いくさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.9

釘の階段や切手の絵画など小さい物の世界は考えるの楽しかったでしょうね。
お茶の表面張力なんていつ思い付くんだろう。

人に知られず、借り暮らしを行うことこそが小人たちのアイデンティティであり、認知され
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.7

夜中に交互にベッドとソファからお互いを見ているシーンにすべてが詰まっている気がしました。

どっちもツンデレでメンヘラでモラハラなBLは見てて辛かったですが、
ここまで他人を求めたり求められたりするの
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おじいさんにあまり狂気は感じませんでしたが、オチのギャップのためのミスリード狙いでしょうか。

追い詰められたわけではなく、ベルで呼ばれたと思ったなら、主観では悪くない最期かなと思いました。

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

誠実さが不器用で見てて辛いですね
ただ、手がハサミだと八つ当たりの被害が大きすぎる、、

白黒のエドの世界とカラフルな街並みの対比が良いです。
最後の雪のラストも好みでした。

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.8

終始ドライだったのに失敗作達を焼くときは感情的になっていたシーンや、子と触れ合うシーンなどリプリーの心理描写が良いですね。

最後はいつも通りの宇宙排出かと思いきや、吸い出しでびっくりしました。

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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.5

リプリーの睡眠移動は成功したことあるんでしょうか。。
前作のラスト全帳消しのスタートで笑いました。

母体となった生物に準じた姿のエイリアンはいろんな可能性を感じますね。

エイリアン2(1986年製作の映画)

3.8

五十何年経ってるはずなのに最終的には1同様、移動探知機と火炎放射器で戦うんですね。
最後の宇宙射出も前作踏襲でしょうか。

エレベーター上がってくる女王かわいいです。

エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

エイリアンのデザインが良い。

単純な対エイリアンの話だけでなく、人間の浅ましい部分や政治的な話が絡んでいて、エイリアンを何かの比喩だとも考えられそうな作品だと思いました。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ビルのように、人を愛し人に愛され満ち足りている、と死を受け入れられるような最期に向かって生きていきたいですね。

コーヒーショップの青年が戻ってきたのは、案内のお礼に対するビルのお願いかジョーの想いで
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.3

最後以外はアニメの総集編ですが、アニメを見てから時間が経っていたので懐かしくて楽しめました。
知っていても小戸川の視点が切り替わる時はハッとしますね。

白川さん素敵です。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

随所にメタファーや意図がありそうでしたが一回では理解しきれませんでした。

特異な状況や世界から現実を選び生きていく、という展開はジブリに多い気がします。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

開始早々の俳句やカタコトの日本語など、浮遊感のある日本文化が終始良い味出してました。
多数決とる民主主義の犬可愛いです。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

キャストが豪華すぎる
三姉妹かわいい

色味や世界観のポップさはいつも通り可愛いし、入れ子になっている設定も面白かった。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

最初のペットの描写など、こういう意味かなと考えていても、見進めるごとにまた違う側面が出てきますね。

多様な生物に付いている様々な効果音が好みでした。

バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

クリスティーナアギレラの声はんぱないですね。。
後半のテスの歌にも痺れました。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーエンドじゃない方が救われることもあるよなぁと思いました。
地道に作ることでしか進まない、はたぶん全ビジネスマンに刺さりますね。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

plus ultraの使いどころ痺れた。
その後のデクの連打のとこはちょっとシュールだったけど笑

鳥が本音を表しちゃう個性、あまりにも平和で良い

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分の体が自分のものであるという認識のための行為なのかなと見ていましたが、
最後まで見ると、自分を不自由にする異物を排出するメタファーだったのかなと思いました。

場違いながら、土を食べてるシーンの構
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

子供たちがイキイキとするのを促しつつ、デューイも励まされ成長していくのが良かったですね
「映画はもう終わる〜」と歌うエンドロールも最高です

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはディストピアに感じました。
作り物の幸福でも幸せか、というよくあるテーマですが、現実では子供を失った人など個々のケースを考えると難しいですね、、

フローレンス・ビューはミッドサマーといいよ
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

好奇心が勝って解毒剤しばらく打てない博士、研究者って感じでよかった

あの場面で猫騙し火消しと「ハルク...スマッシュ」はちょっとシュールで笑っちゃいました

フォーカス(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

分かりやすい構成で良かった。

最後の救急病院もハリボテというオチ(劇中の倉庫でも銀行に見せられるという会話の伏線回収)かと思ったが、お金は持っていかれてるし違いますね。

マーゴットロビー可愛かった

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7

古傷自慢で仲良くなるの男の子って感じでよかった

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

展開知ってる人間強すぎる、と思ったらそういうオチのためか。
話を聞いただけなのに躊躇いもなく人を刺して蹴り飛ばしたり運転手殺したり笑っちゃいました。

最後の心理的葛藤はもっとフォーカスしても良い気が
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ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ノーモザイクでのセルフ堕胎やばかった。
あとまさかの3+5の再来。

民主主義の話や人間の本質、プロライフ/プロチョイスなどのテーマを、ニンフォマニアックな人間が読書おじさんと対等に議論出来てるのがシ
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

床に白線を引いただけのセットで映画を作るの凄すぎますね。。

最初の街に馴染むシーンはかなり微笑ましかったのに、グレースの優しさや立場につけ込むシーンはかなり不快でしたが、
だんだんと行きすぎた善良さ
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奇跡の海(1996年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

耳元のいびきでニコニコしてるの可愛かった。

意味がないとしてもそれしか出来ることがなく縋ってしまう気持ちは、信仰の本質かもしれない。

結果ヤンは良くなったしベスは満足してるだろうな、最後の鐘の伏線
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.6

アニメも同様だが、ご都合主義が過ぎるところあるなあと思っていたのに、最後のシーンを見た瞬間これで良いんだと満足しました。

キャラ配置やストーリーなどちょっと化物語っぽさを感じる

ヨーロッパ(1991年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

モノクロとカラーの切り替え理由がいまいち掴めなかったがストーリーも映像もかなり良かった。

父親がバスタブで横たえるシーンと娘が鉄道模型に横たわるシーンの対比が印象的だった。

起爆、爆発阻止、爆破と
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ボス・オブ・イット・オール(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

イエスマンのくだりなど、思ったよりしっかりコメディだった。

オートマビジョンは面白い仕掛けになりそうだと思っていたが、そこまでのエッセンスには感じなかった。

ちょこちょこメタ視点が入るが、最後に「
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エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画を作る過程ごと映画になっており、終始画面の左上にエピデミックと表示されていた。

神に感謝する宗教的ラストから、現実(あるいは虚構)に波及するラストまで面白かったが、2人で談笑しながら構成を作ると
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

ブレイクスルーのメタファーだと思うが、ホラー映画だと思っていたので、毒親やいじめっ子の要素が強くびっくりした。

最後の特典で、ペニーワイズの反り目を俳優さんが自力で演技していたという話に単純に感心し
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ニンフォマニアック Vol.1 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

3.8

回想ベースの構成なのとあまりにもしっかり性行為が映されていてびっくりした。

不倫のシーンなど全編通して共感は出来ないと思っていたのに、父親の尊厳が失われるシーンは思わず感情移入してしまいました。
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