いくさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.6

宮崎あおいの声が良すぎる。

狼として生きるか人として生きるか、は
人がそれぞれ持つ多面性の中で
何をペルソナとするか、
またどんな自分を自分と認識するかという問題であると思った。
二極ではないからこ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

リリイシュシュのすべて
ってタイトルが秀逸だし、それが全てだと思う。
回復する傷が好き。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.4

ドラマも見ていたのでより楽しめた。
長澤まさみのキャラが良い。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人は本質的には変われないよなあと思う。

絶えず退廃的な雰囲気で、
村上龍の限りなく透明なブルーを思い出した。

最後の、寿命を勘定して
ってセリフが刹那的で好き。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

知ってるポケモンが出てくるだけで面白かった(バリヤード可愛い)

ポケモンの実写と聞いて浮かぶイメージとは良い意味で全然異なるものだった。

喋れる理由など、思ったよりストーリがしっかりしていたし
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

物語の軸においては、終始トントン拍子に好転的に物事が進んでいくので観ていて気分がいいです。

いじめっ子や校長が、主人公にとっての世界の不条理のメタファーだったと思うが、
「僕の世界の中ではお前なんか
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

毎日同じような日が続くのを七日間切り取ったような映画です。
大きな出来事は起こりませんが、同じ日は1日としてなく、
夢見がちな奥さんと、凡で優しい旦那さんの愛し合っている空気感が終始平和でした。

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空気人形(2009年製作の映画)

3.9

ペドゥナが素敵。
人の形をしているだけで、
周りの人間が空気人形な可能性は
否定できないよなあと思う。
自分も。