このレビューはネタバレを含みます
母の愛の深さ、熱さにかなり泣けたのだけど、最後の煙のシーンで何だか大きな違和感が浮かび、鑑賞者によっては映画を冒頭から考え直してしまうような、ある意味トリッキーな映画かもしれない。ともあれ、様々な伏線>>続きを読む
風来坊のような男女の束の間の出来事。男女は、きっとずっと分かり合えないまま一緒にいるのだなあと。逃げ道のない旧遊郭の土地の造りや、赤線の街並みなど、風俗史としても興味深かった。
韓国でのキリスト教の捉え方がポイントになっているので、文化的歴史的な知識があるともっと興味深く観られると思う(自身は後から調べた)
女子高生時代はみんな可愛く、大人になってからはそれぞれ魅力的だった。懐かしのカルチャーが散りばめられていて、楽しく観れた。
映画の中で生きてきたハリー・ディーン・スタントンがハリー・ディーン・スタントンを全うしていてとても味深く気持ちのいい作品。
ソンガンホがいい男。愛とは。
あと、これを、極上の恋愛映画と言ってた人がいて、とても素敵だと思った。
思い出して鑑賞し直して、
こんなにチャーミングな映画だったとは、、!と驚いた。
真夏の太陽の下で遊び続ける子供たち。
爽快な映画。
娘がナブコフのロリータを評論するシーンがとても印象的。
邦題が微妙かなと。
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エンディングのオザケンの曲の、「オザワクン、インタビューでは、なにも本当のこと言ってないじゃない」に、いろいろ集約されているのではないかと思った。
映画でしか描けない映画的なごくごくささやかな日常生活の映画というかんじがしてとても良かった。クラブのシーンとカラオケのシーンがグッときた。
ラブレターの代筆という往年の可愛らしい主軸と、ジェンダーや出自など現代的な問題を含みながらもめちゃくちゃ爽やかな青春映画。
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恐ろしくて目を背けたくなるシーンが多々あったが、演技が演技にしか見えず、キャラクターの描き方が曖昧に思えた。(それが一番すべきではないことなのに)設定の激しさに甘えているように感じた。
空想と現実の切り替わりの美しさと、残酷さに胸が締め付けられる。全部のシーンが大好きな映画。
事実が、想像できる範囲を遙かに超えているとき、映画(フィクション)を通してようやく少しは理解/想像できるような感情があるんだなと思った。
タフな出来事の連続でずっしりくるけどまた観たい。トムクルーズの恋愛(?)レクチャーが圧巻!
世間ズレした女優というキャラクターのめちゃくちゃな元気さ、コケティッシュを通り過ぎたユーモアにぐっときた。津川雅彦演じる男の台詞もしびれた。
各奏者がインタビューに答えて自分の楽器を様々なものに喩えるところがチャーミング。