いくさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ギブリーズ episode2(2002年製作の映画)

3.5

コミカルな描写のカレー勝負のあとになぜかエレクトロなダンスシーンあって笑った。
初恋の作品も瑞々しくて良かったです。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

気を持たせてしまってストーカー化されるなど、善意が悪い結果をもたらすことも現実には少なからずあって、
助けるべきではなかったかもと思ってしまったハルが最後に「やっぱり助けて良かったのよ」と言えるラスト
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純愛不倫(2020年製作の映画)

3.7

ステイシーマーティン目当てで見ましたが前評判ほど悪くない映画だと思いました。
邦題が微妙なのかな

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.2

冬が明けるとまず来年の冬の食糧のじゃがいもを植えるや、去年の米を食べながら今年の米を育てるなど、永続性を前提としているあたりに生きることへの誠実さを感じました。

同じところを回っているようで視点を変
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

穏やかに風景や生活を眺める感じ、フランス映画的で大好きです。
個人的にはジャムを作りながら「バーカ」と呟くシーンとちょこちょこ入る猫のカットが好きでした。
エンドロールのflower flowerも最
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

全然よく分からないのに、イデオロギーとして確立されていて良い意味で気持ち悪かった。
レアセドゥや、『サイテーな世界〜』の女の子が出ていて個人的にテンション上がりました。
最後やるのかやらないのかハラハ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

ドルマムゥへの勝ち方結構好きです。
ただ全編通して、カエシリウスが弱く見えましたね。

本の注意書きの伏線回収よかったです。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

極限状態の精神が死体の物理的作用(腐敗ガスや水の貯蔵)を神格化する話かと思いきや、めちゃめちゃ喋るし熊も追い払うので笑っちゃいました。
オナラジェットの開始に続き、火を起こしたり銃器にしたり活用方法豊
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

3.4

セイウチファイトおもしろすぎる
四肢なしでももう人間に戻れないのかな

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.2

死後は時間も空間も超越できるのに、彷徨い想い馳せるだけなのが切なかった

後半は全くセリフがないにもかかわらずしっかりオバケに感情移入してしまいますね。。
成仏は救われたのか諦めたのか

あと旦那さん
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.7

思ったより躍動感のあるアニメーションでびっくりした。
翁なりの価値観である愛がかぐや姫には負担になっていて辛かった。

嗜好が都の煌びやかな生活と真逆であることを示したい意だと思うが、あまりにも虫と戯
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

3.9

エロディ・ナヴァール目当て半分で観ましたが、終始穏やかで大きなことも起こらず、フランス映画って感じでかなり好みでした。
歩んできた人生が全く違ってもお互いを尊重できる友達は良いですね。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

the house that jack builtの"ハウス"がまさか最終的には人で作られるとは、、
オチも壮大すぎてびっくりです。

エアコン消したか気になって戻るような流れで、何度も殺人現場の血の
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メトロポリス(1927年製作の映画)

4.4

無声映画であることを活かし、終始音楽が流れており、場面ごとの緊張感や雰囲気のコントロールに感心しました。

古い作品にも関わらず、ロボットの美しさは現代に劣らず、女優の演技は圧巻でした。

頭脳と手足
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マンダレイ(2005年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドッグヴィルの続きの設定ですが、ニコールキッドマンじゃなかったですね。。

ストーリーはラースらしいどんでん返しでもはや様式美ですね。
皮肉が効いていて個人的にかなり好きな作品でした。

ママの庭の木
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.6

里伽子の魅力はあまり分かりませんでしたが、青春は感じました。
若手による挑戦的ジブリ作品らしいですね。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.7

夢の世界が素敵でした。
単純に良い飛行機を作りたい理想と、兵器利用される葛藤はそこまで顕著に語られなかった印象でしたが、「機関銃を積まなければ飛べる軽さなのに」といった発言が胸に残りました。

風は吹
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ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界(2012年製作の映画)

3.6

A24もエルファニングも好きなので見ましたが、話がしんどいですね、、

仲が良かった時の少女2人の間の空気感やエルファニングの厭世的な雰囲気は好きでした。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

