zawaさんの映画レビュー・感想・評価

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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

2.9

年齢ではなくて、出会い方や展開が、流石にそれは無いだろうという納得感の無さから、引き気味で観た。
ラブソングを歌うシーンが度々あるけど、その違和感のせいで寒気がした。
アンハサウェイはよくキャリアに合
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.7

大事なことが何なのか考えさせられる。
全て愛国心から来る行動。とてもアメリカ的。
最後の呆気なさ。でもこれが実際に起きたことだからやるせない気持ちになる。

24.04.29 Netflix

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

間違いなく映画館で観るべき映画。IMAXで観れば良かったと大後悔。次作は絶対そうする。音響効果と視覚効果によって作られた突き抜けた没入空間。1作目でもそうだったけどエンドロールのVFXの長さに驚かされ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.0

マーゴットロビーは可愛い。
英字幕で観たからか、フェミニズムがゴリ押しすぎて疲れた。ピンクの世界観も疲れる。

24.04.23 AirFrance

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

とても長いし、難解な作品ではあるが、日本人として、ノーランのファンとして、観ることができて良かった。

映像と音の使い方が印象的。特に原爆投下後に人々から称賛されるシーンでのオッペンハイマーの視界の描
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.1

鑑賞後、何日間もじっとりと重いものが心の中にあって、簡単には消化できなかった。力強い作品。

キャストは全員日本人で、日本が舞台、勿論言語や視点も日本なのに、イーストウッドが監督したことがすごい。恐ら
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.1

日本人の誰もが習う歴史的な公害、水俣病。
その概要は知っていても、撲滅のために闘った人達が居ることを知らなかった。そしてその功労者に、アメリカ人の写真家が居ることも知らなかった。
この映画を通じて知る
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.2

伏線回収がこんなに見事な作品は久々。

全ての言葉に意味がある。全ての行動が最後に繋がる。

終わり方も爽快。

24.03.03 Netflix

スマイル(2022年製作の映画)

3.1

主人公が精神科医という設定がすごく良いのに、ほぼ活かすことなく、結局ラストもありきたり。

この映画を観て自分が何故ホラー映画が好きじゃないか理解できた。
ただ怖がらせたり、グロテスクなものを見せたい
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.6

途中までめちゃくちゃ面白かったのにな。最後まで見てがっかりしたパターン。
展開が読めなくて二転三転したのは楽しめた。

24.02. 25 Netflix

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.7

精神疾患系かーと思って観ていたけど、意外と予想していなかった展開で面白かった。

24.02.24 Netflix

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.7

違う立場の3人がそれぞれ、くっついたり離れたりして、誰が敵か味方か、騙されてるのかどうなのか、ずっとわからないので楽しめる。
最後の終わり方も綺麗。

気になったのは、これでもかと言う程のご都合展開。
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.3

ディザスター系。
最後まで、正体不明だったのが消化不良。

24.02.03 Netflix

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

そう来るか、という展開。
 
黒人を差別する対象として見ているのに、身体能力は羨んでいるというのがなるほどなと思った。

催眠術が効きすぎて、これがないと話が成り立たなくなるのに、どうやって機能してい
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.5

観ていてずっと苦しかった。
世界的に超一流の金融機関で働く特殊な環境だから、誰にでも共通することとは思わないけど、相手への思いやりとか感謝が欠如していたら、コミュニケーションは破綻するよなと、考えさせ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

すごい映画。
コンセプトがまずとんでもなくて、一歩間違えたらB級映画だけど、構成と役者の演技の素晴らしさで、見事な作品へと完成させている。

何よりもエマストーンがすごい。かなり難しい役どころ。性描写
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

ウォンカを先に観て、関連性は低いというのは知っていたけど、やはり別ものの印象。
子ども向けの様でいて、なかなかブラックジョーク強め。

2000年代の作品だけど、映像技術はすごい。ほぼフルでCGだろう
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

チョコレートもミュージカル映画も好きじゃないし、ティモシーも最近はあまり好きじゃなかったけど、この映画は良かった。何故かやたらと今の自分に響いた。
カラフルでハッピーでクリエイティブな世界観が想像を超
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

