺防止フェスや街頭の音、ニュースの声、デモ隊、311、自衛隊派遣など、たくさん盛り込まれたトピックが
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.4

見ていて清々しいほどパワフルで激情的な菅田将暉さんはもちろん最高なんだけど、プロテスト受ける時のヤンイクチュンさんの挙動に痺れたー!彼の所作がいちいちグッときて、この人監督としてもすごいのに、役者とし>>続きを読む

ランナウェイズ(2010年製作の映画)

3.7

ヤジを飛ばされたときの練習がめっちゃ良かった、事実かわかんないけど、客に投げられた空き缶をギターのネックで打ち返す!
冗長な部分もあったけど、フィメールバンドやってる身としてはさいこう。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

oasisの楽曲がめちゃくちゃ効いてて、スケボーで、画面のアスペクト比が変わるあの瞬間にぶわああーって心が爆発するかんじがした。映画館で観てよかった。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.7

彩りや光と影の構図など、ぜんぶのカットが美しくて、自然なのに隙がなくてすごい才能だと思った。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

怖かったー!!
音がめちゃくちゃ効果的で、トラウマ。チャーリーは特殊メイクかと思ったくらい不気味な表情。
こわい演出がすごい、こわい。

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.2

90年代のレコード店という最高のシチュエーション。
最後のライブシーンがとってもいい!