超能力対決になっても銃が最強なんですね笑
キューブリック作品とはかなりテイストは変わっていましたが、ホテルからは執拗にシンメトリーの構図になっていてリスペクトを感じました。
双子も久しぶりに見れて良か
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.1

時代設定がいいですね。
青春感じる「エスケープ」言いたくなります。

異世界チックなジブリ作品も好きですが、コクリコ坂かなり好きな作品になりました。

個人的には、広い部室が欲しくないか訊かれた哲学部
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.6

前日にコヴェナントを見たので順番は前後してしまいましたが、デヴィッドや船など全てが繋がりかなり楽しめました。

他の作品に比べると主人公のキャラが弱めに感じました。
開腹手術の後すぐ動き回るのはすごい
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

セックス中に死ぬのはパニック映画の様式美みたいなとこありますね。

最後ウォルターとデイヴィッド入れ替わってるだろうと思ったけど、あまりに続くのでそうじゃないのかなと思ったら、やっぱり入れ替わってまし
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.9

もっと分かりやすい映画かと思っていましたが、意味深なシーン等いろいろあって、やっぱり大人になって見るジブリはいいですね。

ハウルの姿、髪色、髪型、表情がコロコロ変わるのどれも魅力的でした

音楽が圧
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最も黒い絵が写すものは後悔や罪悪感であり、プラセボで死に至るとすれば面白いですが、先祖の罪までいくと可哀想ですね。。もはや原罪では
なぜナナセが知っていたのか露伴が巻き込まれたのかを担う部分ではありま
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

3時間を感じさせないテンポと面白さ
知性とは振りかざすものではなく人を助けるものですね。

ロボのシーンきつかったですが、終始明るく楽しかったです。

アールイズウェル〜

(2023年製作の映画)

3.7

しっかりウェスアンダーソンだった
俯瞰の構図に上向いて喋るの面白すぎる

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

序盤は岸井ゆきの可愛いな〜って感じだったのに、しんどすぎる、、
人の優しさを搾取する人っていますね

あと私も中原くん(愛がなんだ)嫌いです

怒り(2016年製作の映画)

3.8

全員演技えぐくて最後まで魅せられた
当たり前だがモンタージュが3人とも微妙に似ていて最後まで分からなかった
他人を信じるって難しいですよね

ハッテン場ってあんな感じなのかな

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

ホリーが思ったより奔放な性格でしたが、
対照的にムーンリバーを弾き語る一面が映えますね。
2人で悪いことをするのはちょっとわくわくします。

名無しの猫かわいいです。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.7

邦題は手紙の「君のエリ」の裏返しでしょうか。
美しさや儚さは感じるもののストーリーは想像通りかなと思っていたらプールのシーン食らいました。

オスカーの顔が綺麗すぎる

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.7

殺し合ったあと愛し合ったり、
追手に殺されかけてるのに夫婦喧嘩してたり、日常のスケール最高ですね。

背中合わせではなく抱き合うように向かい合わせで銃を撃つシーン好きでした。

ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

死があるからこそ生を尊く思える、というのはジブリらしいテーマですね。

剣の魔法は何だったのか、なぜ父親を殺したのか、竜は何を意味するのかあたりは原作を読めば分かるのかな

無粋ながらテルーが竜ならも
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.7

ついに集結って感じが分かりやすくていい。
ハルク強すぎますね。

それぞれの得意分野がある、という感じでもなく意外とヒーロー内のパワーバランスは悪いように感じました。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まさか最後まで仲直りせず、理由も明かされないなんて、、
対岸での戦争のメタファーなのかな

指投げつけるシーンこわすぎ

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

マーニー可愛い
最後の説明でなるほどな〜と合点がいきました。
単純ですが、ひさこさんに「母です」と紹介するシーンはうるっときますね。

聞いた話で現場を追体験出来るのは絵が上手いことと相関ありそうだと
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愛してる、愛してない...(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前情報なしに見たので後半パートはかなり面食らいました。
オドレイトトゥがキュートなだけにスクーター事故等のギャップがすごいですね。

最後の薬を一つも服用しておらず壁に絵を作っていたシーンは笑いました
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