静かに淡々と、ほぼ主人公の独白で展開していく。
決して取り乱さない様に、綿密に計画して、感情を殺して、行動に移す。
笑わないファスベンダーはクールだし、映像が絶妙にオシャレだけど、それ以外の感想が特に
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.4

今まで観た映画の中で1番長いかもと思ったけど、前作のアイリッシュマンも同レベルに長かった。
ただ体感はそこまで長くはなかった。最後どちらに転ぶのか見届けたいと思えたから。

石油の利権を先住民族から奪
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

本当にwomenがtalkするだけのワンシチュエーションなのだけど、それぞれの役者の巧みな演技に感情を揺さぶられっぱなしで、飽きることはなかった。104分とコンパクトなのも良い。

実話ベースと知って
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

少ない登場人物、ほぼワンシチュエーションで進んでいく。このシンプルな構成にして、飽きさせずに視聴者を没入させるのは、役者陣の巧みな演技力と、小さな謎の数々を少しずつ説明していく脚本の塩梅の上手さによる>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

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この作品でヘレナボナムカーターを知ったから、未だに彼女を見るとベラトリックスレストレンジを思い出す。

ながら観なので点数なし。

23.04.14

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

トレンド全ぶっ込み映画。アジア系、移民、LGBTQ、マルチバース。マルチバースの構想自体はMCUより以前に考えていたとのことだけど。

花粉症の薬が効き過ぎて久しぶりに映画館でかなり寝てしまったのでし
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

ハリウッドに対して、映画製作に関して、歴史を追いつつ、栄枯盛衰の普遍さを描いている映画だった。
ただし、ワンスアポンアタイムインハリウッドとコンセプトが似てる上に演者まで丸被りさせたのは良くなかったん
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.7

問題作。すごすぎて、少しも共感はできないのだけど、最後は涙が止まらなくなった。

この監督は何故こんなにもアウトサイダーを描くのが上手いのだろうか。苦悩や葛藤がありありと伝わってくる。
孤独が嫌で、他
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

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当時ロバパティがイケメン枠なの結構謎だと思ってたけど、今見るとまあそんな悪くはない。

ながら観なので点数無し。

23.02.22

ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

3.3

好きな俳優2人なのに、何だか空気感が肌に合わず気持ち悪さがずっと続いた。

AIと人間の恋愛をテーマにした作品はありふれていて、意外性とか独自性が無いと、観客を唸らせるのは難しいよなあ。

あとはレア
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.1

観て良かった。

まだ記憶に新しいMe Too運動の立役者であるニューヨークタイムズ記者の奮闘の話。様々な壁を乗り越えて立ち向かっていく姿勢から目が離せない。

当時、被害女性達が次々と名乗りを挙げる
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

設定だけ面白いB級かなと思ったが、意外と最後まで読めない展開で、考えされられる部分もあった。
とにかく主人公がすごい。
結局謎は謎のままだけど、一般的に当然そうだろうと思われていることを覆すためにトラ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.4

このシリーズは従来シリーズのあらゆる設定を前提として理解し、数多くの登場人物を把握する必要があり全体として非常に難解なのだけど、今作は特に各々のシーンに説明が少なく、映像を見て感じ取れと言った投げやり>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.5

既視感あり過ぎる設定。セルフオマージュかと思うほど、インセプションのテイストが強い。世界観も、背景設定も、水に埋もれた都市の描写も。

SFの要素は設定だけで、あとは単調なミステリー。主人公に共感でき
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

サクサク展開。中盤の、実は過去にこういうことがあって...という展開が面白い。

トリック自体は呆れるほどシンプルだけど、その構成が新鮮で、見ていて痛快と思わせるのはライアンジョンソンの腕の見せ所。
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.1

輪廻転生しながら、同じことを繰り返しながら、誰かのために生きる道を探していく。
スピリチュアル的なテーマも含んでいるけど、本当に生まれ変わりがあるなら、こんな風に同じ人と何度も関わっているのかもしれな
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.2

前作に引き続き女性の権利・活躍にスポットライトが当たっているので、これはこのシリーズの一環としたテーマとして考えて間違いなさそう。
相変わらず強き母のヘレナボナムカーターがめちゃくちゃに良い。

謎解
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